【仙石線の絶景車窓は高城町~陸前小野の間!仙石東北ライン5527D特別快速・高城町→石巻】行ったぜ!東北2019年夏⑤

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高城町からは仙石東北ラインの特別快速に乗る。看板列車なので混雑している!と思ったけど?仙石線の絶景車窓は高城町~陸前小野の間の海側。リアス式海岸に松島の風景もわずかながらだが観る事が出来る。通過となった東名駅や野蒜駅周辺を見るとホッとする事が?

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【日付】2019年7月13日(土)

【列車番号】5527D(仙石東北ライン特別快速石巻行き)

【時刻】高城町9:49→石巻10:14

【車両】HB-E210系のC7編成+C6編成。乗車したのは後ろ側のHB-E211-6

★仙石東北ラインとは?

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1149853846492991488?s=20

仙石線では高城町駅が乗り換え出来るようになっている。これも仙石東北ラインが出来たおかげだ。実質的には高城町駅であおば通・仙台~高城町の普通列車と高城町~石巻の仙石東北ライン直通の快速列車との緩急接続している。

「仙石東北ライン」と口説く書いているが、一体何なんだ?と。東日本大震災で仙石線は大きな被害を受けた。津波で線路や駅が流されたほか、人的被害は幸い発生しなかったが車両(205系)が被害を受けた。特に被害が大きかったのが東名(とうな)駅や野蒜(のびる)駅周辺で、元々海沿いにあった駅が山側のかさ上げ地に移転した。

JR東日本はただ単に元に直すのではなくて、新たな列車体系を模索した。そもそも仙石線は快速を走らせたところで、途中駅で追い抜く事が出来ないし、昔から「東北本線と直通してくれ」と言う意見が根強かった。東北本線と直通すれば、ただでさえホームまで行くのが大変な仙台駅において、同線ホームから発車すれば乗り降りが楽になる事、岩切・塩釜方面への利用も多いので利便性向上も考えた。仙石線の松島海岸~高城町は、東北本線と”ほぼ並走”する関係で、短距離の連絡線さえ設置すれば直通そのものは容易だ。

しかし、仙石線は直流電化に対して、東北本線は交流電化。一般的には交直流電車が必要になるが、1両あたりの製造費用が高い。両線とも電化はされているが、電化方式が異なるためあえて電車ではなく気動車にした方が安上がりだ。しかも、気動車の性能は年々向上しており、今や電車並みの性能を有している。JR東日本はハイブリット気動車を多数用意しており、震災復興の起爆剤として、新たな路線・新たな技術を仙石線にも導入し、石巻から先の非電化である石巻線との直通運転も容易にしたい意図があった。

2015年5月30日に開業した仙石東北ラインは、仙台~塩釜は東北本線を通る。塩釜~松島の手前までは東北本線、松島の手前に仙石線との非電化連絡線を設置。ここを通って仙石線に入る格好だ。非電化連絡線は正式には東北本線となるため、同線を乗りつぶすためには、この連絡線も乗っておく必要がある。

★3種類の快速

仙石東北ラインは原則的に快速運転を行う。全区間各駅停車の列車は存在しない。3つの種別がある。

特別快速=仙石東北ライン最速列車。停車駅も少ない。東北本線では仙台と塩釜のみに停車。仙石線では高城町、矢本、石巻のみに停車。1日1往復のみ

赤快速=東北本線では仙台と塩釜のみに停車。仙石線では停車駅が多い事が特徴で、高城町、野蒜、陸前小野、矢本、陸前赤井、蛇田、陸前山下、石巻に停車。一部列車は石巻あゆみ野にも停車。主に仙台発7・8・16時以降、石巻発6・15~19時台で運転。

緑快速=東北本線では各駅に停車。仙石線では赤快速と同じ駅に停車。仙台6・10~15時台発、石巻8~14時台発で運転。日中はこの列車が主体だ。

「赤快速」とか「緑快速」と言うのは通称だ。全国版の時刻表には単に「快速」としか表記していないため、停車駅の多さで「赤快速」「緑快速」を区別するしかない。「赤」や「緑」と言った色の意味だが、これはサボ(行先表示機)に出される「快速」と言う文字の色の違いである。

★意外に空いていた仙石東北ライン特別快速5527D

↑信号機を見ていると、「仙石」と「東北」の2種類。単線なので両方同時に青(発車可能)が灯る事はない。「仙石」は仙石線の仙台方面、「東北」は仙石東北ライン(東北本線)仙台方面へ向けての信号を示す。

しかし、駅からは「東北本線内先行列車の遅れにより、9:49発の特別快速は6分遅れで運転中」との放送が入る。これは仕方ないので、じっと待つ。

↑高城町始発のあおば通行き932Sは、5527Dが到着しないと発車する事が出来ない。単線区間なのだ。

↑6分遅れて5527Dが到着。最後尾のHB-E211-6に乗ると、意外にもあっさりと座れた。見た限りボックス席は2人程度しか座っていない。ドア付近の2人掛けロングシートは空いている区画が多い。仙石東北ラインの”看板列車”でもある「特別快速」なので、結構混雑しているかと思ったが、必ずしもそうではなかった。

★仙石線の絶景車窓は石巻行きだと進行方向右!

私は仙石線の絶景車窓は高城町~陸前小野の間だと思っている。毎年のように乗っている区間だが、毎回必ず車窓写真を撮影するし、毎回乗っていても遠く見える松島、複雑な地形をしたリアス式海岸を見ると、感動してしまう。そんな車窓が今回も待っていた。

↑手樽~陸前富山

↑陸前富山~陸前大塚

↑陸前大塚~東名

東名の手前からは内陸部に進む仙石線。元々は海側にあったが津波被害を受けて、防災対策のため街ごと移転。2016年に元々あった東名駅に行ってみたが、すでに駅の跡は残っていない。元々ここに駅が本当にあったのかさえもわからない状況になっていた。この当時はまだまだ駅前は更地状態であったが、今は少しずつ住民が戻ってきており、一戸建て住宅が明らかに増えていた。東名と言うのはちゃんとした地名であるが、今の駅がある部分は「新東名」と言う。いずれも高速道路(E1、E1A)の事ではない。少しずつ復興が進んでいるように見えてホッとした。

次の野蒜も東名と同じような状況。仙石東北ラインは快速停車駅だが、特別快速は通過する事がポイント。配線が1線スルーになっているため、そのまま速度を落とさずに通過。

↑野蒜~陸前小野

野蒜駅を過ぎるとトンネル。このトンネルを出ると大きく左にカーブする所も絶景の車窓ポイントだ。この区間も新しく線路が設置されたところで、陸前小野駅の手前で元々の場所に戻る。陸前小野も快速停車駅で利用者も多い駅だが、特別快速は通過。

矢本には4分遅れて到着。この駅から乗って来る人も多い。この先は住宅街や田畑の中を走る。石巻市中心部も仙石線沿線で、快速停車駅が多い事も納得出来る。石巻駅は市中心部から離れた場所(それでも2キロ程度しか離れていない)にあるため、駅利用者を除けば人通りが少ない印象がしてしまう。

↑石巻駅では仙石東北ラインの列車は仙石線ホームに入る。配線上は石巻線ホーム(非電化)にも接続しており、気動車のHB-E210系は入線可能だ。

↑HB-E210系の車内を撮影する。何回も撮影しているが意外にも初めて満足の出来る写真となった。座席配置はE721系と変わらない。HB-E210系はハイブリット車なので、搭載する機器が多いらしく?車内の一部にも機器室を設置。その影響で座席数がやや少ないのが難点。乗り心地そのものは、電車のE721系と全く変わりがなくいつも思うが「これが本当に気動車?」と。

↑石巻駅の仙石線ホームは、改札口近くでないと車両の顔をハッキリと写す事が出来ない。意外と仙台方のホームの端(仙台行きの場合先頭車となる部分の顔)ギリギリに車両が止まっているため、顔が全部拝見出来ないのだ。

6回目に続く(下記リンクをクリック)

【日本の原風景のような車窓に新型貨物列車も登場!?/石巻線1630D石巻→小牛田】行ったぜ!東北2019年夏⑥

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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