【さわやかウォーキング浜大津~蹴上/732ひえい大混雑】意外に初めて叡山電車に乗る①
もくじ
★最初は「さわやかウォーキング」で浜大津→蹴上を琵琶湖疏水に沿って歩く。これがアップダウンの激しい大変なコース
【訪問日】2018年6月9日(土)
【場所】(午前中)→「さわやかウォーキング、京都近代化の礎 琵琶湖疏水を巡る(京阪大津線びわ湖浜大津→京都地下鉄東西線蹴上)」に参加
(午後)→叡山電車に乗車し、鞍馬山を歩く
JR東海の「さわやかウォーキング」は、回数は少ないながらも関西地区で開催する事がある。必ずしもスタート・ゴール駅は同社の駅とは限らず、JR西日本、京阪、近鉄、京都地下鉄、大阪地下鉄等の各社局の駅となる事も珍しくない。まずは簡単に午前中の事を。



↑今回は新幹線で京都へ。JR東海の新幹線、特急を使うと、きっぷ・領収書等を「さわやかウォーキング」のゴールに提出すると、ゴールスタンプ(参加証明印)が2つもらえる。(「Wスタンプ」と称している)
「スマートEX」を使って新幹線に乗車したので、「ご利用票」を残しておく。

↑琵琶湖線の普通で膳所(A28/OT32)へ。スタートとなる京阪びわ湖浜大津(2018年3月に「浜大津」から改称)には複数のルートが頭の中に思い浮かんだが、「Yahoo!乗換案内」と称するアプリで検索すると、JR琵琶湖線→膳所→京阪石山坂本線が最速・安いと出た。なお、「さわやかウォーキング」のコースマップでは、JR琵琶湖線→山科→京阪京津線と言う経路であった。

↑いつの間にか、京阪線と同仕様の駅名表に変わった石山坂本線や京津線。

↑京阪700形の710で、びわ湖浜大津(OT12)へ。

↑坂本駅は、「坂本比叡山口」に改称。石山坂本線、京津線をまとめて「大津線」と称するが、2018年3月に4駅も解消したのであった。今までの大津線は、京阪線とはかなり差別化された独特な雰囲気をしていたが、これでやっと京阪線と統一された感はある。だが、それでも車両の大きさ等は京阪線よりも小さいのであるが。


↑びわ湖浜大津駅付近の併用軌道を少し撮影。
「さわやかウォーキング」を本当にやっているのか?と思うくらいひっそりとした感じ。それでも改札口を出ると、コースマップに加えて、JR東海×京阪の共同で琵琶湖への集客を図るパンフレットも付いてきた。

↑大津側の琵琶湖疏水

↑登り坂がキツい峠越えもコースに


↑湖西線・琵琶湖線の線路とも並走する。金沢行きの特急サンダーバードが通過。


↑諸羽トンネル(疏水のトンネル)

↑京津線で一部区間をショートカット

↑日本最古のコンクリート製の橋


↑インクライン(疏水で使用する船を搬入するための専用軌道)

↑京都地下鉄の東西線蹴上駅(T09)に着くと13:00頃であった。アップダウンが全体的に激しく、大変なコースであった。

↑蹴上→三条→出町柳の経路で進む。京阪特急には1区間のみ乗車。
★実は改造車!こんなにも”ドッキリ”した車両は案外久しぶりに乗った!叡山電車「ひえい」
【時刻】出町柳(E01)13:52→八瀬比叡山口(E08)14:06
【車両】叡山電車700系732の「ひえい」
出町柳(KH42/E01)で京阪から叡山電車に乗り換える。どのような経路を通るのかは把握していたが、意外にも叡山電車は乗った事がなかった。出町柳に来ても京阪で折り返す事しかやっていなかった。京阪特急は13:44着で、次の叡山電車の八瀬比叡山口行きは13:52発だったので、急いで進む。 叡山電車でも、交通系ICカードは利用可能で(そうなったのは最近らしい)Kitacaを改札機にタッチすると当たり前のように通れた。ホームにはものすごい多くの人。「何かあったのか?」と思ったが、それもそのはずだった。


↑13:52発の八瀬比叡山口行きは、”今話題”の叡山電車ご自慢の新型観光列車「ひえい」であった。2018年3月に登場したばかりで、ホームに居た多くの人のお目当ては「ひえい」。
撮影する人も少なくなかったが、単行の車両に乗車希望者が殺到し、危うく乗れない所であった。”ひえ~い”と焦る所であった。

↑車内の写真も満足に撮影できるわけがなく、これが精一杯。 車内を見ると、京阪の3000系(2代目)や8000系に準じた内装で、窓枠が丸い。 「これは鋼体そのものを変えたので、相当大規模な改造だったに違いない!」とずっと思っていた。実際にはどうなのか? 種車は叡山電車の700形で、昭和63年(1988年)に武庫川車両で製造。平成30年(2018年)に川崎重工で改造とのプレートが車内にあった。新車ではないのだ。作りからすると新車同然に見えてしまう。
座席の1人あたりのスペースは”ハッキリ”したもので、座り心地は京阪の新型車両13000系に近いものがあった。それにしても、こんなにも”ドッキリ”とする車両に乗ったのは、案外久しぶりなような気がした。 今回は種車の700系に乗る事はなかったが、種車と比較してどこまで変わってしまったのか?比較したくてたまらなかった。それは次の機会にしよう。
しかし、それでも「改造車」と明確にわかる所もあった。それは足回り。「詳しい所まではわからないが、音的に、乗り心地的に種車のまま(変わっていない)のでは?」と思った。これも種車がどうなのか?わからないので、何とも言えない。
種車では3ドアのようだが、「ひえい」は2ドアに。中央のドアは廃止された格好。そうなるとJRだと”スーパーロングシート”になりがちで、お客からの評判が悪いが、「ひえい」では中央付近で一旦座席が切られていた。中央付近は”ちょっとした立席”に。
叡山電車は、出町柳~宝ヶ池(E06)までは鞍馬行き列車と線路を供用。宝ヶ池で分岐し、叡山本線は八瀬比叡山口行き、鞍馬線が鞍馬行きとなる。私の印象としては鞍馬線の方が「本線」と言う感じ。





↑八瀬比叡山口駅で下車。「ひえい」のお客はほとんどが”通し”だった。叡山電車のホームページでは「ひえい」の運行時刻が公表されており、「ひえい」に乗るためにお客が殺到したに違いないと思った次第。 その証拠に、折り返しの出町柳行きの「ひえい」に乗るために、すでに大行列が出来ていた。
私は、1本後の出町柳行き「ひえい」に乗るとして、簡単に八瀬比叡山口駅周辺を歩く。


比叡山方面へのケーブルカーとの接続駅で、最終的には京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅に行く事が出来るようだ。 これについては京福の鋼索線となる。以前偶然見た「タモリ倶楽部」で放映していたが、「面白い乗り方だなー」と思って、「いつかは乗ってみたい経路。ある意味”裏京阪電車”」とも勝手に思った。 「ひえい」の宣伝ポスターもあったが、よく見ると「KEIHAN 叡山電車」とあった。あくまでも、叡山電車は京阪グループの1社で、「京阪カレンダー」の11月に紅葉と900形「きらら」が「もみじトンネル」を通る所がおなじみ。
京都市内を走る嵐電も同様に京阪グループであるが、これも意外と乗った事がない。 あくまでも京阪グループの鉄道は、本家本元の京阪電車だけしか乗った事がなく、それ以外の社は完全な未乗。知識もない。 だから、「~だと思う(思った)」等の感想・推測なブログになってしまったのである。誤り等あれば指摘されたい。
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