【2019年7月乗車記と乗り歩きと車窓/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号秋田→東能代/車内は?八郎潟の近くを通るが?】行ったぜ、東北。⑰
2019年7月乗車記と乗り歩きと車窓。「リゾートしらかみ5号」は秋田駅を発車。東能代駅までは奥羽本線を走る。五能線が海側座席となるA席は奥羽本線では山側の車窓となる。まずはキハ48形くまげら編成の車内を見る!途中で防護無線を受信し緊急停車!日本最大の干拓地「八郎潟」が近くに見えるはずだが?疑問なのが秋田~青森の都市間流動少ない?
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【日付】2019年7月14日(日)
【列車番号】8625D(リゾートしらかみ5号青森行き)
【時刻】秋田13:52→東能代14:48→五能線経由→青森19:40(実際の乗車は秋田~青森の全区間)
【停車駅】追分、八郎潟、東能代、能代、あきた白神、岩館、十二湖、ウェスパ椿山、深浦、千畳敷、鰺ヶ沢(あじがさわ)、陸奥森田、木造、五所川原、陸奥鶴田、板柳、藤崎、川部、弘前(ひろさき)、新青森、青森
【車両】キハ48形(キハ40系列)の「くまげら」編成。1号車キハ48-703+2号車キハ48-1521(ボックス席)+3号車キハ48-1503+4号車キハ48-704。五能線内は1号車先頭、奥羽本線内は4号車先頭
【備考】今回は秋田~東能代のみを書く
もくじ
★2019年7月乗車記と乗り歩き。「リゾートしらかみ5号」くまげら編成×「きらきらうえつ」の共演!🥳


2019年7月乗車記と乗り歩き。秋田駅13:27着の「リゾートしらかみ2号」の折り返し列車である「リゾートしらかみ5号」。入念に掃除して乗車が許可されたのは発車の6分前、13:46頃であった。ステップとデッキ付きのキハ48形。そもそもホームは客車仕様の低さなので、車体が高くて大きいキハ48形等のキハ40系列、電車の701系では「ドア前のステップが標準装備」なのだ。



↑4号車の1番A席。進行方向右側。奥羽本線(秋田~東能代)では山側を見ることになる。東能代駅でスイッチバック(方向転換)するため、五能線では海が見られない座席ではない。同じ座席でも路線によって見える方角が違うと言うのは、鉄道旅ならではある😆
「くまげら」編成には「JR-EAST FREE Wi-Fi」が搭載。これは東北・秋田新幹線と同じ。観光列車でこれが搭載されているケースは意外と少なく、後日乗った「リゾートみのり」(陸羽東線)、「きらきらうえつ」(羽越本線)には搭載されていない。「リゾートしらかみ」は次回以降書くが、外国人客が急増しているのだ😲
ところで秋田駅には同業者(鉄道ファン、乗り鉄、撮り鉄)が多かった😅乗りの方は「リゾートしらかみ5号」の車内に入ったが、撮りの方はホームにたくさんいる。明らかに「リゾートしらかみ5号」が目的ではないようで、「リゾートしらかみ5号」よりも遠い場所にいる🙄



↑隣のホームには、2019年9月末で定期列車から引退した「きらきらうえつ」だった🤩これが撮り鉄のお目当てであった🤩
本来「きらきらうえつ」は新潟~酒田のみの運転だが、一部日は酒田~秋田を延長運転。偶然その日だったのだ。ダイヤ的には秋田行きの「きらきらうえつ」~青森行き「リゾートしらかみ5号」、秋田行きの「リゾートしらかみ2号」~新潟行きの「きらきらうえつ」に接続出来るダイヤとなっている😆
この両方の観光列車に1日でまとめて乗れるのは、おいしい!両方の指定席券を買うのは至難の業だったりするので、やはり早めに買った方が良いだろう。「きらきらうえつ」は定期列車から引退したため、後継の「海里」が秋田まで延長運転して、「リゾートしらかみ」と接続するのが今度から実現するだろうか?🤔
★リゾートしらかみ・くまげら編成の車内は?
秋田駅を定刻で発車。東能代駅までは奥羽本線を走る。前述のように五能線海側になるA席は、奥羽本線では山側になる。
それでも奥羽本線の秋田~東能代では海がしっかりと見える所もないので、この区間は山側でも特に問題はないと言うのが個人的な考えだ。「リゾートしらかみ」でメインになるのは五能線。五能線に入る前に、キハ48形「くまげら」編成の車内を観察する事にした。

↑3号車のキハ48-1503は連結面に簡易な座席と「荷物室」?と思わせるような広すぎる殺風景なスペース🙄



↑2号車のボックス席キハ48-1521は、1人だけのお客もいたがそれは一握りで、ほとんどは2人以上のグループ客😅指定席券購入時点で「ボックス席で」と「みどりの窓口」で”指名買い”していたのであろう。
既に弁当やビールをテーブルの上に出して居酒屋状態になっている区画があったり、収納されている座席を広げて、畳のようにフルフラットさせる事も出来るので、すでに完成している区画も。ボックス席の乗車人数は最大6人。6人すべてが埋まっている区画はどこもなく、後から乗るボックス席に乗るお客にとっては”入りにくい”。
他の号車との違いは、反対側がの座席のお客と向い合せになること😟知っている人ならば問題なくても、見知らぬ人と向かい合わせでしかも約5時間の乗車だと苦痛だろう。見知らぬ人と向かい合わせになって、そこで打ち解けて話をすると言うのが鉄道旅の醍醐味と感じる人もいるだろうが、この点は個人差が激しかったりする。

↑秋田総合車両センターの横を通る。首都圏の車両が改造により入庫している事も多い😆この時は中央・総武各駅停車のE231系0番台が入庫中。もちろん自走は出来ないので、東京から秋田までは「配給列車」と言う自社荷物運搬専用の貨物列車で運ばれてきたのだ😲
★まさかの防護無線!😰


↑大久保~羽後飯塚(男鹿の山々を見る)
運転席から「ピッピッピッ!」と電子音が鳴り響く。運転席では明らかに”けたたましい”。それが4号車の車内中に響く😵
「防護無線が発砲された😰」
と言う事がすぐにわかった。これは周囲の列車で事故やトラブル等が発生し、安全のため緊急的に他の列車に対して停車を求める信号だ。「リゾートしらかみ5号」では事故やトラブルが発生したわけではない。5分して男鹿線列車からの防護無線で奥羽本線には無関係と言う事がわかった。安全を認めた上で運転再開した😌
★日本最大の干拓地「八郎潟」の近くを通るが・・・


↑八郎潟~鯉川

↑ 鹿渡~森岳(森岳駅近くの各助堤と言う池)
日本最大の干拓地「八郎潟」が見えてくる。それでも函館本線の小沼(大沼)のように湖(池)がガッツリと見えてくるわけではない。写真にも湖(池)は八郎潟の本体ではないようだ😫
★秋田~青森間の都市間流動は少ない?🙄
それにしても、秋田地区の奥羽本線の各駅は立派な駅になっているのに、お客が少ない😫
人の気配も感じない。それはダイヤにしっかりと反映されており、1時間~2時間に1本程度。秋田~青森の都市間特急である特急「つがる」がバンバン!走っているかと思いきや、今や1日3往復だけ😫
新潟からの「いなほ」が最長でも秋田までの運転で、「白鳥」(大阪~青森)のスジ(ダイヤ)を受け継いだ「いなほ」も秋田~青森の運転は廃止された。「つがる」自体は1日4往復あったはずだが、そのうちの1本は臨時列車扱いの列車番号で(実質的には定期列車)「?」と疑問に思って乗った事があるが、今やそんな列車は消えていた😫
「秋田~青森の都市間流動は少ないのか?🙄」
と疑問で仕方ない。それなりにありそうな感じがする。道路でも案外不便で、秋田~青森を直通する高速道路はなくて、どこかで国道等の一般道経由になる。これが冬の雪が多い時期だとなおさら大変になる😫

↑森岳~北金岡の間にある南能代信号場で停車。ホームはないので当然ドアが開く事はない。運転停車だ。14:43~14:45の2分間だけ。すると


↑秋田行き特急「つがる4号」(E751系の4両)と交換した。ガラガラだった😫
南能代信号場を発車すると「まもなく東能代に到着」と言う自動放送が入った。キハ48形の車内放送では、東北・秋田新幹線と全く同じ自動放送が導入されている。プラス車掌が乗り換えや車窓の良い場所の案内等を行っている。次の東能代駅では「リゾートしらかみ5号」では1回目となる”儀式”が待っていた🥳
18回目につづく(下記リンクをクリック)
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号東能代→岩館/五能線秋田県内は序章的な車窓】行ったぜ、東北。⑱
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