【キハ110系のリクライニングシート車!3622D快速はまゆり釜石→花巻】行ったぜ!東北2019年夏⑬

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釜石線の「快速はまゆり」。JR東日本の非電化区間では毎度おなじみのキハ110系でありながらも、指定席を連結!車内にはボックス席がどこにもない?!釜石~盛岡間の都市間連絡列車の性格・・・と思っていたが、実際には大きく違っていた!

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【日付】2019年7月14日(日)

【列車番号】3622D(快速はまゆり2号盛岡行き)

【時刻】釜石7:43→花巻9:25

【車両】キハ110-2(リクライニングシート車・自由席)+キハ110-5(同上)+キハ110-3(リクライニングシート車・指定席)

【停車駅(乗車区間のみ)】小佐野、松倉、遠野、宮守、土沢、新花巻、花巻

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1150178509769170944?s=20

★キハ110系の指定席!「快速はまゆり」に乗る

東北新幹線・東北本線と三陸を結ぶ主要路線が釜石線だ。決して本数は多くないが、「SL銀河」や指定席を連結した「快速はまゆり」が運行されている。キハ110系を使うと言う事はわかっていたが、あえて「キハ110系の指定席」に乗ってみた。

↑「快速はまゆり」は、釜石~新花巻~花巻~盛岡の都市間連絡をする列車である。元々は急行でキハ110系もそれで運用する事を前提に作られたが、今は列車自体が急行→快速に格下げされて、車両だけがそのまま残った形だ。

↑座席自体はリクライニングシート。特急車両と大きく変わらない。これは指定席だけではなく、自由席も同様であった。恐らく「快速はまゆり」でボックス席のキハ110系が入る事は、点検や整備の時を除けば少ないのだと思う。

三陸鉄道リアス線の宮古方面行き線路と並走。同線から来た立場からすれば、釜石駅構内をスイッチバックしている形になる。元々はリアス線の線路もJR東日本であったが、2019年3月23日以降は三陸鉄道に移管されてJRの路線ではなくなっている。前回釜石線に乗ったのが10年前の2009年だったので、こんなにも変わってしまうとは思いもせず。これも東日本大震災が全てを変えたと言っても良い。

★釜石市郊外が終わると山深い峠越え!

釜石市郊外の小佐野駅と松倉駅に停車。松倉では早速高校生を中心に10人程度の下車がある。釜石線は国道283号線に並走する形であるが、両方とも松倉駅を過ぎると急に山深くなる。国道はこの先「仙人峠道路」と言う高規格な道になる。「快速はまゆり」はノロノロ運転と言うわけでもなく、80km/h程度の速度は出る。体感的には速く感じる。

↑陸中大橋駅を通過。まだ峠は始まったばかりで、駅を過ぎると長いトンネル。これが数本続く。車窓も山の木しか見えなくなった。

↑陸中大橋~上有住(かみありす)

「とにかく山深いんだ」

と言う印象しか持たなかった。キハ110系は相変わらず速い速度で走る。こんなにパワフルな走りが出来るとは!キハ110系自体JR東日本各線で乗った事があるが、”峠をガンガン攻める”とは意外であった。釜石線のこの区間は「SL銀河」が走っているので

「こんなキツイ山をよくSLが通れるな・・・」と思ってしまった。乗った事がないので、このキツイ山をSLがどうやってクリアするのか?気になった。聴くところによれば、35km/h程度まで速度が落ちるようで、前に進むだけでも相当苦労する区間だと言う。

足ヶ瀬で1653D釜石行きと交換。3両も連結していた。まだまだ山深い。段々とキリに包まれるが、やがて開けてきた。山も終わったようだ。車窓には高速道路らしきものが見えてきた。「E46」と称している。とは言っても路線名がわからない。調べてみると「釜石自動車道」であった。メモには「2009年にはなかったはず」とあったが、それもそのはずで今年2019年3月に出来たばかり。まだ交通量は多くないが、今後釜石線のお客を奪う要素がある。これは三陸鉄道におけるE45三陸自動車道と同じ関係だ。復興道路と言う位置付けであるが、今後の三陸地方の鉄道が存廃問題にならないか?心配になってきた。

↑岩手上郷~青笹

岩手上郷駅はY字の分岐器を通過する。ここまで来ればかなり開けてきて、地形も平坦になってきた。緩やかなカーブで3両と短いながらも、キハ110系「快速はまゆり」の先頭部分がカーブする時に見える。これこそが鉄道車窓の醍醐味であろう。

★遠野から先は「第2の峠」に臨む!

釜石線の中間駅でもあり、規模の大きな駅が遠野。「SL銀河」はこの駅で給水・石炭補充のために長時間停車する駅としても知られている。自由席では10人ほどが下車。入れ替わりで自由席にも何人かが乗ってきたが、一方で指定席には誰も乗らないのは意外であった。釜石発車後からの顔ぶれも大きくは変わっていない。スーツケース等の大きな荷物が目立つので、新花巻で新幹線乗り換えが主体であろう。

↑遠野~綾織

遠野駅発車後はしばらくは田んぼ中心の平野が続くが、段々と車窓が変化してくる。「第2の峠」がこの先で待ち構えていた。

↑ 荒谷前~鱒沢

↑柏木平~宮守

宮守駅の手前から峠越えになってきた。明らかに高度を上げて行く。いつしか険しい山の中に入ってしまい、スマホも3分程度通じなくなる。

↑宮守駅に着く。えらい山の中。それでも構内は広くてお客も自由席に5~6人程度が乗ってきた。

↑岩根橋駅を通過する。ホームは反対側。スマホは圏外のまま。遠野を発車してから土沢の手前までスマホ・携帯が通じにくい。こんなにも長い時間スマホが圏外になるとは思いもしなかった。東北地方のJRの駅はNTTドコモの方針で、必ずスマホ・携帯が通じるようにしているが、私はキャリアが他社なので、他社では必ずしもドコモと同じ通信状況とは限らないか?

★これこそ無駄な時間!午後に乗る「リゾートしらかみ」の座席で迷う

↑「リゾートしらかみ」の指定席券。2枚もある。上が最初に買ったきっぷ。ボックス席が嫌だったので、海側が見えることを前提に別のきっぷに買い直したのが下のきっぷ。どれを使うか?迷う。ボックス席が正解なのか?最前列の4号車が正解なのか?・・・通信状況が悪いながらも、スマホであ~だこ~だ調べる。結局は「ボックス席のリスク」を考える始末。このどちらかのきっぷは約2時間後に、”ありえない”きっぷに変更したのであったが・・・(詳細は後日)

でも私としては、釜石線に乗っているのであれば、釜石線の車窓をじっくり眺めて感傷に浸ったり、釜石線の事で気になる事を調べたり・・・とやるのが本来のスジだと思っている。よく同業者(鉄道ファン、乗り鉄)が車内にいると、話が盛り上がって全く異なる地域の話を公然とする事があるが、私はそれが大嫌いである。「釜石線に乗っているのであれば、釜石線の話をしろ!」と本当によく思う。そういう考えであるのに、今持っている他列車の指定席券が2枚あって、そのうちどちらを行使するか(使うか)で迷っている。本当にもったいない、無駄な時間だ。本来ならばこの日の朝までに決めておくべきだったが、出来なかった。そういう事も多々あるが、ギリギリまで迷ってようやく決める優柔不断な所がやはり出てしまった・・・と後になって反省した。

★「快速はまゆり」は新幹線連絡の列車?

↑新花巻には9:11着。9:19発の東京行き「はやぶさ108号」にジャストインタイムで接続する。新花巻駅の釜石線ホームは列車交換が出来ない。これは小海線の佐久平駅と同じホーム構造。在来線側で線路が1本しかない(単線でなおかつ列車交換不可)駅も探せば意外とあったりするのだ。指定席の車内からは乗っていたお客の7割が降りた。スーツケースを転がす音が車内にはこだました。

↑新花巻駅を発車した「快速はまゆり」の指定席車内。意外と同駅と花巻駅から指定席に乗るお客は少ない。盛岡と釜石の都市間連絡と言う性格もあるけど、実質的には新花巻駅で新幹線に接続し仙台・東京を目指すための”リレー列車”とは思いもしなかった。8年くらい前に東北本線の盛岡→花巻で「快速はまゆり」に乗った事がある事を思い出した。この時は夕方のラッシュ時で、私のように東北本線だけの利用と言うお客は少なく、ほとんどが釜石線直通のお客だった。むしろ「快速はまゆり」はこのような列車だとその時印象づいた。ファーストインプレッション(第一印象)ってこんなにも怖いものなのか。

14回目に続く(下記リンクをクリック。10月5日公開)

【「他にはない北上線」の車窓3729D北上→横手】行ったぜ!東北2019年夏⑭

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普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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