【キハ40系2両石狩金沢→札比内5429D黄金色に輝く車窓】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る③

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石狩金沢駅から札比内駅まで札沼線に乗った。昼間の浦臼行きで、しかも2両連結していたので、車内ではまさかの事が起きていた!車窓を見ると9月中旬のコメの収穫期。札沼線廃止区間では最後の秋を迎えて、黄金色に輝く車窓が広がっていた。

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JR北海道が札沼線(北海道医療大学~新十津川)を廃止する理由

【丘珠空港から新琴似駅へ/運賃改定のお願い】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る①

【北海道医療大学駅から石狩金沢駅に/キハ40系2両の運用は?】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る②

【日時】2019年9月15日(日)

【列車番号】5429D(浦臼行き)

【時刻】石狩金沢14:44→札比内15:20

【車両】キハ40-401+キハ40-825

【備考】土日祝日に限り2両で運行

★昼間のキハ40系2両浦臼行きは、最初から後ろの車両は”貸切”!

↑札沼線廃止区間(北海道医療大学~新十津川)は午前中よりも午後の方が列車本数が多い。一概に言えないが、廃線になった路線のダイヤを見てみると、廃線直前は午後の方がむしろ本数が少なかった。早朝から午前にかけてが多くて、正午以降の午後は本数が減る事が多かった。あくまでも主要なお客は通学の高校生なので、学校が始まる時刻・学校が終わる時刻に合わせて列車を設定している事が多い。札沼線の廃止区間も全く同様である。石狩金沢駅では3人降りた。遠距離利用?があったらしく運転士が業務用の運賃表で運賃を調べたため、下車に多少の時間がかかった。

↑前乗り前降りのワンマン列車。先頭のキハ40-401には5~6人程度のお客が乗っていた。それでも空席だらけで座れる座席はいくらでもあったが、札沼線廃止区間では2両以上連結の場合、石狩当別駅を除き後ろ側の車両のドアは開かない。

「後ろの車両が落ち着いて乗れるだろう」

と思って後ろのキハ40-825の車内に入ると、乗っている人はゼロ!またしても「貸切乗車」!となってしまった。2018年に廃止された三江線の場合、2両もあれば全ての座席が埋まって立客もチラホラ出ていたが、留萌本線(留萌~増毛)にしろ、石勝線夕張支線にしろ、廃止直前でも「サヨナラ乗車」的な同業者(鉄道ファン、乗り鉄、撮り鉄)は居る事には居るけど、それでも数える程度。運転席周辺に前面展望動画撮影用のカメラが、無数にあるわけでもない。もし行先が1日に1本しかない「新十津川行き」だったら、乗る価値があるのかもしれないが、1日に何本もある「浦臼行き」は特に”ネタ”にならないのか?積極的に乗ろうとする、乗り鉄がほとんど居ないのが、札沼線廃止区間の現状である。とは言っても、これから雪が降り札沼線廃止区間は積雪が1メートル近くにもなる。札幌からいくら近いとはいえ、気候が大きく異なるのも北海道だ。札沼線廃止区間が乗り鉄や地元の人の「サヨナラ乗車」的に極端に混雑し出すのは、積雪量が減少する2020年3月以降であろうか?

↑中小屋駅

↑中小屋~月ヶ岡

↑月ヶ岡駅

特に何も考えることなく、札沼線廃止区間の車窓を撮り始める。北海道医療大学駅から石狩金沢駅まで「さわやかウォーキング」をやったおかげで汗だく。本州では今や非常に珍しくなっている「窓を開ける」。北海道のキハ40系、キハ54系は非冷房。夏場は窓を開けて、扇風機を回す。国鉄時代は東京や大阪の通勤電車でも非冷房だった。JR発足後に各社が冷房を設置して、最終的には非冷房車は全廃された。でも少しすると車内は寒くなる。札沼線廃止区間は概ね70km/h程度。クルマとは異なりキハ40系は窓が大きいため、速度が同じでも入ってくる風の量は違うし、体感的な温度も違う。

↑月ヶ岡~知来乙(ちらいおつ)

既に刈り取られた稲。それでもなぜか車窓的には素晴らしく、その姿が「画」になる。

★急に撮り鉄が増えだす知来乙駅

↑知来乙駅

状況が大きく変わってきた。と言うのも、道路にはクルマの放列。言うまでもなく札沼線廃止区間を撮影する同業者(撮り鉄)だったのだ!そして、列車が駅に来る事を知ると小走りでホームへ。撮るだけの人もいたけど、それでも2~3人程度が乗ってきた。これが「サヨナラ乗車」ならば虚しい。「お試し乗車」でもどうかと思う。ガッツリと全区間乗れる機会を作った方が良かろう。

↑知来乙~石狩月形

知来乙駅を発車すると、車窓には稲刈り直前の黄金色に輝く姿が見えてきた。これこそが秋の鉄道から見える車窓だ。本州ならば9月中旬ではまだ早いかもしれない。北海道では9月中旬~下旬にかけてが見所なのだ。

★札沼線廃止区間では”全てが変わる”石狩月形駅

↑石狩月形に到着。札沼線廃止区間で唯一反対列車と交換する事が可能な駅だ。駅員が運転士に対して、浦臼方面への信号開通(先に進んで良い事)を認める”わっか”を渡す。専門的にはこれを「スタフ閉塞」と言う。JRでは札沼線の石狩月形~新十津川、名松線の家城~伊勢奥津、越美北線の越前大野~九頭竜湖のみである。石狩月形では2~3人が降りた。乗って来る人はいない。札沼線廃止区間では利用動向が大きく変化する駅だ。この先はさらに乗車している人数が減る。石狩月形駅で”全てが変わる”印象だ。

↑石狩月形~豊ヶ岡

秘境駅でおなじみの豊ヶ岡駅。写真は石狩月形駅発車直後なので、まだまだ黄金色に輝く車窓が見える。これが少しして終わると”密林”の中に入る。札沼線廃止区間では国道275号から最も離れる場所で(とは言っても約1キロ程度)ある。スマホの通じも悪くなってきて、4Gが3Gになる。「爆笑問題の日曜サンデー」も電波が途切れて聴こえなくなってきてしまった。

4回目に続く

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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