【快特で久里浜へ/架線点検車/大人単独体験乗車不可】京急ファミリー鉄道フェスタ2018①

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もくじ

★「京急ファミリー鉄道フェスタ2018」に参加!親子連れでないと体験者出来ないイベントが多い!大人単独で訪れた場合は単に撮影会状態?

【訪問日】2018年5月20日(日)

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【場所】京浜急行電鉄(京急)の久里浜工場

京急は毎年5月に、神奈川県横須賀市にある自社の車両整備工場「久里浜工場」を一般公開している。 「ファミリー鉄道フェスタ」と称したイベントは約2万人が訪れる大規模なものとなっており、JRには真似出来ない大胆な事を日頃やっている「京急」の詳しい事を知る事が出来る絶好な機会である。 私は2016年に初めて訪れたが特にブログに記すことはなかった。今回(2018年)は、「ファミリー鉄道フェスタ」の模様を詳しくみなさんにお伝えする。

【時刻】横浜(KK37)10:25→京急久里浜(KK67)11:00(快特の京急久里浜行き)

【車両】600形(車端部ボックス、それ以外ロング)の608編成

↑600形の602編成、快特三崎口行きは京急久里浜始発。この駅止まりの快特から接続する形で発車。

↑先発の横浜10:15発の三崎口行き快特(2109編成)は超満員で乗車出来ず。2ドアなので”詰め込み”が出来ないのが痛い所。京急線は快特が10分毎で、2ドアの2100形、3ドアの600形や1000形が交互に来るため、2ドアの快特はパス。 やってきたのは、3ドアの600形で日曜午前と言う事もあってか?かなり混雑。横浜からでは着席が出来ない。しかも”通し”利用が多く、なかなか空席が発生しない。特に2100形は立たされると大変、座ると快適だ。 私が乗った列車は京急久里浜止まりのため、お客全員を降ろすとすぐに側線へ回送(写真)。反対側のホームには三崎口行きが待っており、これと接続するダイヤであった。

↑京急久里浜駅から京急久里浜工場までは無料のシャトルバスがピストン輸送中。改札口を出ると、バスに乗るための大行列が出来ていた。距離にして300~400メートルはあるだろうか? これでは乗るまでに時間がかかるので、歩いて行った方が絶対に早い。距離にして約1,5キロ20分のため、歩いて向かう。

↑まずは、お約束の通り表札をしっかりと撮影。 片側1車線の狭い道に歩道があって、人が途切れることなく歩いている。 正門を過ぎると、大規模な休憩スペース。宅配便の受付もあった。 「鉄道会社の一般公開イベントに宅配便?」と思ったが、これは京急以外の鉄道会社が物販を実施しておりそこで購入した大きな商品、後術するが京急の廃車車両で不要になった大型部品も販売されていたので、これらを自宅に輸送するために宅配便を活用するのだ。ご丁寧な事に「大きな荷物は京急線車内に持ち込みできない」旨の看板も。 コースマップをもらい、反時計回り(右回り)で久里浜工場内部を一周見学する事にした。


まず右側に見えてきたのは大きなグラウンド。砂埃がすさまじく、一応は砂の飛散防止のために散水していたが効果は限定的。目や喉が痛くなり健康的に良くないのは言うまでもない。この辺の対策は次回以降なんとかしてほしいと思ったが、グラウンドでは鉄道各社の物販場所。京急グループ各社はもちろん主に関東私鉄各社が店を構えていたが、中には阪神、山陽電車、ことでん(高松琴平電気鉄道)、西鉄と言った西日本からの遠征組も。

↑正面にある複数の線路には、保守点検用車両が多数止まっていた。写真は「架線点検車」。文字通り、架線を点検するための専用自動車で、道路、線路両方を走行する事が出来る。

架線点検車の乗車体験も出来たが、条件は「親子連れ」であること。大人単独で来た場合は乗車体験できない。「ファミリー鉄道フェスタ」ではこれが極めて多く、むしろ大人だけで乗車体験できない事が圧倒的に多い。他社では洗車体験は大人でも自由に誰でも乗車出来るが、京急ではやはり「親子連れ」が条件。

私としては大人単独で洗車体験できないのが残念。大人にとっては「見るだけ」なのは、”なんだかなぁー”と思う次第。大人単独を含めると客数が増えすぎて、希望者全員を体験させる事が出来ない等の管理上の所があるのだろうが、体験できず、むしろ「撮影会」となっているのが「ファミリー鉄道フェスタ」の実態であったりもするので、大人単独でも体験できないのは面白さや楽しさ半減だ。

↑クレーン付き架線点検車。 先ほどの架線点検車は、人がアームと一体となった箱に乗って、架線の状況を目視等で点検するための車両であるが本格的な作業は出来ない。クレーン付き架線点検車では、本格的な作業が可能である。

↑これは毎度おなじみ「マルタイ」。マルチタイタンパーの略であるが、線路の敷かれたバラスト(砂)を強力に押し固める。

↑バラストフィッシャー。 マルタイでバラストを押し固めても完璧な状態ではない。細かく見ると一部バラストの量が不足したり、強度不足になる所があるため、それを補うために使うのがバラストフィッシャーである。

↑作業用車両の奥で目立った存在が、800形の822編成。サボ等の部品が一部外されていたので、廃車解体するのを待っている状態であった。大人単独で来た同業者(鉄道ファン、京急ファン)は作業用車両よりも822編成に注目しているようで、編成全体が撮れる構図には撮影希望者が殺到していた。 800形は少しずつ姿を消しており、2020年頃には京急でもホームドアが導入されるためそれと同時に800形は完全引退する見込みだ。私は乗った事がないが、京急では珍しい4ドア車で今や普通車でしか運用されていない。比較的乗車できる機会は多いと見たが、今のうちに乗らねば・・・。
2回目に続く。

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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