【1日1本しか来ない新十津川駅とは?滝川駅までの路線バスが意外に多い!】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年の乗車記!最後の秋に乗る⑧

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2019年9月乗車記。札沼線廃止区間(北海道医療大学駅~新十津川駅)では「1日1本」が存在する。石狩当別発新十津川行き5425Dだ。1日1本しかない来ない札沼線の新十津川駅とは一体どんな駅なのであろうか?日に日に来る人が増えており、新十津川町は土産物やグッズの販売する店も開設している。新十津川町名産の米を使った饅頭が美味しい!1日1本しかない10時発石狩当別行きを見送る。函館本線滝川駅へ行こうとすると意外にもバスが多かった

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JR北海道が札沼線(北海道医療大学~新十津川)を廃止する理由

【丘珠空港から新琴似駅へ/運賃改定のお願い】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る①

【北海道医療大学駅から石狩金沢駅に/キハ40系2両の運用は?】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る②

【キハ40系2両石狩金沢→札比内5429D黄金色に輝く車窓】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る③

【札比内駅と秘境駅豊ヶ岡駅】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る④

【5431D豊ヶ岡→浦臼/5432D浦臼→石狩当別/夕方の列車も鉄道ファンしか乗らない】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑤

【札幌~石狩当別~石狩月形/Uシートから1日1本の新十津川行きに乗り継ぎ】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑥

【1日1本!の車窓5425D石狩月形→浦臼→新十津川】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑦

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1173729522220335105?s=20
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【日付】2019年9月17日(火)

【場所】札沼線新十津川駅

★1日1本しか新十津川駅とは?

札沼線の新十津川駅は「1日1本」しか列車がやって来ない。1日1本しかない駅って一体どんなもんなんだ?

↑新十津川駅のホームに降りると、昨年(2018年)に来た時にはなかったものが。それはホームとコスモス畑を仕切る真新しいステンレス製の柵。

新十津川も閉店準備か・・・

とガッカリする。三江線や石勝線夕張支線でもあったが、廃止する事が決まった路線は、最終営業日に最終列車発車後にホームや線路内に入れぬように柵を設置する。当日最初から仕切り等を作ると大変なので、事前に準備工事をしたり、一部エリアには入れなくしてしまう事が多い。札沼線の北海道医療大学~新十津川は訪問時点でまだ廃止まで8カ月あったが、すでに「閉店準備」。北海道は雪が降るし札沼線の廃止区間は比較的積雪量が多いため、作業しやすい春から夏にかけて設置したのであろうか?

↑新十津川に着いた5425Dでは、一度お客全員が荷物を持ってホームに出ないといけない。折り返しの10:00発の5426Dに乗りたい場合は、先頭車両前のドアだけが開くので、ここに並ばないといけない。同業者(鉄道ファン、乗り鉄、撮り鉄)が多数いたけど、新十津川駅で人間観察をすると意外と面白い。最終的には5425D~5426Dと乗車するとしても、しっかりと”派閥”が出来ており

  • 確実に着席するため、5425Dから下車したらすぐに5426Dの乗車位置に並ぶ
  • 新十津川駅の写真を撮りまくる
  • 新十津川駅で購入出来る土産品や記念乗車証を一目散に確保する
  • のんびり新十津川駅周辺を歩く

鉄道ファンと一言で言ってもいろんな”生態”があって、「乗り鉄」「撮り鉄」「模型」と言う三大派閥から派生したものが多い。乗り鉄だとしても必ずしも1日1本しかない区間を往復するのではなく、片道しか乗らない人も少なくない。私のその1人であった。もちろん地元の人の出迎えも始まっており、「1日1本」を逆手にとって観光振興させようとも見えた。

↑新十津川駅はホームが切れてからも200メートルほどは線路が延びている。線路と反対側には昔線路があったと思われるスペースも。札沼線は文字通り「札幌」と「石狩沼田」を結ぶ路線で、当初は全区間で開業した。戦時中に線路の一部を軍事物資に提供するため営業休止。それが新十津川~石狩沼田であった。戦後復活したものの、利用不振になってしまい1972年に同区間は廃止。石狩沼田には行かなくなったが「札沼線」と称したままで、JR北海道発足後は「学園都市線」と称する愛称名が付いた。今や札幌周辺では札沼線とは言わず、学園都市線と言うのが一般的だ。

↑石狩当別方面を見る。新十津川駅のホームが終わると右に緩やかにカーブする線形。見通しも悪いので制限速度が30キロになっている。

↑新十津川駅の線路。列車が来ない部分は赤く錆びている。1日1本しか列車がないので、なんとか線路の状態を維持できているが、これが「1週間に1本」ともなれば最悪使い物にならなくなるだろう。1日1本になってから鉄道施設の維持管理は今まで以上に簡素になっているような気がした。それもそのはずだ。ガッツリと維持管理する必要性もないから簡素になって当然だ。

★コスモスが見頃!キハ40と最後の共演

↑9月になると新十津川駅のホームはコスモスが咲き誇る。私は毎年9月に北海道に行く事が多いので、逆に言うと新十津川駅=コスモスのイメージしかないが、年間で見てしまえばそのイメージ通りになっているのは、限られた日数しかない。11月に入れば「冬の準備」で雪も降り始める。雪が消えた時には新十津川駅と札沼線は廃止直前となる。

★新十津川駅のグッズや土産

↑ホームから駅舎を見ると、このような歓迎看板。縦型の「しんとつかわ」の駅名標には「札沼線の終着駅」と言う内容が付け加えられている。

↑駅舎の中に入ると、利用人数を示したカレンダー。この人数は9:28着の5425D新十津川行きから降りてきた人の人数だ。新十津川駅の中にある観光案内所の人が毎日利用者数をカウントしている。平均20~40人前後であったが、9月になってからは日に日に人数が増えており、9月8日には145人、9月10日には150人も降りた。この日は9月17日。46人。9月にしては少ない日であった。

↑新十津川駅を発車する列車は9月17日時点で残り232日となった。廃止日までのカウントダウンボードは、三江線の石見川本駅でも見られたものでホームにも掲示してあったが、新十津川駅では駅舎前と駅舎内のみとなっている。

↑駅舎内では到着証明書の配布や新十津川町のパンフレット等が置いてあった。待合室もしっかりと用意されていて、ここで列車を待つ同業者も多い。

★新十津川駅10時00分発の”始発兼最終列車”5426D石狩当別行き

↑1日1本しかない時刻表。10時の枠以外数字が書いてあることはない。これが最終運転日の2020年5月6日まで続く事だろう。記憶にも記録にも残る駅だ。

↑乗車希望者は発車5分前の段階で全員乗っていた。私ならば発車ギリギリまで、駅を楽しんで乗るのであるが、そのような同業者は意外と居ない。よくよく考えてみると本数が少ない三江線でさえも同じだったことを思い出す。

↑新十津川駅を発車。次の列車は翌日(9月18日)の朝10時までない。こんなにも列車がない事が信じられない。平日は単行(1両)で運転していたが、今後利用者が増えれば平日も2両以上で運転されるだろう。

★新十津川町は米の産地。米を使った饅頭を食べる

↑新十津川駅間には、札沼線で訪れた人に対して新十津川町の土産や札沼線のグッズの販売を行っている。営業時間は列車に合わせており9:00~10:30だ。新十津川町と言えばSTVラジオ「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー」で、16時台に放送していた「居酒屋晤郎」で毎回新十津川町の米で作った酒を日高晤郎さんが嗜んでいた。もちろんお客様プレゼントもされていたので、新十津川町=米の産地と言う事を知っていた。新十津川駅前の販売店を見ていると、確かに新十津川町の米を使った酒も何本かあった。だが私は酒が飲めないので、新十津川町の名産がないかな?と思って見つけたのがこれ

↑800円で買ったのは「終着駅まんじゅう」。饅頭の皮を新十津川町の米を使っている。食べてみると米の饅頭の皮が美味しい!米を使っている事をハッキリと強調しており、もちろん肝心の餡も美味しい!「これは良い買い物したな!」と思った。饅頭はあくまでも日持ちしないので、9月17日のうちに全て食べた。

★新十津川駅から函館本線滝川駅までのバスの本数が多い?!

【時刻】新十津川町役場11:50→滝川駅12:05頃

【運賃】230円(2019年9月17日現在、消費税増税により2019年10月以降は変更の可能性あり)

↑新十津川駅に掲示してあった路線バスの時刻表。これによると滝川駅行きの路線バスが新十津川町役場から発車している事を知る。しかも本数が1時間に1本もある!「JTBちいさな時刻表」を見ていると新十津川~滝川間の路線バスは、1日4本程度しかない書き方をしているが、これは浦臼行きの便で、新十津川~滝川については記載がなかったのだ。

↑真っ先に思いついたのが、新十津川町役場の向かいにあるファミリーマートの前のバス停。駅からは徒歩5分ほど。しかし本数が少ない?裏面に地図が貼ってあって、「新十津川町役場」と称するバス停は数か所あると言う。滝川駅に行ける本数が多い路線は、新十津川町役場の庁舎前から発車するとの事。危うくバス停を間違える所だった。

↑新十津川町役場の庁舎。真ん前にバス停がある。ここにはベンチもあって座って待つ事も出来る。概ね1時間に1本で、乗ったのは11:50発の便。北海道中央バス滝川営業所が運行。同営業車では交通系ICカードに対応していないため、現金で支払う事になる。

↑たったの15分で滝川駅に到着。今まで新十津川~滝川は徒歩で1時間もかけて移動したが、バスがこんなにも多いとは新十津川駅でバス時刻の掲示を見るまで知らなかった。乗り歩いていて、現場で知ることも多く意外とネットやSNS、時刻表、ガイドブックにも書いていない事があるものんだな!と実感した。それにしても滝川駅は新しくキレイになった。駅舎自体は昔と変わっていないが、随分印象が変わった。

次回は日付を改めて新十津川駅→石狩当別駅に向かって乗り歩く事にした。

9回目に続く(下記リンクをクリック)11月

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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