【正確に調べるには?】乗り換えアプリVS紙の時刻表おすすめはどちら?

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列車の時刻を調べるための方法として、今やスマホ1台あれば簡単に調べる事が出来る。各鉄道会社・バス会社等の公式ホームページに「乗り換え検索」があるものの、実際にこれを使っている人は少ないと思う。ほとんどが「乗り換えアプリ」と言われるスマホアプリを使っている。それに対して昔からあるのが「紙の時刻表」だ。書店で購入したり、駅で無料配布(鉄道会社によっては有料の所もある)されたものを使って自分で調べる。そもそもどちらがおすすめなのであろうか?

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★乗り換えアプリの特徴

乗り換えアプリは、乗車駅・降車駅・発車(または到着)時刻・乗車経路・途中駅での乗り換え回数の多い少ない・運賃が安い高い・速く着く遅く着く・・・等の条件を入力。「検索」ボタンを押せば、すぐに最適なものが表示。

それだけで「完璧な旅行計画」が出来てしまう優れもの!しかも運賃も「何円必要」と出てきてしまう!

検索結果は1つだけではなくて複数のパターンが表示されて、そのうちの1つを選択した上で実際に乗車する事になる。

一言で「乗り換えアプリ」と言っても世の中にはたくさんある。有名どころを出してみると・・・

Yahoo!乗換案内

GoogleMaps

GoogleMapsは、基本的には自動車・徒歩用のカーナビだが、目的地を入力して「列車を使う」(列車のマークのアイコン)選択をすれば、乗り換えアプリに化ける

ジョルダン乗換案内

駅すぱあと

駅探★乗換案内

乗換ナビタイム

といったものがある。それぞれにメリット・デメリットがあって、ほとんどが無課金(無料)で使う事が出来るが、アプリによっては要課金(有料)になるものもある。

どの乗り換えアプリが良い・悪いと言うものは、人によって異なる。複数の乗り換えアプリを使いこなす人も少なくないと思うが、私の場合基本的には「紙の時刻表派」。乗車中に紙の時刻表を開く事が出来ない状況だけど細かい列車時刻を知りたい、紙の時刻表には掲載されていない私鉄各社の時刻、諸事情で紙の時刻表を持って行く事が出来ない時などに、乗り換えアプリを使う。私はもっぱら「Yahoo!乗換案内」を使っており、使っている理由は特にない。「”天下のYahoo!”が提供するアプリだから」と言ったネームバリュー的なもので使っていたりする。

★紙の時刻表の特徴

一方で書店で販売されている紙の時刻表は、前述の条件を示した上で、どの路線を使うのか?を最初に決めて、その路線が書いてあるページをめくって、乗りたい列車を決める。

乗り換え列車がある場合、別のページに書いてある事も多いのでそのページをめくる。

どの列車に乗るか?忘れてしまうので、乗車する列車の時刻や乗り換え駅等を紙やメモ帳等に記入する必要がある。

当然調べるのに時間がかかる。

また「どの路線か」「どの駅で乗り換えが必要か」「乗り換え駅では乗り換えるのに何分必要か」と言った細かな情報も知っておく必要がある。知らない場合別の方法(ネット検索や他の本など)で調べる必要も出てくるところがデメリット。

乗り換えアプリは簡単に調べる事が出来るが、紙の時刻表は調べるだけで大変と言う事が特徴。

一方で複雑な乗車経路の選定、「○○駅で乗り換えたい」等の”細かな条件”が、乗り換えアプリ以上に細かく調べる事が出来るのがメリット。

これを逆手に使って実は乗り換えアプリよりも最適な乗車経路を作成する事も出来たりする。(詳細後術)

紙の時刻表は大きく分けて2種類ある。

JTB時刻表(旅行会社のJTBが発行)

JR時刻表(交通新聞社が発行)

JR各社が編集協力をして、みどりの窓口等のJRの駅に置いてある時刻表は「JR時刻表」。これが「JR公式時刻表」と言う位置付けである。JR線をメインに掲載しているため、私鉄各社や高速バス等の他の交通機関の情報が少ないのが特徴。

一方「JTB時刻表」は旅行会社のJTBが発行している時刻表で、国鉄時代はこちらが公式時刻表。私鉄各社や高速バス、航空機、フェリーまで、「JR時刻表」以上に広く網羅されている事が特徴だ。

両者とも大型タイプの”ぶ厚い時刻表”が定番であるが、今は小型化時刻表が多数あるし、”ぶ厚い時刻表”でも文字を大きくしたタイプもあるなど、派生したものが数種類あって、意外と紙の時刻表は多種多様だったりする。

JTB時刻表・JR時刻表ともメインとなるのはJR線の時刻。私鉄各社の細かい時刻までは掲載していない事が多い。特急列車ならばまだしも、各駅停車しか停車しない小さな駅の全列車の時刻までは網羅されていない事がほとんどだ。各地域に特化した時刻表も販売されているし、各私鉄各社で全駅全列車の時刻を掲載した時刻表が有料販売されている事も多い。例えば、近鉄は駅の売店(近鉄の駅の中にあるファミリーマート等)で扱っている。

★乗り換えアプリの精度が悪い??紙の時刻表の方が正しい時刻を調べる事が出来る?!

私は何が何でも「紙の時刻表」しか使わないわけではない。スマホの「乗り換えアプリ」も使う。両方使って乗る事だって珍しくない。これを「ハイブリット派」と称するようだが、これから乗りたい条件を詳細に「乗り換えアプリ」に設定。

しかし、想定していた乗車予定列車、乗車予定経路、最終目的地の時刻が違う??しかも「乗り換えアプリ」よりも、「紙の時刻表」の方が適切な乗車列車を導き出す事が出来る!?実例を示そう。

↑2019年8月のある日曜日、東海道線大垣(CA77)→東静岡(CA16)の時刻を表示された「Yahoo!乗換案内」の結果。発車時刻を大垣20:20とした。どの検索結果も当日中に東静岡に到着する事は出来ない。しかし、「紙の時刻表」を見てみると?

↑それに対して「紙の時刻表」を見ると、当日中に東静岡に到着する事が出来る事が判明!

わかりやすく色づけしたのであるが、下記の列車に乗れば良い。

赤い枠=5134F(大垣20:23→豊橋21:50)

水色の枠=3166F(豊橋21:52→浜松22:25)※実際には別のページに書いてあったが、平日運転の2120Fと全く同じ時刻で運転のため、表示の関係で2120Fの表記を使用した。

黄色い枠=882M(浜松22:31→静岡23:42)

緑の枠=884M(静岡23:44→東静岡23:47)

乗り換えアプリ側で何回検索しても、紙の時刻表で調べた通りの列車に乗るように案内される事はなかった。もし大垣を20:20以降に発車して、当日中に東静岡に着きたいのであれば、「名古屋から新幹線に乗ってくれ」と出てくる。「東海道線だけで当日中に東静岡に着くのは不可能」と言うのが、乗り換えアプリの答えだ。

★乗り換え駅でいかに速く乗り換えが出来るか?

乗り換えアプリでは、設定次第で「早足で進む」「普通のペースで進む」「ゆっくり進む」と言った事が出来る。つまり、歩く速度は人によって異なるので、普段から早足で歩く人は「早足で進む」を選択すれば良いし、私のように遅く歩く人は「普通のペースで進む」とか「ゆっくり進む」を選択すれば良い。

一方で紙の時刻表では、新幹線乗り換え駅に限り在来線との標準乗り換え時間が書いてある。これが「JR公式乗り換え時間」だ。接続列車との乗り換え時間が、到着から発車まで標準時間以降の列車でないと、駅でも車内でも「乗り換え列車」として案内しない。

具体的には、静岡駅における東海道線と新幹線の乗り換え時間は「4分」と設定されている。

静岡に7:12着の東海道線浜松からの上り730Mの場合。7:15発の「ひかり500号」(以下500A)東京行きには乗り換える事が出来ない。「4分」と言う標準乗り換え時間に対して、730Mと500Aとの時間差は3分しかない。標準乗り換え時間の4分以下なので、駅や車内では「500Aは乗り換え列車としては対象外」なのだ。

一方で7:17発の「こだま697号」(以下697A)新大阪行きには乗り換える事が出来る。これは730Mと697Aとの時間差が5分もあって、標準乗り換え時間が4分以上あるので、駅や車内では「697Aは乗り換え列車の対象」なのだ。

これはスマホの乗り換えアプリでも同じ。標準乗り換え時間以上の列車を対象に、「乗り換え列車の対象」として案内している。しかし、これは新幹線~在来線の乗り換えの場合。それでは在来線同士の乗り換えの場合はどうか?

これについては、紙の時刻表には細かな事は書いていない。一方で乗り換えアプリでは「○○線~××線の乗り換えは○分」と言う事が表示されている事が多い。どうやって導き出すか?と言うと、これはアプリによって異なると思うが、乗り換えアプリを作っている会社が実際に現地に行って計測した結果を反映している。

しかし、紙の時刻表ではそんな事はわからない。「経験と勘」しかないのだ。頑張れば標準乗り換え時間以下でも乗り換える事は可能だ。当然その場合は乗り換えアプリには表示されない。「乗り換え列車の対象外」となってしまう。

そのため上記の場合、豊橋21:50着で21:52発の3166Fには「乗り換え列車の対象外」と乗り換えアプリが判断したと思われる。実際には乗り換え可能で、5134Fは豊橋駅5番のりばに到着。反対側の6番のりばに3166Fが停車しておりこれにすぐ乗り換えが出来る事で、大垣→東静岡の夜遅い乗車であっても、当日中に到着できることが実現している。

★結論

紙の時刻表がおすすめ

但し、紙の時刻表を扱うにはそれなりの知識(路線名、乗り換え駅等)が必要になる。

路線名、乗り換え駅等の知識がない場合は、乗り換えアプリの方がおすすめだ。

紙の時刻表は、調べることに時間がかかるし、掲載されていない路線(主に私鉄、路線バス)を調べる事は出来ないデメリットがある。一方で何路線もある都市圏場合は、乗り換えアプリで表示される時刻よりも、紙の時刻表で調べた方が速くて安い経路を導き出す事も出来ることがメリット。

乗り換えアプリは、乗車駅と降車駅と出発時刻さえ入力すれば、すぐに経路を導き出す事が出来る優れものなのがメリット。状況によっては、「ありえない経路や時刻」を案内される事があるのがデメリット。

紙の時刻表、乗り換えアプリとも両方にメリット・デメリットがあるが、鉄道の知識が十分あるのであれば、紙の時刻表をおすすめする。その知識がない場合は、乗り換えアプリを使う事がおすすめだ。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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