【運転上重要な古里駅で201系四季彩を思い出す/自動券売機が撤去された沢井駅】東京アドベンチャーラインとは?②

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【青梅線青梅~奥多摩は観光路線?山小屋の雰囲気がする鳩ノ巣駅・東京都最少利用者数の白丸駅】東京アドベンチャーラインとは?①

★運転上役割が重要な古里駅。201系四季彩を撮りに来た事を思い出す

【訪問日】2018年4月30日(月・祝日)

【列車番号】1404(青梅行き)

【時刻】白丸(JC73)14:08→古里(JC71)14:15

【車両】E233系0番台4両の青465編成

【備考】約10分遅れで運行

白丸では列車番号1310の折り返し便で戻る。14分遅れて運行していたので、折り返しの列車番号1404もそれだけ遅れるかと思いきや、奥多摩(JC74)での折り返し時間を短縮し4分遅れが回復。結局10分遅れであった。

それにしても、列車が遅れている事を知らせる放送もなければ、電光表示板もない。これが立川~青梅であればこのような事はなかろうが、同じ青梅線でも青梅と言う境界を越えた”奥地”である奥多摩地区は相当「冷遇」されている。管理駅が青梅だろうから、青梅駅からの一斉放送があっても良いように思うが、JR東日本管内でそれをやっている所は少ないような気がする。

列車番号1404は遅れていた分お客が多い。立客も相当数発生する。私の中では奥多摩地区はのんびりしたイメージで、立たされることはまずないと思っていたが、ハイカーの帰宅時刻と重なる13~16時台の青梅行き列車はどれも立客が多かった。

↑古里(こり)で下車。奥多摩地区は半自動扱い(押しボタン式)となっているので、「開く」ボタンを押して下車。下車する人は私くらいで、かなりの数が古里から乗ってきた。4両もあって通勤型車両なので、当然ワンマン化されていないが、車掌が放送する事は交換列車がある駅のみなので、感覚的には都市型ワンマンと思ってしまう。

また、これは後術するが奥多摩地区の一部駅にはきっぷの券売機がない駅がある。乗車券なしで乗車するお客もそれなりにいるが、車内での乗車券の販売等の精算業務も車掌は行っていないらしい。「駅で払ってくれ」と。やろうと思えば、いくらでもキセルし放題なのであるが。

↑駅番号、中国語、ハングル(韓国語)に対応した新型の駅名表。このタイプが首都圏標準。地域によってはキャラクター等が描かれている(群馬や山梨)事もある。青梅線は中央快速線と同じ部類の駅番号で、次駅に限り小さく駅番号も書いてある。

↑縦型の駅名表にも駅番号の記載あり。JR東日本で駅番号を展開しているのは、電車特定区間内(E電、東京駅から概ね50キロ以内)のみで、同区間外や地方都市圏では実施していない。この辺はJR東海、JR北海道(基本的にこの両社は管内全域で展開)との違いだ。

↑駅舎はこれも「山小屋」とか「ログハウス」をイメージされる作り。すでにハイカー等の利用者が次の列車を待っている。 駅から少し歩けば国道411号線(青梅街道)でクルマ通りが多い。コンビニもすぐ近くにある。駅の営業形態は無人。

↑駅の配線(ホームの様子)はご覧の通り。私は2008年6月に古里駅で下車した事がある。

↑古里駅で奥多摩から来た今はない201系四季彩を撮影した。青梅線の乗車自体がこの時以来で10年ぶり。10年前の段階で201系は少数派になっており、E233系が多くを占めていたが、四季彩は消えてしまい、後継となる観光列車は登場していない。

↑これが東京アドベンチャーラインにかつてあった観光列車「四季彩」(しきさい)。使用列車は時刻表に記載。主に土日祝日に東京アドベンチャーラインで運行。全車自由席のため乗車券で乗車できるところが嬉しい所だ。四季彩以降新たな観光列車は登場していないと前述したが、JR東日本八王子支社は「東京アドベンチャーライン」と称する愛称を付けたこととセットで新たな観光列車を登場させる事にした。

「東京アドベンチャーラインで遊ぼう!ラッピング車両登場」(雑誌鉄道ファンのニュースより)

↑こちらによると、2019年7月からE233系4両(青編成)1本を改造して、東京アドベンチャーラインをイメージしたラッピング車両を運行していると言う。具体的な運行列車や時刻は公式Facebookで公表している。一般の時刻表(紙の時刻表)では公表していないらしい。四季彩のように座席の向きをロング→ボックス・クロスシートへの変更はしていない。ロングシートのままで、ラッピングを施した程度の小規模な改造に留まる。

↑運転上重要な役割を持つのも古里駅の特徴で、ホームに面していない「中線」に「回送」のサボを出したE233系が青梅側から到着。両数が長い。6両もあった。編成番号は「H53」。中央快速でも使う車両である。どうやら奥多摩始発の「ホリデー快速おくたま」になるための送り込みらしい。

★面白い作りをした駅!紙のきっぷを販売する自動券売機が撤去!使用済みきっぷや運賃を回収する箱が見当たらない沢井駅

【列車番号】1402(青梅行き)

【時刻】古里14:39→沢井(JC68)14:54

【車両】E233系0番台4両の青461編成

↑列車番号1402は定刻通り到着。こちらもハイカー等で既に混雑。ドア間のつり革をなんとか確保する。 御嶽(みたけ、JC69)では列車番号1411(奥多摩行き、御嶽14:46発)と交換のため数分停車。まるで対照的で空席がそれなりにあった。 御嶽は奥多摩地区ハイキングの拠点ともなる駅なので、乗車するお客はかなり多い。通勤電車並みの混雑となってきた。ここまで混めば4ドアロングシートが妥当な車両と納得出来る。

↑沢井駅は島式ホーム。出口は立川方まで進む必要がある。この駅で下車したのは私を含めて数人。営業上は沢井駅も無人であるが、特に車掌がきっぷの回収や検札を行う事もない。青梅線奥多摩地区は実質的には「信用乗車方式」なのである。

↑木製の案内看板が多いのも奥多摩地区の特徴だ。 ホームには飲料水の自販機もあって、JR東日本全域で見られる独自ブランド。特定メーカーの飲料水だけしか置いていないのではなくて、複数のメーカーのそれがあるためバラエティーある内容。もちろんSuica等の交通系電子マネー支払いにも対応。この自販機で水分補給をする。

↑跨線橋の上に登ると改札口。kitacaをタッチする。JR東日本や関東私鉄では1円単位で決済。乗車距離もそんなに長くないため、200円を超える事もない。左側はシャッター。昔は有人駅だったようだ。

↑「ご案内」の表記。上の額縁は絵ではなくて、JR東日本の東京近郊路線図と運賃。2018年1月に紙の自動券売機を撤去したと言う。今は「乗車駅証明書」(写真中央下のオレンジ色の細長い箱)から、路線バスの整理券と同等の紙が出て来るので、これをもらって乗車。下車駅で必要な運賃を支払う仕組みだ。交通系ICカードでは決済出来ないので、現金で払う事になる。この場合運賃は10円単位である。


撤去した理由については特に記されていないが、沢井駅の自動券売機の売り上げが悪く、「必要ない」と判断したのであろうか? 奥多摩地区には他にもこのような駅が数駅あって、交通系ICカードを持っていない人にとって見れば、使い勝手が悪い。 私が見た限りでは、下車したお客が使用済みのきっぷ、運賃を回収する箱が見当たらなかった。無人駅同士で利用し、乗車駅に券売機がなければ、どこで運賃を支払うのか?支払う場所がないんじゃないの?

3回目に続く

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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