【運転席側が左になる事が】「形式写真」の正しい定義

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鉄道写真は大きく分けて、「形式写真」「編成写真」「車両写真」の3つがある事をご存じであろうか?

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★「形式写真」には国鉄が定めた正しい定義があった

鉄道友の会の集まりに参加した際に、テーブルには各地方支部が独自に発行する会報が何冊も並んでいた。持ち帰る事はさすがに出来ないが読む事は自由に出来た。その中で某支部が某鉄道会社のご厚意により特別に車両基地で車両撮影会が開催された時の事が書いてあった。もちろん写真も掲載されている。この時に「形式写真」として紹介されていた車両を写した構図が下記のような形であった(当該記事とは直接関係ない写真である)

↑このような「形式写真」として紹介されていた。(以下「①の構図)

しかしこれは誤りである。この場合は「編成写真」若しくは単なる「鉄道写真」に過ぎない。

↑一方でこのような写真は、「車両写真」と言うのが正しい。(以下「②の構図」)「形式写真」とも「編成写真」とは言わない。

↑このような写真こそが「形式写真」だ。(以下「③の構図」)

一体何が違うのか?と思うだろう。「形式写真」は下記の全ての事が該当するものに限り、「形式写真」と称する事が出来る。

「左側から撮影し運転室も左側に来た上で、車両の前から後ろまでが全て写り、車輪や台車が見える事」

つまり「①の構図」は、車両の前から後ろまでが全て写り車輪や台車は見えているが、右側から撮影し運転室も右側に写っているため、これは「形式写真」とは言わない。

「②の構図」は、右側から撮影していると言う事に加えて、車両の前から後ろまで完全に写っていない事、車輪や台車も全く見えないため、「形式写真」とは言わない。

「③の構図」は、左側から撮影していて、車両の前から後ろまで全て写った上で、車輪や台車も全て見えるため、これこそが「形式写真」なのだ!

国鉄(日本国有鉄道)が資料等として公表した「形式写真」(「国鉄公式写真」と言われる事もある)では、必ず上記青い字の構図・条件から撮影した写真を「形式写真」と定義していた。

確かに言われてみると、上記赤い字の構図・条件から撮影した写真ばかりが公表されている。鉄道友の会が鉄道会社の車両基地等で撮影した写真は、やむを得ない場合を除き青い字の構図・条件でになるように写しているし、雑誌「鉄道ファン」で1両ずつ細かく車両の特徴を説明した記事でもやはり青い字の構図・条件になるように写している。

ここで疑問なのが、「なぜ左側に運転席が来ないといけないのか?」である。

これは私の予想になるが、列車の運転席は左側にあって、ここが最も前に来るべきと言う考えからなのであろうか?

それ以外には、1両ある車両のうち写真は前半分しか写っていないのは「形式写真」とは言わない。逆に1編成10両あるのに、編成の前から後ろまで完全に写らず、先頭車両のみ完全に写っている場合は「形式写真」と定義する事が出来るし、意図的にカメラをズームさせて1両だけしか写さない写真であっても「形式写真」と定義できる。

★まとめ

正直言って「形式写真」には正しい定義があるとは知らなかった。1両すべてを写したとしても、写した場所によっては「形式写真」とは言わない事もあるので、表現する時には注意したい所だ。誤り等あればご指摘されたい。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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