【785系すずらん10号札幌→苫小牧】北海道の維持困難線区を見る2019年春⑧

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【日付】2019年3月27日(水)

【列車番号】1010M(特急すずらん10号室蘭行き)

【時刻】札幌(01)18:54→苫小牧(H18)19:45

【車両】785系のNE502編成、5号車(後ろの車両)クハ784-2

★ホームライナー的な性格をした特急「すずらん10号」。”通勤特急”と思ったが?

↑札幌からは苫小牧へ送り込ませる必要があった。路線的には千歳線ではあるが、南千歳・新千歳空港までは本数が多いながらもその先の普通列車は大幅に本数が減って、1時間に1本程度となる。しかも途中の北広島などで快速エアポートに抜かれるダイヤのため、余計に時間がかかる。本音は札幌で何か食べてから送り込ませようかと思ったが、札幌駅20時前後になると意外に本数が少なくて、20:00発の函館行き特急「スーパー北斗24号」だと自由席の両数は少ないし、混雑もするだろうし、比較的よく乗る列車でそれだとつまらなかったので、たまには特急「すずらん」に乗ってみたくなった。

室蘭本線沼ノ端~室蘭については電化。しかし電車運転は特急「すずらん」だけ。ほとんどが電気を使用しない気動車での運転だ。「すずらん」の使用車両は789系1000番台(5両・特急カムイと共通運用)か785系である。どれが来るか?はその時に次第だ。私としては785系に乗りたかったけど、札幌駅のホームに入ってみると、堂々の785系!

2017年3月のダイヤ改正で札幌~旭川の特急「スーパーカムイ」から撤退。今は特急「すずらん」一本での運転だ。使用する車両数の減少や老朽化により、最盛期には37両あった785系が大量廃車されて、今やたったの10両だけ。編成番号NE501とNE502の2本だけに。

↑自由席の5号車に乗車。「これはバブルの時期に作られた車両なんだな」と言う雰囲気がタップリ。特に駅名表示機や照明の周りが。前者はJR東日本651系、後者はJR東海300系新幹線に似ており、後者は私が好きな車両でもあったので非常に親近感を感じる。

↑駅弁で夕食を。買ったのは「うに発いくら行」(1,200円)。贅沢にもご飯の上にたっぷりと「うに」「いくら」が入った北海道の海の幸を味わう事が出来る駅弁だ。「すずらん10号」のドアが開いたのが18:40頃で、その直後に車内に入ったので、発車するころまでには食べてしまった。その間に車掌が非常に丁寧に停車駅や到着時刻等を放送。これだけ丁寧な車内放送はJR北海道の見どころ。他社では出来ないレベルの車内放送の実力の高さで、普通に聴いているだけでも気持ちが良い。これを聴くだけでこれからの旅が面白くなりそうだ。

「すずらん」は「カムイ」と同じく指定席は4号車のみ。この車両は「Uシート」と称したゆったりめな座席で、キハ261系1000番台指定席に連結しているようなマクラ付きの快適なもの。「すずらん」は「スーパー北斗」に比べると停車駅が多めで、細かな歴史はわからないが昔あった急行を特急に格上げした形のため、比較的利用の多い駅には止めているんだと思う。

時刻が時刻なので「ホームライナー」的な列車と思っていた。つまり通勤通学利用が主体。先ほど乗ってきた「”通勤特急”ライラック36号」のような乗り鉄は誰もいません!と言うようなものだと思っていた。でも実際には、全く逆で通勤通学利用のお客は意外と少ない。観光や札幌で用事を済ませた人が乗るような列車で、空席が非常に目立った。席が埋まったのは3割程度に過ぎない。

「それでは新札幌(H05)からたくさん乗るだろう!」

と思ったけど、ホームを見てみると人はまばら。「帰宅ラッシュ」なんていう言葉は無縁なのか?とも思ってしまった。5号車に関しては誰も乗らなかった。他の車両はもっと乗ったのかもしれないが、そこまでは確認していない。

千歳線で札幌市内の夜の夜景とか車窓がなんとなく見える。なんか味わいがあって私は好きな車窓だったりする。昼間の千歳線とは全く違う雰囲気だ。”大都会札幌”を出ると北海道の原生林(正確に言えば鉄道林なのだろう)に突入。外からの灯りは皆無になり真っ暗に。人の営みさえ感じられない世界に。それでさえも列車が多数行きかう路線とは思えないので、このギャップの差が私の中では埋められない。

★千歳と苫小牧で気候が全く違う!通過列車からの氷雪飛散の危険性を知る

「スーパー北斗」のほぼ全てが通過する千歳(H13)にも停車するのが「すずらん」。人口的にはこの駅周辺の方が圧倒的に多く、今やホテルの建設ラッシュ。JR北海道も子会社が運営するホテル(「JRイン」と称するブランド名で展開。高級志向のため宿泊料金は決して安くない)が千歳に完成したばかり。宿泊してみたいホテルだとは思うけど、なかなか手が出ない。千歳駅のホームには・・・

「細かい氷雪が通過列車から飛散します。危険なので列車から顔をそむけるかホームの中央でお待ちください」

これは知らなかった。一応対策としては通過列車の速度を冬季限定で落としているらしいが、それでもある程度の氷雪飛散は避けられない。翌日苗穂駅で撮影していると、ゆっくりと通過している列車でも自分に向かって氷雪が降りかかってくる。身の危険も感じるほど。特に雪に慣れていない地域から来る撮り鉄諸氏は知っておいた方がいいと思う。

南千歳(H14)で3人程度乗ってきた。新千歳空港や帯広・釧路方面からの接続でいつも何らかの動きがある駅だ。ここまでは雪があったり、風が冷たかったけど沼ノ端(H17)までの間で一気に気候が変化。沼ノ端駅のホームを見ると完全に雪が消えていた。

↑静まり返った夜の苫小牧駅。車掌が交代した。785系からは「すずらんのマーク+JR北海道のマーク」が交互に出ていた。

雪はさすがになくなったが、吹いてくる風は冷たい。海も近いので風速も強い。耐えかねて近くにあるツルハ(ドラッグストアー)に行って普段使う事がないカイロを買っていた。

9回目に続く

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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