【日高本線浦河駅から東町駅へ歩く】北海道の維持困難線区を見る2019年春⑫

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【日付】2019年3月28日(木)

【場所】浦河駅から東町駅へ歩く

★ボロボロの浦河駅

↑静内から乗った日高本線列車代行バスは、浦河駅で下車。ここも国道235号沿い。駅もすぐに近くにあるのだ。

↑正確に言うとJR北海道バスの「役場前」。浦河町の役場前である。写真の通り線路がすぐ近くにある事がわかる。

↑浦河町役場の前に浦河駅がある立地。国道235号沿いであるが、交通量が多い。そして寒い!気温はプラス1度、風速が10m/s、天気は晴れ。風速が強い分体感的には氷点下5度前後であろうか。日高地方はとにかく風が強い。後で知った事だが、この先の襟裳岬では風速10m/s以上の日が年間200日程度あると言う。風が強くて当たり前の地域なのだ。

↑再びJR北海道バスが登場。お客がいなかったのでそのまま通過。結構お客が乗っている。行先は「様似」。日高本線の列車代行バスではなくて、浦川町内から様似町内までの一般路線バスであった。当然列車代行バスと経路や運賃は異なるし、一般的な「JRバス」のため、「北海道&東日本パス」や「青春18きっぷ」では乗車出来ない。

↑続いて札幌からの高速バス「ペガサス号」(道南バス)も通過。浦川町内では降車扱いしかやらないので、そのまま通過する。

↑かなりボロボロ。国道の歩道から見ただけでそう思ってしまった。静内駅とは異なり人の気配すら感じる事が出来ない。物理的には国道からの歩道橋を渡れば、駅舎やホームに直接入る事が出来るが、ちょっと勇気がいる雰囲気。

↑国道の歩道から直接駅全体を見る事が出来る。今は列車交換が出来ない構造になっているが、以前使われていたホームが残っており規模が大きい駅だった事が伝わってきた。勇気を出して線路をまたぐ歩道橋に入る。昼間なのに陽当たりが悪い。反対側から人が来る事もあるのだろうが、絶対ビックリする・・・とビビりながらもなんとかホームに到着。

↑見事に線路は1線しかない。とても見たくはない光景だ。

↑壁には浦河高校美術部が平成15年(2003年)に制作した『夢・希望・未来』と言う作品。静かに駅を見守っていたけど、ここに再び列車が来ると言う夢を描きつつも、そのような希望が現実的に出来るかと言われると疑問なのが本音。現状は列車代行バスによる輸送で、これが正式なもの(廃止代替バス)になると、日高地方からは鉄道が消えてしまう。最も生活の基本的なものである、「公共交通」をバスに依存すると言う選択肢しか事実上残されていない中、どのような未来を今後描くのだろうか?

↑線路には保守用車両(レーススターとも言う)が堂々と置かれあった。列車が運行されていれば、別の場所に置かないといけないので、少なくても当分は列車がやって来ない証拠。こういうのを見ると悲しくなるが、保守用車両は何らかの線路点検をした証拠でもあるので、最近行ったのであろうか?

↑駅舎正面の出口は、本当にさびしい。殺風景とは私は思わないけど、駅舎とは逆側の国道が栄えていると言うギャップが激しい。

↑駅舎は年季の入った古い建物。遠くから「浦河駅」と言う表札が見えない。知らない人が来たら、ここが駅とは思わないのかもしれない。

↑駅舎はシンプル。有人きっぷ売り場(水曜日と土曜日の12:00~16:00のみ営業)と待合室。3月16日ダイヤ改正のポスターも掲示されていたので、わずかながらの人の気配はあるらしい。浦河町の「わが町ご当地入場券」も浦河駅で販売している。営業日が極端に少ないので、買うだけでも大変だ。

浦河駅の真ん前には、販売しているのかわからないコカ・コーラ―の自販機。天気は良いのにメチャクチャ寒いのに、売っているのは冷たい商品ばっかり。他の自販機も同様。なんで暖かい飲料を置かないのか疑問であった。

★キレイな街並みの浦河町

次の列車代行バスまで時間があったので、約2キロ離れた東町駅まで歩く。

↑浦河港を簡単に見ておくことにした。海上保安庁の船や漁船が数隻停泊している。風に余計強いのも港で何分も居る事が出来なかった。

↑北海道知事選挙の候補者ポスター。もちろん北海道に来ないと見る事が出来ないし、”ご当地感”がたっぷりあるので、選挙に限らず通年設置してある政治家のポスターについても、意外とこれを楽しみにしていたりする。以前山口県に行った時に自民党の総裁がドーンと出ていて、横にキャッチコピー。掲示責任者(ほとんどは当地の選挙区の政治家名を出す)は「安倍晋三」であった。これには「おっー!ご本人!」とビックリした。この北海道知事選挙の候補者ポスターには、夕張市長だった鈴木直道氏(当選して北海道知事に就任)が。これも「おっー!鈴木直道!」とビックリと言うか、感動みたいなものをおぼえた。

↑国道235号を道なりに進む。キレイな街並みだ。寒くてたまらなかったが、空がきれいで歩いていて気持ち良い!すると「国道235号終点」と出てきた。「??」道はまだまだ続く。この先は国道236号でこれも終点。国道235号は苫小牧から浦河までで、列車代行バスでも通った道。それに対して国道236号も列車代行バスが通り、様似からは内陸部に入って広尾町を経由し帯広へ向かう。

↑国道236号に入ってからもキレイすぎる街並み。この辺は商店街となっており、浦河町中心部の一部を形成する。意外と中心部は広くて、日高本線の東町駅まで続く。

★東町駅は壊れていた

↑国道236号を道なりに歩くと山側(写真左)に「十字マーク」。浦河赤十字病院であった。キレイに整備された街並みや住宅地、学校やスーパーが病院の周辺にも。「立派な街」である。日高本線では小さな駅の1つに過ぎない東町駅だが、このような駅と街の組み合わせは北海道に限らず、全国的に見ても多かったりする。国道沿いにはコンビニ(セブンイレブン)があったので、ここでようやくホットコーヒーを飲む事が出来た。

しかし、東町駅は場所がわかりにくい。GoogleMapsのカーナビ機能に従ったが、なんとなくの場所までは連れて行ってくれても、正確な場所までになると変な道に通されるので、結果的に駅に行かせてくれない。一度日高本線の駅や線路が消されたカーナビなので、仕方ないと諦めるしかないのであろうか?

↑レールは使えないほど錆びている。列車が長期間来ていない事を実感せざるを得ない見たくない光景だ。

↑カメラをアップにして撮影してみると、ホームが壊れていた!

↑ホームには入れないようになっていた。ホームが隆起したのであろうか?ホームの床面が崩れている。一体何が起きたのであろうか?周辺の住宅は特にこのような被害がなかったので、駅だけがこうなっているのもおかしいし、不可解だ。

↑駅舎には入る事が出来る。シンプルな駅舎で待合室があるだけ。

↑ホームが壊れているのは、出入口部分のみでホームの中央から端にかけては特に被害がないようだ。こうなっているから駅に近づく人は誰も居ない。鉄道ファンでさえも駅に興味がないと、近づかないのかもしれない。

駅前は狭いため列車代行バスが入る事は出来ない。のりばは別の場所になるのだが、これが紛らわしいものだった

13回目に続く

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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