【2017年3月乗車記/432D尾関山→式敷/大混雑429D式敷→三次】三江線廃止までの”参考”になる記録⑤

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2017年3月の乗車記。2016年春に尾関山駅に行った時は夕方の浜原行きは、見送っただけだったので今回2017年春に行った時には乗車。この日は広島県内の三江線を簡単見るため同県内で唯一の交換設備がある式敷駅で下車。しかし駅前は?三次へ戻る429Dは原因不明の大混雑!

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前回までの続きは下記をクリック

JR西日本が三江線を廃止した理由

【まずは尾関山駅へ】三江線廃止までの”参考”になる記録①

【2016年3月の乗車記と車窓422D三次→浜原/単行でもお客はたったの5人】三江線廃止までの”参考”になる記録②

【2016年3月の乗車記と車窓422D浜原→江津/わずかな人しか乗らない】三江線廃止までの”参考”になる記録③

【2017年3月再び尾関山駅へ】三江線廃止までの”参考”になる記録④

★三次夕方発でも江津まで行く事が可能な432D浜原行き

【乗車日】2017年3月19日(日)

【列車番号】432D(浜原行き)

【時刻】尾関山17:02→式敷17:34

【車両】キハ120-312(米ハタ)

【備考】時刻、描写等は全て当時のもの

↑尾関山からは432Dに乗った。
私と同業者が1人が乗ったものの、単行の車内はほとんどの座席が埋まっており、後部入口目の前にある優先座席が空いていたのでここに腰かける。
「青春18きっぷ」なので整理券を取る必要はないが、尾関山駅から乗ったと言う証拠を残すため、「尾関山」と記されたそれをもらい財布の中に入れた。

車内では車窓写真を撮る人が多い。芸備線の443D~359Dで見かけた顔もチラホラと居た。実質的には同業者だけで、純粋な地元客は皆無に近かった。
432Dは浜原行きであるが、終点浜原では20分ほどで434D江津行き(19:03発)と接続するため、この日のうちに日本海側に行く事が可能だ。なお434Dは石見川本で19:42~20:18までの長時間停車が設定されている。

私は特に写真を撮影するつもりはなく、尾関山駅でもらった三江線の見どころ満載のガイドブックやチラシ合計4部をじっくりと読む。
普通列車の一部が通過する長谷(ながたに)駅は停車。1人下車した。駅前の道は狭いがクルマで来ている同業者も多かった。三江線きっての「秘境駅」で、長谷~船佐の江の川の車窓は”渓谷”で、見える時間は限定されるが、車窓は良い。

★広島県内の途中駅で唯一交換可能な式敷。しかし駅前は廃墟!

↑17:34に着いた式敷(しきじき)で下車。もう1人下車したが同業者で、いろんな構図から長時間ホームの写真を撮影していた。特に声をかける事はなく、こちらもいろんな構図からホーム撮影。
三江線の広島県内における途中駅で唯一列車交換が可能だ。側線もあったが長期間使われている感じはしなかった。
駅周辺は広い田んぼで江の川が近くに流れる。三江線は次の香淀(こうよど)までは大きなオメガカーブする線形だが、当地の地理的知識皆無で単に乗車しているだけでは、意外とわからない。地図を見ればすぐにわかる事で、GoogleMapsを起動しその事を確認した。


↑ログハウス風の駅舎。木のベンチやトイレがあるだけ。

↑地元のみなさんによる三江線に対する「熱い想い」が書いてあった。
「廃止しないでほしい」と言うメッセージがある一方で、「若い時以来三江線には乗っていない」と言うメッセージも目立った。
「これが現実なんだな」と思うしかなかった。そういう地元の人が多いから結果的に廃止に追い込まれたと思うと複雑だ。

↑駅前は広い駐車スペース。クルマが何台か止まっていた。
ヤマザキショップやガソリンスタンドの建物は残っていたが、これらは廃墟となっており、人が居そうな気配は全くなかった。
それ以外には2~3軒の住宅があってここには住民がいた。
式敷と言う三江線的には規模が大きな駅でも、鉄道利用の基本中の基本ともなる沿線人口が少ない、特に駅付近の人口が少ないと言うのは、輸送密度等の鉄道利用がどれだけあるのかと言う数字に直結。
三江線と言う路線の利用促進がどうのこうのと言う以前の問題として、三江線沿線の街の衰退を解決しないと、地域としても今後生き残れないのではないか・・・と思った。

↑式敷駅から少し三次方面に行った踏切。交通量はそれなりにあって、数台のクルマを見かけた。

↑江の川を渡る。橋はクルマ専用で歩行者用の歩道はない。
三江線と江の川は実質的に”完全並走”。忠実に川に沿った線形のため、自然のまま残っている部分も少なくない。その部分を中心に徐行(概ね30km/h前後)する。
三江線の車窓から江の川がキレイに見える場所は何か所かあるが、途中下車してキレイに見える場所も多々あるのだ。


↑駅に戻って見かけたのが、こんな横断幕。

「地域の宝 乗って繋ごう 三江線」

前回も申し上げたが、各地域ごとにこのような横断幕を設置し、三江線に対する「熱い想い」を表している。ただ全駅ではなく一部駅に限られるため、地域による温度差もある。
街は寂しくなっている、利用者は少ない。でも三江線は大切な存在なのだ。

★原因不明の大混雑!429D

【列車番号】429D(三次行き)
【時刻】式敷18:27→三次18:59
【車両】キハ120-315+キハ120-314(米ハタ)

やってきた429Dは2両であった。江津からの”通し”列車で、江津15:17発と帰宅するにはちょうど良い時間帯だ。
三江線は全列車ワンマン運転で、乗車口は2両の場合1両目の後ろドアのみとなる。

しかし、車内を見てビックリ。超満員!
「乗れないのでは・・・」と思ったほどだ。それでもなんとか車内に入って後ろ寄りの314へ。荷棚は大きな荷物(リュックサック主体)でいっぱいで、つり革もほとんど埋まっていた。
三江線でこんなにも混雑した列車、もちろん初めてだった。2両でゆうに200人近くいた。年齢層も老若男女だ。

なんでこんなに混雑しているのだろうか?
三江線沿線で大きなイベントが開催されて、参加者が帰宅するために混雑していたのか?
見た限りでは、同業者よりも鉄道に詳しくなさそうな人が主体で、三次ではフラッシュ撮影+黄色の線の外側を歩くのは当たり前だった。
地元レベルで「三江線に乗車を」運動の賛同者か?
三江線廃止に向けて、今後どんどんお客が増えるのは明白で、ただでさえ本数が少ないので、多客で乗れないとなると損害は大きい。
需要の見極めは難しい所もあるが、臨時列車の増発があっても良いだろう。
ほぼ全員が三次までの乗車で、6~7割が19:03発の1881D広島行きに乗り換えた。

6回目に続く(下記リンクをクリック、11月17日公開)

【2017年3月乗車記/廃止決定後の422D三次→口羽は早朝でも空いていない!】三江線廃止までの”参考”になる記録⑥

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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