【2019年7月乗車記と乗り歩き/本州最東端の岩手船越駅で切り離し作業?!鯨が多い理由は?】行ったぜ、東北。⑫

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2019年7月乗車記と乗り歩き。本州最東端の駅である三陸鉄道リアス線の岩手船越駅で下車。宮古から乗ってきたがこの駅で切り離し?!JR列車代替バス乗り換え地点であった「道の駅やまだ」に行くと、三陸鉄道による鉄道復活により大きく変わっている事に気付く!山田町は捕鯨で栄えた歴史があるため鯨が歓迎する!山田湾では雲海が見えた

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【日付】2019年7月14日(日)

【場所】三陸鉄道リアス線の岩手船越駅

もくじ

★2019年7月乗車記と乗り歩き。本州最東端の岩手船越駅で”儀式”を見る?!

↑2019年7月乗車記と乗り歩き。宮古から乗った三陸鉄道リアス線の2D釜石行きは岩手船越駅で下車。この駅で見られる”儀式”があった!😆

↑見た感じで3両であるが🤔

↑宮古方に連結していた「回送」36-714が切り離された😲前の2両(36-703+36-702)が引き続き釜石行きとして運行するが、切り離された元回送車は5:54発の宮古行き1Dとして営業するのであった😆

切り離し作業は元回送車に乗っていた運転士と2Dの運転士だけで行う。三陸鉄道のような小さな鉄道会社だと、1人で何役もこなさないといけない。切り離し作業を行う要因が乗っているわけがなく、手慣れた手つきで作業を完了させる😲

↑1Dは誰もお客を乗せず5:54に発車。この先の駅で乗る人が増えただろう🙄

↑2両だけになった2D釜石行き。乗車出来るのは元々この2両のため、利用する分には1両切り離されたからと言って、大きな影響はない😅

営業車両に回送車両を連結させる事例は主に地方で多く、JR四国の普通列車では多数見かける事が出来る。私鉄でこのような車両運用をしている会社は、他に思い浮かばない。単独の回送で岩手船越に送り込むよりも、営業列車に連結させて送り込ませた方が、コスト削減にもなるので三陸鉄道としてはメリットが大きい。

↑岩手船越駅は元々行き止まりの線路があったようだ🤔輸送力増強出来るように、宮古方面へ向けて折り返す事が出来たらしい。今やこの線路は使われず、赤く錆びついていた😩

↑岩手船越駅は「本州最東端の駅」で有名😆JR東日本から三陸鉄道に移管されても変わらぬことだ。駅名標にはその旨が記されているが、それを大々的に売り込むような事はしていない😫

駅舎自体は小さく、運行上重要な駅でもあるため交換設備が長く立派に作られている。宮古行きの場合は駅舎の真ん前のホームから乗れば良いが、釜石行きの場合は釜石方面に向かって長いホームを歩いて、構内踏切を渡って、宮古方面に向かってまた長いホームを歩く。三陸鉄道はワンマン運転のため、乗車位置が決まっており、そこまでは遠い。

★列車代替バスの乗り換え地点「道の駅やまだ」は?🤔

↑岩手船越駅から徒歩10分で「道の駅やまだ」に着く。国道45号沿いで早朝のため、交通量が極端に少ない。三陸鉄道として鉄道が復活するまでの間、宮古~釜石はJR山田線の列車代替バスと言う位置付けであった。

同区間を直通する便は一切なくて、中間地点にあたる「道の駅やまだ」で異なる会社のバスに乗り換えと言う形で、同区間を移動する事が出来た。あくまでも「代替バス」であるため、JRのきっぷは一切使用出来ず、別途バスの運賃が必要であった🤑この乗車記と乗り歩きも以前ブログに書いた。

三陸鉄道として鉄道が復活してからは、同区間をバスだけで移動する事は出来なくなった😫宮古側から来るバスは「道の駅やまだ」まで運行されるが、釜石側から来るバスが廃止されたのだ。同区間を移動する場合は、三陸鉄道に任せた形でバスはあくまでも”地域の足”として、東日本大震災以前の形に戻された😫

★鯨(クジラ)の町岩手船越

↑道の駅やまだを出て少し歩くと「鯨の歓迎看板」🤔近くには「鯨と海の科学館」(三陸鉄道の車窓から見える)があるが、なんで鯨をこんなに売り出しているのか?🤔

岩手県山田町は戦後捕鯨基地が作られて、重要な産業の1つであった。1977年にはマッコウクジラが年間893頭も水揚げされていた。主に地元の山田湾に鯨が居たと言う。1988年には商業捕鯨が禁止されて、山田町の捕鯨の歴史は幕を閉じたが、今では「鯨と海の科学館」には世界最大級とも言える17,6メートルのオスのマッコウクジラの骨の標本が展示されて、後世に歴史を語る。

↑山田湾には”雲海”となっていた。複雑な地形をした海岸線にかかる”雲海”が幻想的だ。

↑「鯨と海の科学館」。津波が結構高い所まで来た事を示す。「ここまで来たのか・・・」と思うと、自然のすさまじさを感じてしまう。津波対策は出来ているようで、周辺の道路はかさ上げされている。三陸鉄道の線路は元の位置(JR時代と同じ)である。かさ上げされている分だけ移動する距離も長くなっている事も特徴。距離の割には上下する分移動距離が長くなるので、本数が少ない三陸鉄道を使う場合は、他の場所よりも長めに移動できる時間を確保しておいた方がいいのかもしれない。

13回目に続く(下記リンクをクリック)

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ110系のリクライニングシート車!3622D快速はまゆり釜石→花巻】行ったぜ、東北。⑬

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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