【根室本線9632D車窓・富良野→滝川】北海道の維持困難線区を見る2019年春⑥

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【キハ281系特急スーパー北斗5号の車窓・新函館北斗→長万部】北海道の維持困難線区を見る2019年春 ①

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【根室本線9632D車窓・東鹿越→富良野】北海道の維持困難線区を見る2019年春 ⑤



【日付】2019年3月27日(水)

【列車番号】9632D(滝川行き)

【時刻】東鹿越(T35)15:13→富良野(T30)15:53→滝川(T21)16:57

【車両】キハ40-726

【備考】今回は富良野~滝川間について書く

★富良野を発車して少しして、トンネルを出るだけで7~8分もかかる所があった

富良野には15:52着。たったの1分後には発車。富良野くらいの大きな駅だと停車時間が長そうに思うけど、交換列車がなくて特に停車時間を長くする理由もない。

↑富良野では高校生中心で乗ってくる。それでも車内は20人程度しかいない。大人と言えば私のような乗り鉄と言う鉄道ファン(同業者)くらいだ。地元の大人は鉄道を使わないのは、富良野に限った事ではない。

↑富良野~野花南(富良野駅近く)

この先には島ノ下駅(T29)があったが、利用者が極端に少ないため2017年3月に廃止。島ノ下信号場に格下げされた。今や外から島ノ下信号場の中に入る事は出来ない。車窓で駅の跡地を見ておきたい所だが、見つける事が出来ず。すると長いトンネル。このトンネルがなかなか抜けない!えらく長く感じた。トンネルを出るだけで7~8分もかかった!あとで調べてみると「滝里トンネル」で、全長5,595メートルもある。根室本線の中では2番目の長さで、1番長いのは新狩勝トンネル(落合~新得、一部石勝線と重複区間あり、今は根室本線側は使用停止中)の5,790メートルと微妙に滝里トンネルの方が短い。抜けると山の険しい所を爆走。時刻表を見ると富良野~野花南は17kmもあった。

↑滝里トンネルを出て、野花南駅近く(島ノ下信号場~野花南)

↑野花南では2429D(キハ40-1791)の東鹿越行きと交換。なぜか定期列車扱いの列車番号。今乗っている9632Dは臨時列車使いの実質定期列車。この違いは何なのであろうか?

野花南駅は長い交換設備を持っている。根室本線では今も滝川~富良野で貨物列車の運行があるため、旅客列車もそうだが決して本数が多くなくても、立派な設備を残しておく必要がある。実態はローカル線だが、「この立派な設備と利用者の少なさ」のギャップが旅情を誘う所がある。今まで全く野花南駅にはルビを振らなかったが、「のはなみなみ」とは読まない。「のかなん」と読む。北海道に多い難読駅の1つだ。

★「星の降る里・芦別」には北陸本線大聖寺駅近くにあるものに似ている?「巨大な観音像」が!これは一体?

↑上芦別(T27)も島式の長い構造をしたホーム。古い建物や廃屋が周囲には目立つ。行政区分も芦別市に変わった。あまり手入れがなされていないような感じで、除雪されているホームの部分は一部が舗装されていない。とても幹線の途中駅とは思えない。でも駅舎は立派で連絡する跨線橋の天井には、「本日はご乗車いただきありがとうございます」とお客をねぎらっているのにはホッとする。

↑上芦別~芦別。芦別市の中心部に入ってきた。建物が増えてきたが、車窓から見る限り活気が感じられない。遠くの山に「巨大な観音像」が見えてきた。これは一体何なのであろうか?真っ先に思ったのが北陸本線の大聖寺駅(石川県)の車窓からも見えてくるやはり「巨大な観音像」の存在を思い出した。これは地元の宗教法人が建立させたもので、近くにある加賀温泉への集客を図ったものと言う事を聴いた事がある。

↑芦別(T26)は厚い雪。「星の降る里・芦別」と言うキャッチコピーはSTVラジオ「しゃかりき!ようへい商店」(月曜日20時~21時)でもCMでたくさん出てくる。芦別市出身のようへいさんの話から芦別の話題は多数聴くが、車窓から駅前を見る限り「静かな町」と言う印象が伝わってきてしまった。やはり「星空」が美しいのであろう。機会があれば見てみたい。

↑平岸(T25)には転車台が残っていたが、今は使っていないようだ。行き止まり式のホームもあったが、これも使われていない。どうやら炭鉱輸送があった名残のようだ。

↑平岸~茂尻

↑茂尻(T24)は駅舎の前にこれでもか!と言うくらい、大量に雪が積まれていた。除雪済みの雪を置いているのであろうか?私にはそのように見えた。駅舎は「ザ・国鉄」とも言える駅舎だ。

↑茂尻~赤平

★「北海道の東京駅」?!赤平駅

↑赤平(T23)では16:39~16:41まで停車。2431D富良野行きのキハ40-1790と交換。3人乗ってきた。高校生だ。駅舎がビックリするほど大きい!東京駅のような作り!ホームはいわゆる「国鉄配線」の2面3線。駅自体の営業は簡易委託で「赤平市交流センターみらい」が入居する。この駅は今度行ってみたい。

車窓写真を思う存分撮る場合、見知らぬ他人と対面で座るボックス席よりもそのリスクが全くない、2人掛け席を私は好んで座る。ある意味「特等席」だ。国鉄時代と大きく変わっていない車内で、登場当時の座席がそのまま残っているのがファンとしてはうれしい。

根室本線の滝川~富良野についてはJR北海道は存続の方針だ。利用が多い事や貨物列車がある事、夏季限定にはなるが札幌~富良野で「フラノラベンダーエクスプレス」と言う特急が走るため、道央から富良野へ・・・と考えると同区間は残しておく必要がある。それが完全になくなり完全なローカル線となる富良野~東鹿越~新得は廃止したい方針。乗っていると明らかにお客が少ない。そもそも人の流動が細い。本数も大きく減る。そうなれば今のJR北海道の経営状況を考えれば辞めるしかないのだと思う。車窓は良いんだけど・・・。

7回目に続く

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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