【キハ281系特急スーパー北斗5号車窓・長万部→南千歳】北海道の維持困難線区を見る2019年春 ②

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【キハ281系特急スーパー北斗5号の車窓・新函館北斗→長万部】北海道の維持困難線区を見る2019年春 ①

★日本一の秘境駅小幌をスーパー北斗の車内から撮ってみた!南千歳駅のホームからは政府専用機が見えた!

【日付】2019年3月27日(水)

【列車番号】5D(特急スーパー北斗5号札幌行き)

【時刻】長万部10:20→南千歳12:08

【停車駅】(新函館北斗駅から乗車)大沼公園(H67)、森(H62)、八雲(H54)、長万部(H47)、洞爺(H41)、伊達紋別(H38)、東室蘭(H32)、登別(H28)、苫小牧(H18)、南千歳(H14)、新札幌(H05)、札幌(01)

【車両】キハ281-902(7号車の自由席)

【備考】新函館北斗~南千歳で乗車。今回は室蘭本線部分の車窓を。

「長万部では函館本線と分岐する」と言う表現が、「スーパー北斗」の経路説明をするときには正しい。スーパー北斗や貨物列車は勾配が少なく札幌までの距離が短い、室蘭本線経由が一般的だ。臨時運行の特急「ニセコ」、何らかの理由で室蘭本線が通れない場合、代替経路として函館本線(山線)を使う程度で、今や5時間も普通列車が来ない事もあったりするほどのローカル線。むしろ室蘭本線が函館本線ではないか?!と思うほどの実態だ。面白い事に室蘭本線は札幌市内を通らない。これは意外と知らない人が多いのかもしれない。どこまでの路線か?と言うと追分・栗山経由で岩見沢までだ。これは歴史的な経緯によるものだ。

車内の自動放送では、「長万部からは室蘭線に入ります」とさりげなく言う程度。特に乗務員の交代等もなければ、お客が大きく動く事もなくすぐに発車。

↑長万部~静狩(H46)

並走している国道も5号から37号に変わる。5号は引き続き函館本線と並走する形で、北海道新幹線(建設中)も同様である。この先にあるのが日本一の秘境駅小幌(H45)。2017年3月ダイヤ改正以降普通列車の本数が減少したため、実質的に訪問出来る列車や時間帯が15時台のみとなっている。余計に行きにくい駅になっているが、その分”秘境度”もアップしている。特急ではあっという間に通過してしまう。ならば、車内から駅の様子を撮っておくことにした。小幌も実質的には「スーパー北斗」からの車窓でしか見る事が出来ない駅になっている。これはかなり難しいが果たして?

↑たったの3~4秒で通過。スマホのカメラを連打すると撮影に成功!逆光気味なのが不満だがこれでヨシとした。小幌駅は山に囲まれた部分で、陽も入りにくい所なので雪が厚く積もる。当然人の気配も感じない。全て車窓からの描写だ。小幌駅は2015年に来た事があるが、機会があれば再び来てみたい。

↑小幌~礼文(H44)

↑礼文駅。大きく左カーブして山が雄大に見える。

大岸(H43)で函館行きの「スーパー北斗6号」(キハ261系1000番台の6~8両)とすれ違う。室蘭本線はほとんどが複線であるが、意外とすれ違う列車が少ない。すれ違ったとしても単行のキハ40が1~2本あったので、こんなにも立派な設備があるのに本数がこんなに少ないとは・・・。

洞爺には10:47。外国人客が指定席を中心に乗る。利用の主体は指定席で自由席は意外と混まない。それでも1人だけ乗ってきた。北海道の特急は「スーパー北斗」に限らず、どの特急(ライラック・カムイ・すずらんを除く)もこれだ。

↑有珠(H40)~長和(H39)

伊達紋別からも指定席を中心に3~4人ずつ乗る。自由席はやはりお客が乗らない。

↑室蘭からの線路が見えてくると東室蘭。キハ150を久しぶりに見た。主に室蘭本線室蘭周辺や函館本線(山線)、富良野線でないと見る事が出来ない車両だ。やはりここからは自由席も乗車する人が多い。通路側でさえも埋まりだす。ここでやっと乗務員が交代。函館系統の特急はこの駅のみで交代している。

東室蘭を発車すると、「エゾシカなどの野生動物が出没する区間を走行するため、やむを得ず急ブレーキを使用する場合が・・・」と自動放送で付け加えられる。北海道では定番の内容だが、意外とこれを道南では聴いた事がない。野生動物が出没しないわけではないだろうが、道東や道北と比べれば少ないのであろう。車窓からは野生動物の姿は見えない。

登別からも乗車するお客は多い。ホームに並んでいる客数だけ見れば、他の駅よりも圧倒的に多い。指定席利用も少なくない。それでも指定席は旅行客が中心で、地元客は自由席主体と言う”なんとなくのすみわけ”も出来ていそうだ。自由席を車内は7割程度の座席が埋まっていた。

白老(H23)~沼ノ端(H17)までの約28キロは「日本一の直線区間」である。駅構内の分岐器等も含めると線形的には完璧な直線ではないと言う。白老は特急すずらんが停車するが、スーパー北斗は止まらない。同駅近くに大規模施設が2020年に開業するようで、それに合わせてスーパー北斗も停車するようになると言う。白老自体大きな街なので、スーパー北斗を止めても十分利用が見込める駅だろう。苫小牧では4~5人程度が乗り降りする。短距離利用も札幌が近づいて来ても一定数いた。

↑南千歳の停車時間はわずか。道南とは明らかに気候が違う。一段と空気が冷たく雪もちらつく。キハ281系はサボがフルカラー化。座席はマクラ付きの新しいタイプに変わっている程度で、細かい部分の改造が目立つ。極端に大規模な改造はしていないし、今後「スーパーおおぞら」で使うのかもしれないけど、それでも「疲れている」所は否定出来なかった。

南千歳では「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」との接続が考慮されたダイヤとなっており、この後乗り継ぐ釧路行きの「スーパーおおぞら5号」は12:26発と多少余裕がある。これもスーパー北斗が遅れても良いように設定しているのだろう。

南千歳駅はホームからヒコーキが見えたりする。新千歳空港(CTS)を離陸・着陸するヒコーキが頻繁に空を飛んでも、空港内にヒコーキがドーン!と置いてあるところは見えない。でもこの日は

↑ボーイング747-400の政府専用機であった。この機材は既に退役し民間に売却された。今後はボーイング777-300の新しい政府専用機が就役する。政府専用機は航空自衛隊千歳基地所属の機材で、ここからいろんな所に飛んでいる。まさか政府専用機が見られるとは!

3回目に続く

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KH8000

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