【最後の日・石見簗瀬→乙原→江津】三江線廃止までの”参考”になる記録79

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もくじ

★コンビニの弁当類が完売するほどの人出となった粕淵から、石見簗瀬駅の様子を見ておく

【訪問日】2018年3月31日(土曜日・最後の日)14:00~16:00
【場所】沢谷駅→国道375号線→島根県道40号線→石見簗瀬駅→乙原駅→川本町から国道261号線→江津駅

沢谷駅からは乙原駅を目指して出発する。時刻的には9425D三次行きが通るのであるが、列車を狙って撮影等する目的はなかった。
粕淵駅近くのコンビニ(ローソン+ポプラ)に立ち寄ると、弁当類は完売であった。粕淵駅では、さよならイベント開催中で多くの人。弁当類の完売はこれが影響しているだろうか?

粕淵から先は島根県道40号線に入る。9425Dが通る時刻が近いので、江の川の対岸から撮影しようとする同業者(鉄道ファン)はもちろん、地元の人も多数が各所に集まっていた。三江線で言うと石見簗瀬~明塚で県道は江の川を渡り、線路近くを通る。石見簗瀬駅は県道から1本それた道に入るが、少し寄り道。

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↑列車内からも目立ったのが「三江線 ありがとう」と書かれたメッセージ。石見神楽のキャラクターも。

↑ホームの様子。同業者が数人いたが、クルマで訪れる人が断続的に続く。
「まだ9425Dは来ていないかもしれない」・・・・・・ような雰囲気であった。近くに居た警備員にその旨を聞いてみると、「汽車はさっき行っちゃったよ」との答え。石見簗瀬駅は、やや高い堤防のようなものがあるが、そこにも同業者が何人もいた。でも、9425Dが発車してしまうと、次に来る列車は3時間ない。それ狙いで場所取りを兼ねて待っているだけなのか?

↑味わいある木造駅舎に、ステンレス製の真新しいポールが2本。他駅以上に目立つ存在であるが、石見梁瀬も廃駅に向けた準備が着々と進む。廃線後の状況がどうなっているかわからないが、待合所には入る事が出来ても、ポールからホーム側(ラッチ内)には入れなくなっているのだろう。

↑駅舎も撮影しておく。すると代行バスが到着。9425Dに乗車出来なかったお客で満席であった。後日9425Dから撮影した前面展望があったので、浜田から三次まで全区間見させてもらった。浜田発車時点で相当の混雑で、江津や石見川本では積み残しが発生。特に石見川本では下車客よりも乗車客が圧倒的に多く、この駅から乗車のお客については乗車を拒否し、代行バスへ誘導させていた。9425Dの最混雑区間は石見川本→浜原だった。

★着いた時には警備員しかいなかったのに、私が着くと断続的に人が集まってきた乙原

石見簗瀬駅から乙原駅にはクルマで10分程度。

↑乙原駅は、季節ごとに木がいろんな表情を見せてくれることが持ち味。やはり今日(3月31日)は最後の日と言う事もあってか、サクラの木も「最後の三江線を見送ろう」と思って見事に満開になってくれたと言う夢を描く。この写真は撮影した時点では、「商品にならない」レベルであったが、これを無理矢理「商品になる」にせざるを得なかった。
人は誰も写っていないので、「商品になる」ようにしたのであるが、私が着いた時には警備員しかいなかった。
しかし、ゾロゾロとクルマで乙原駅に入る人が殺到。見知らぬ人が写ってしまうので、これでは「商品にならない」。結局これを使うしかなかったのだ。この時点ではクルマは、警備員と私のしかいなかったのに・・・・・・

↑5分もすれば、満車であった。

↑落ち着かない所もあったので、簡単に撮影して、簡単にもう一度乙原駅とサクラを見ておく。

カーナビで江津駅と設定する。思っていたよりも遠く、45キロ60分と出て来た。経路は冒頭で述べた通り。
石見川本駅付近までは県道を進む。石見川本駅では、川本町の町ぐるみの”壮大な三江線最後の日のお祭り”が大絶賛開催中。
石見川本駅周辺には多数の駐車場が設置されたが、どこも満車。15:10頃に通り過ぎたが、この時は当分列車が来ないので、ホームには誰もいなかった。
お昼頃(9424Dが着く頃)には非常に多くの人で、記念に入場券を買い求める大行列がナント!駅舎をはみ出て駅前通り付近まで並んだと言う。三江線最後の日に最もにぎわったのが、石見川本駅であった。

国道261号線を道なりに進む。石見川本駅の大混雑がウソのように、交通量がほとんどない。すれ違うクルマは時々あっても、江津方面に向かう前後のクルマがほとんどない。後ろからクルマが来る事がない。主要国道ではこんな事は初めてで、裏返せば川本から江津に向けての人の流れ自体が普段から薄い証拠?とも思われる状況であった。

80回目に続く。

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KH8000

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