【はやて93号奥津軽いまべつ→新函館北斗】JR最少課金で北海道へ⑫

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★本州から北海道に行くには北海道新幹線に乗るしかない!

【日付】2019年3月27日(水)

【列車番号】93B(はやて93号)

【時刻】奥津軽いまべつ8:12→新函館北斗8:58

【車両】JR東日本E5系U14編成、1号車のE523-14

↑「北海道&東日本パス」の「北海道特急券オプション券」(1日有効、6,000円)を購入して改札内に。誰もお客はいない。ビックリするくらい静かだ。

↑改札は高い所にあるが、ホームは低い所にあるため再び階段・エレベーターを使う事になる。

↑ホームに面していない線路に止まっている貨物列車。至近距離から見る事が出来るのでなかなかの迫力だ。これだけ近くから貨物列車を見たのは意外にも初めてだ。

↑奥津軽いまべつ駅のホームは幅がない。見ただけで「狭い!」と感じるほどの圧迫感。ホームドア完備である。「はやて93号」は8:12発であるが、発車6分前の段階で既に到着する放送が繰り返し流れる。到着放送だけが響き渡る。お客が居る気配は感じられない。

↑新青森方を見ると線路の数が多い事に気付く。新幹線はホームに面した1線ずつと通過線の1線の合計3線を使い、貨物列車はホームに面してない上下2線ずつの合計7線もある。新幹線と貨物列車では軌間が異なるため、例えば新幹線ホームに貨物列車が入線する事は物理的出来ない。

↑北海道新幹線はJR北海道のH5系よりもJR東日本のE5系の方が圧倒的に多い。前者は4編成しかなく毎日稼働している編成は2編成までに絞り込まれる。後者は現在も新造車が登場しており、最も最新の編成はU43だと言う。最終的にはU59編成まで登場する計画なので、スローペースではあるが徐々に増えている。東北新幹線ではE2系が消えるのも時間の問題で、一部の「やまびこ」がE5系になっている。

↑1号車のE523-14に乗車。全車指定席であるが、北海道新幹線では特定特急券や「北海道&東日本パス」の「北海道特急オプション券」では、空席に着席可能。着席した座席に指定席券を持ったお客が現れたら譲らないといけない決まりだ。

↑空席を必死に探すほどの混雑状況ではない。こんなように車内の写真を思う存分撮影できる状況。1号車は運転席から先の部分が細長いため乗車出来る定員自体少ない。1号車は普通車なので横5人掛け×6列分=30人乗車出来るが、これを逆手にとって新函館北斗方の10号車は高級車両グランクラスにして、1人あたりの座席面積の拡大、乗り心地の向上、軽食等の車内サービスも展開し乗車定員は18人に留まる。

この日の「はやて93号」1号車は先客が3人いただけ。前側の座席に着席していたので後ろ側の座席は完全に空席だ。列車自体は盛岡始発でいわて沼宮内のみ通過。八戸からは各駅停車。青森~函館の需要は決して多くない。文化・社会が違うのだ。在来線特急時代に比べれば3割程度はお客が増えているが、新幹線としては少ない客数だ。JR北海道は2018年度の平均乗車率は24%としている。「はやて93号」もこの平均と同じくらいである。

北海道新幹線だけの利用ならば、指定席を取らなくても空席さえあれば座れてしまうが、北海道から東京方面に行こうとすると意外に指定席が取れないと言う事が問題になっている。これは仙台~東京だけ「はやぶさ」の指定席を買うお客が多いためだ。逆に言えば新函館北斗~仙台ならば、時期や列車にもよるが比較的指定が取りやすいと言う事か?団体旅行等の利用では「はやぶさ」は新函館北斗・新青森・盛岡~大宮・東京でないと使えない事になっている。一般客もそうしてしまえば良いのに・・・と思う。仙台~大宮は列車を増発すれば良い。スジには十分余裕があるはずだ。盛岡始発の「やまびこ」は増結(17両)を基本にすれば良いと思う。

↑スマホを充電しておきながら、「北海道&東日本パス」の「北海道特急オプション券」を撮影。青春18きっぷと同じサイズであるため、自動改札機を使用する事は出来ない。1日6,000円は高いように感じるが、北海道新幹線も使えるのであれば妥当な金額か。

奥津軽いまべつから青函トンネルまでは遠くない。8:12に発車したが、本州側の青函トンネルに入るのは8:16と車掌から案内される。その前に小さなトンネルが7つほどあるので、いつもそうだが「どれが青函トンネルなのか?」わからない。それでもご丁寧な事に表示機には「青函トンネルに入りました!」と出て来るので、これでようやくわかる。元々は新幹線にはこれは表示しない計画だったが、観光利用が多い事や特急「スーパー白鳥」でも実施してきたことだったので、一転して表示する事にした。

ところで、2019年3月のダイヤ改正で北海道新幹線は160km/hに速度向上した。140km/h時代(特急スーパー白鳥も含む)は青函トンネルを抜けるだけで25分かかっていたものが、21分に短縮された。それがそのままダイヤに反映された格好だ。計算上は140km/hだと23分05秒かかるが、160km/hだと20分12秒になると言う(「鉄道ジャーナル2019年7月号」より)。トンネル前後でも速度向上しているため、結果的には4分短縮となる。

スマホアプリで速度を調べる事が出来るが、これは電波が通じる事が前提。青函トンネル内部では私が乗車した時には「圏外」。そうなると計測する事が出来ない。「本当に160km/hで走っているの?」と思う次第。お客として乗っていれば感覚的には140km/hと大きく変わらない。

現在スマホや携帯が通じるように整備している途中で、先行して海底区間(竜飛海底~吉岡海底)から始めて、2019年中に青函トンネル全体で使えるようにする計画だ。竜飛海底には8:24に通過。ここからが海底区間。吉岡海底は8:29に通過。当初は青函トンネル内部ではたったの5分だけスマホ・携帯が使える事になる。

↑北海道に入った。この車窓を見ると「北海道に来たな!」と感動してしまう。明らかに本州とは車窓や雰囲気、空の見え方も違うのだ。

↑知内信号場を通過。貨物列車との供用区間はここまで。この先は再び新幹線用区間に変わる。

↑まもなく木古内に到着。木古内には8:44~8:45。新函館北斗までの地元の人の利用が期待出来そうだが、乗ってきたお客は少ない。青春18きっぷならばこの駅で下車し、道南いさりび鉄道線(旧江差線)に乗り換えとなるだろうが、「北海道&東日本パス」では同線の運賃が含まれていないため”要課金”となる。必ずしも新幹線と道南いさりび鉄道線との接続が良好ではない事、函館周辺では本数が多いが木古内まで来る列車は極端に少ないため、余計乗るのが難しかったりする。

↑木古内~新函館北斗

北海道新幹線は青函トンネル周辺を除けば、明かり区間も多い。これが札幌まで延伸した時には、やはりトンネルが多いと言う。新函館北斗駅を出てすぐに約25キロもあるトンネルを作るようだ。新函館北斗までは道南の車窓が楽しめる。函館山などの函館中心部を見たいならば、新函館北斗行きの場合は進行方向右側であるが、今回は左側なので見る事は出来ない。それでも車窓としては良い。

速度が260km/hに戻りわずか13分で終着新函館北斗に。やはり次の利用を促進するためか?車掌は「またのご利用をお待ちしております」と最後に挨拶した。在来線特急ではよくある挨拶だが、新幹線だと北海道新幹線以外では聴いた事がない。他とは違い利用促進をしないと使ってもらえないのが北海道新幹線の現実なのかもしれない。

↑新函館北斗に到着。やはり降りるたびに思うが「本州と明らかに空気の質が違う」事を実感する。到着列車は12番のりば、発車列車は11番のりばと明確な使い分けがされている。ホームでの折り返し運転は行わず、一旦車庫に引き上げて整備したのち再び営業に就く。13番のりばは場所だけ確保されている格好で、線路は敷かれていない。こちらは札幌開業時に使う事になる。

改札口は出口と在来線乗り換え口に別れており、後者で「北海道&東日本パス」と「北海道特急オプション券」を提示して、在来線改札内に入った。

★まとめ

今や北海道に「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」で行くならば、必ず新幹線に乗らないといけない時代になった。登場当時はとても想像出来なかった事で、「まさか新幹線に乗れるのか!」とも思った。

北海道に着いてからどこに行くか?と考えた時に、函館周辺ならばまだしも、札幌方面に普通列車だけで行こうとするとかなり大変。実質的には1日3往復程度しかなく、函館~札幌だけで最短8時間程度、長いと1日かかってしまう。札幌周辺を除けば普通列車の本数が極端に少なく、所用時間も長いので、道内では”特急課金”をある程度やらないといけないのが実態であろうか。その続きは次回(7月14日から)。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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