【2018年11月廃止後/現役当時を思わせてくれる口羽駅】三江線廃止からの”参考”になる記録88
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【日付】2018年11月23日(金)
【場所】レンタカーで口羽駅へ向かう
もくじ
★駅舎の中は現役当時のまま残るが、やはり日常的にホームに入る事が出来ない口羽駅。少しずつ陽が暮れてきた
口羽駅は三江線の南側で運行上拠点となった駅。三次初発の422D(5:38や5:46発)に乗ると、6:35頃から約30分程度停車するなど、長時間停車する列車も少なくなかった。三江線最後の1年は、422Dのお客に食事や地元の土産等を買ってもらって「おもてなし」をするために、臨時の売店も出たほどだ。
Twitterを見ていると、口羽駅は廃止後も話題が多い駅だ。2019年8月10日~8月13日にはトロッコ列車が運行されて、次の伊賀和志までの間にあるトンネル内にも進む事が出来た。2020年度からはこの先の宇都井までトロッコ列車が運行開始予定で、口羽・宇都井を中心にした「鉄道公園構想」が本格的にスタートする。さぞかし、口羽駅は賑わっている・・・と思ったが


↑口羽駅の駅舎は現役時代と変わっていなかった。電飾がキラキラと光っているのもそのままだった。まだまだ口羽駅は残っている!と思った姿で、嬉しかった。


↑駅舎の中に入る事が出来た。「ありがとう三江線」と書かれたプレートがベンチの上に置いてあった。三江線最後の日から時間が止まったような感じだ。

↑ホームに入る事は出来ない。

↑島根県道4号線から口羽駅全体を見てみる。見た限り何も変わっていない。今にも列車が来そうだ。しかし、繰り返しの通り駅舎には入る事が出来ても、ホームに入る事は出来ない。これは通常時。「鉄道公園」が営業開始すれば営業日はホームに入る事が出来るだろう。もっと言うならば、線路に入る事も出来るだろう。

↑伊賀和志に向かって続くトンネル。ここも入る事は出来ない。だがトロッコ列車運転時には入る事が可能で、夏場はここで「涼」を楽しめたりする。

↑口羽駅の周辺。ゆっくりと陽が暮れようとしていた。「最高の1日の終わり」とも言えるような空、風景で、立っているだけで郷愁を感じた。11月も終わりで、中国地方の山間部だとグッと冷えてくる。

↑邑南町の紹介看板。ここには宇都井駅だろうか?開業まもない頃に撮影されたと思われる写真が載っていた。この写真、貴重過ぎる!なんでこれを看板に採用したのか?疑問に思った。

↑「Inakaイルミ」と表示された誘導看板も設置されていた。いよいよお待ちかねの宇都井駅のイルミネーションだ!
89回目に続く
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