【発車前に酒田駅で1両ずつじっくり見る】「きらきらうえつ」引退直前に乗る①

広告
広告
広告

JR東日本新潟支社の”看板観光列車”「きらきらうえつ」。485系を改造した車両を使い、2001年から18年間活躍を続けてきた。しかし種車(「きらきらうえつ」のベースとなった車両)が登場してから約45年が経過し老朽化が目立つようになった。2019年10月5日(土)に登場するHB-E300系の新型観光列車「海里KAIRI」に置き換えられる事になった。前週の9月29日(日)に「きらきらうえつ」は引退する事になった。

広告
広告

「きらきらうえつ」が引退直前にどうしても乗りたい!と思い、今や発売開始直後(乗車1か月前の午前10時)に指定席券が完売するほどの大人気列車で、指定席券の購入も大変であったが、なんとか購入することに成功!「きらきらうえつ」は2008年と2014年の合計2回乗った事があるが、今回は3回目最後の乗車となった。当ブログでは3回に分けて詳しくお伝えする。

★「きらきらうえつ」485系700番台を1両ずつ見る

【乗車日】2019年8月18日(日)

【列車番号】8872M(きらきらうえつ・新潟行き・全車指定席)

【時刻】酒田16:10→新潟18:31

【停車駅】余目(あまるめ)、鶴岡、あつみ温泉、鼠ヶ関(ねずがせき)、府屋、勝木、桑川、村上、新発田(しばた)、豊栄(とよさか)、新潟

【車両】485系700番台「きらきらうえつ」専用車両

【備考】今回は酒田駅の様子のみ掲載。次回は酒田~村上間のみ掲載。

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1162988038038777856?s=20

↑酒田15:28発の830D酒田行き。2019年度中に引退する事が決まっているキハ47系。8月19日(月)から新型車両GV-E400形が登場し、一気にこれに置き換わる予定である。2019年の年末の段階では、キハ47系を羽越本線で乗る事は難しくなるのかもしれない。同業者(鉄道ファン)にとっては、「きらきらうえつ」に加えてキハ47系も撮影対象。ホームには830D発車を撮影する同業者が10人程度集まる。この同業者は例外なく「きらきらうえつ」に乗車する事になる。

↑酒田駅の留置線に「きらきらうえつ」が登場!発車準備中であった。それにしても珍しいものが?

↑それはヘッドマーク。「きらきらうえつ」でヘッドマーク装着で運行するのは珍しい感じがしたけど?私は「きらきらうえつ」のヘッドマーク装着は初めて見たような気がする。

↑4号車(新潟行きの先頭)のクハ485-701から順番に1両ずつ写真を撮る。元はクハ481-349で1976年に新造。この独自の”ブロックデザイン”と少しだけある”きらきらひかる星”がさりげなく入る。夏の陽射しに当たる「きらきらうえつ」。彼が非常に眩しく見える。カメラの露出調整が意外と難しく、ホームは影になって暗いので露出を上げて(明るくして)撮ると、被写体である「きらきらうえつ」は明るすぎてしまう。車体側面から全体を見ると、「これは485系だ!」と作りがわかってしまう。種車である485系の形を今もしっかりと残している。

↑「きらきらうえつ」の3号車を撮影しようと思ったら、E653系に邪魔された!

15:56発の新潟行き特急「いなほ12号」が3番のりばに入線。留置線に止まっている「きらきらうえつ」が見えなくなってしまった。

↑座席がとにかく広いグリーン車が自慢のE653系1000番台。最後尾の1号車まで行くと、それでもなんとか「きらきらうえつ」の全体をとらえる事が出来た。

↑カメラをアップさせて1両ずつ「きらきらうえつ」を撮る。3号車のモハ485-702。元はモハ485-1078で1978年新製。2001年に「きらきらうえつ」に改造。この車両はリクライニングシート車。より一層「485系だ!」と言う事が如実にわかる車体だ。今でも485系が明確に生きている証拠で、嬉しくなってきた。

↑2号車のモハ484-702は特殊な作り。元はモハ484-1078でこれも1978年新製。2号車と3号車は新製当時から同じ電動車ユニットを組んでいる。パッと見た感じは他の車両と変わらないが、車内は座席の作りが明らかに違う。この車両の指定席は販売されない。誰でも使う事が出来るボックス席、ラウンジ、売店がある。ボックス席を利用したい場合は、売店で買い物をして「ボックス席を使いたい」と申し出て、40分に限り先着順で使う事が出来る。車内の様子は後術する。

↑1号車(新潟行き最後尾)のクハ484-702。今回私が乗車したのもこの車両だ。形的には4号車先頭のクハ485-701と大きく変わらないが、種車がサハ(中間に連結した付随車)と知った日には驚きが隠せない。

この車両は異色の経歴の持ち主だ。新製は1973年でサハ489-5。つまり489系に組み込まれていた。1986年に山口県の幡生工場(現在のJR西日本下関総合車両所)でクハ481-753として改造し新潟に移籍。そのまま民営化を迎えてJR東日本の所属となり、2001年に「きらきらうえつ」として改造。「きらきらうえつ」に組み込まれた車両の中では最古参だ。

運転席側には乗降用のドアがない。それとは反対側のみにドアがない。1両に1ヶ所しかドアがないのは、2・3・4号車は新潟方の端部に、4号車は秋田方の端部にドアがある。ドアチャイムは701系やキハ110系と同じ音色で、新潟地区の電車では異色のドアチャイム搭載車だ。「音鉄」的には面白い車両だが、これはドアチャイムだけでは終わらない!(詳細次回)

↑4号車のヘッドマーク。1号車のヘッドマークとデザインが異なる事に気付く。これには「きらきらうえつ」の運行に携わったJR東日本関係者の想いが詰まっていた(詳細次回)

↑4号車から「きらきらうえつ」の編成写真、いわゆる「公式写真」を撮っておく。酒田駅で見る限り「いなほ」に邪魔されているせい?なのかこの構図から撮っている同業者は少ない。

★「きらきらうえつ」が引退すれば、駅名票も変わってしまう?

↑駅名票。デザインは「きらきらうえつ」に合わせている。「きらきらうえつ」停車駅限定のデザインで、停車しない駅はJR東日本の一般的なデザインをした駅名票。

↑歓迎看板も「きらきらうえつ」。駅のホーム全体が「きらきらうえつで埋め尽くせ!」になっている。意外にもこれを撮っている人は少ない。なぜならば、「きらきらうえつ」が引退してしまえば、これらも撤去されるはずで「海里KAIRI」仕様に置き換わるはずだ。これを撮らなかった(記録に残さなかった)のはもったいないような気がする。

ホームには家族連れがズラズラと・・・。「いなほ12号」で帰省から都会に戻る子供や孫を見送る姿だった。乗る人よりも見送る姿が多くて、子供や孫が車内に入ってからも、見送るじいちゃん・ばあちゃんはホームから手を振っている。新幹線があれば新幹線ホームなのだろうが、酒田には新幹線がないので必然的に在来線ホームとなる。

「そういう姿もかなり見ていなかったな・・・」

としみじみと思ってしまった。帰省する人たちは「いなほ」にしか用事がないので、発車してしまえば「きらきらうえつ」を迎えることなく、ホームの外に出てしまう。残ったのはわずかながらの鉄道ファン。「いなほ」が発車してから少しして「きらきらうえつ」が入線。発車まで8分ほどあるが、車内の探訪や撮影を行うと考えると、意外とギリギリだ

2回目に続く(下記リンクをクリック)

【酒田→村上/車内を見る/オリジナルヘッドマークとオリジナル弁当の共演?!】「きらきらうえつ」引退直前に乗る②

広告
広告
広告

KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

おすすめ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。