【山手線E235系0番台乗車記】2018年大晦日~2019年元日の首都圏JR終夜運転に乗る②

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2018年12月乗車記。12月31日(月、大晦日)の終夜運転になる前に、山手線の新型E235系に初めて乗車する事にした。個人的には良い印象を持たなかったが、その理由は?

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【乗車記/静岡→新宿へ京王の高速バスで送り込み】2018年大晦日~2019年元日の首都圏JR終夜運転に乗る①

【乗車日】2018年12月31日(月、大晦日)

【列車番号】2129G(山手線外回り、環状運転)

【時刻】新宿22:12(JY17)→東京(JY01)22:42

【車両】E235系0番台(016編成、11号車のクハE235-16)

★毎日乗っていたら視力が低下する?「不自然な乗り心地」の山手線新型E235系0番台に乗車

終夜運転の開始は1月1日の午前0時以降。それまでは通常の土日祝日ダイヤとして運行するため、決して特別な事ではない。今回のポイントは、終夜運転開始までどこで時間を潰すか?であった。

東京都内に来たのでとりあえずは山手線(JY)に乗る事にした。山手線ではE231系500番台が2018年末の段階で半数近くが撤退し、新型のE235系0番台が入っている。E235系0番台には乗った事がなかったので、これに試乗してみることにした。

↑今の所はE235系0番台とE231系500番台(写真)が来る割合は半分程度で、後者は今の所それなりに乗る事は出来る。しかし、2020年の東京五輪までには後者は山手線から撤退予定なので、今年(2019年)の後半になれば前者の方が一大勢力になる事は確実な情勢。後者は山手線撤退後は中央・総武各駅停車等に移籍している。

↑側面はステンレスの”無骨さ”が目立つ。この部分には宣伝が挿入できるようにあえてそうしているだけで、E231系500番台のように横長にラインカラーを描く必要はない。ラインカラーはドア部分だけで、そもそも側面はホームドアで隠れるので、横長にラインカラーを描いても意味がないためだ。

山手線は2~3駅でお客が入れ替わる。私のように10分以上どころか30分も乗るお客は少数派だろうか?

山手線ではホームドアを整備中で、数年ぶりに乗ったがかなり増えた。E235系0番台側のドアが閉まると続いてホームドアも閉まる。その後に発車するので、JR東日本にしては発車までに多少時間がかかる。本来ならばホームドアが閉まった時点で車掌が電鈴(車内合図ブザー)で運転士に発車を指示するのであるが、JR東日本の電車は「ドアが全て閉まったら点灯するランプが点く=発車可能とみなす」ので、ドアが閉まったらすぐに動くのはこのためだ。

床はなぜか滑りやすい。この日は雨や雪は降っていない。元々そういう材質か?JR西日本とは大違いで、あくまでもJR東日本の車両は「デザイン重視」。足元に注意を促す「黄色い警告」が一切見当たらない。ある意味では時代錯誤か?

床の色はグレーで、座席やつり革は山手線のラインカラーに合わせているが、全体的には暗めな内装。それを補うために明るすぎるLED照明なので、結果として内装の暗さを打ち消す。

E235系0番台の持ち味は、車内広告をペーパーレスにした事。荷棚の上にもLCD画面を各ドア間3枚設置し、横長の宣伝を展開。3枚バラバラの宣伝を展開するのではなくて、3枚使って1つの宣伝を結果として大きな画面に表示している。車内照明の明るさもあってか、その画面を見ているだけで目がチカチカする。少なくても目には良くないと思う。こんなの毎日見ていたら、山手線に乗るだけで視力が低下するのではないか?

やはり池袋から先はお客が減る。この点は予想通りであったが、池袋~田端は山手線の中で最もお客が少ない区間である。E231・E233系と比べてみたが、大きな違いがよくわからない。基本的にはこれらと同じで、多少発展させたのがE235系?

10号車はE231系4600番台(正確にはE233系と同一スペック)から転用した中間車も。一応はE235系0番台用に改造したとの事だが、改造前との大きな違いがよくわからない。車体はE235系0番台に合わせたように作り変えた?(技術的に出来ない事もなかろうが)ようにも見えるが、少なくても車内は他の車両と変わりない。

連結部分には優先座席があるが、ここだけはピンク色の照明と壁で強調している。車イスやベビーカー利用を想定しているため、座席自体がない。肝心の座席の座り心地はE233系と同じレベルであるが、これと比べると多少悪い。これよりも多少固めで座面と床までの高さが高いように感じる。

ところで、JR東日本は2018年末~2019年始にかけて、深夜に自動運転の実証実験を行っている。将来的には運転士も車掌も乗せない完全自動運転を山手線で実施したい方針。国鉄時代に採用した社員が今後5年で全員退職する見込みで、同社の社員数の比率からすると実に25%も占める。一方で国鉄末期~JR初期にかけて採用人数を減らしたため、特に40代の社員が極端に少ない。主力は20~30代の若手社員であるがそれだけでは人手が足りない。本数削減するほど山手線の需要がないと言う事でもない。

私が思うには、「新たに不足する人数を雇えば良い」。”なり手”は居る職業で、JR東日本の社会人採用試験をやってみると、競争倍率は20倍以上と人気企業だ。巷では人手不足と言われているのに、入社試験だけでこれだけの希望者が集まる企業は、他にはあまり聞かない。批判は多いが「鉄道ファン採用枠」もあって良くて、それなりの常識、学力、体力、適性(これが一番重要)、士気がある者を試験で見ぬいて雇えば良い。なんでこれをやらないのか未だに疑問に感じる。

E235系0番台は自動運転に対応しているが、力行(アクセル)の入れ方、ブレーキの効き方がどうも「不自然」。発車時グーッと押される感じで加速して、一定の速度になると短い距離でガックン!とブレーキが入って、強い力で完全停止するイメージ。「本当に人が運転しているのか?」と思うしかない。この後乗ったJR東日本の別の車両や路線では、このような事は皆無。そもそもE235系0番台の基本性能がそうなのかもしれないが、平均的な乗り心地としては良くない。

3回目に続く。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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2件のフィードバック

  1. coolguy97715 より:

    過去の記事で、保線要員が足りないJR西日本については「不足分を雇え」とは言っていなかったと思いますが、それと今回の記事は矛盾していませんか?
    見解をお伺いしたいです

    • KH8000 より:

      基本的な考えは「不足分は雇え」で変わっていない。JR西日本の件については、具体的にどの文節の事を切り抜いて矛盾と指摘されたのかお示しいただきたい

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