【3月30日9275D沼ノ沢→清水沢/幸せな駅夕張】石勝線夕張支線最終日物語⑨

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【3月30日/9274D鹿ノ谷→沼ノ沢】石勝線夕張支線最終日物語⑧

【乗車日】2019年3月30日(土)

【列車番号】9275D(夕張行き)

【時刻】沼ノ沢(Y21)17:05→清水沢(Y23)17:14

【乗車車両】キハ40-354(日高本線用、他に2両連結)

★「雪の塊」と化していた清水沢駅

沼ノ沢からは9275Dに乗車して清水沢へ。さすがに夕方になると同業者(鉄道ファン)も減少してきて、空席が目立つ傾向であった。私はすぐに下車するので空いていたロングシートに着席。

次の南清水沢(Y22)では、「黄色いハンカチ」を持った地元の人が4人(他に同業者が10人ほど)乗る。地元の鉄道が廃止になるので、最後の記念として乗ってきたのであった。意外とこのような人は廃止前日(3月30日)は少なく同業者中心であったが、廃止当日(3月31日)は地元の人も多く乗ったのは言うまでもない。同業者の荷物は多くて大きい。撮影で使用した機材を持っている人も多く、”バズーカ砲”で撮影したようだ。

並走する道路を走るクルマには「さようなら夕張線」と車体全面に書いたクルマが追いかける。乗っている立場としては、このようなクルマの存在は気持ち良いとは言えない。いわゆる「追いかけ撮影」等をしている事があるが、道路交通上危険を伴うし、”今話題”の「あおり運転」を助長する行為なので、止めるのが正しい判断だ。

↑清水沢で下車。人数は数えていないが、ここでも下車が多い。発車間際に正面から撮影する同業者が多いので混雑。これには嫌気がさしたので、誰も居ない構図から全ての車両を撮影しておく。

↑後追いで3両すべてを撮影。清水沢駅を越す跨線橋からも数人が撮影している。

清水沢駅でとにかく目立ったのが「雪が深い事」である。

↑雪の「ぶ厚い塊」となっている。それでもお客が立ち入るホームは除雪されている。

↑ホームから駅舎を見る。「ぶ厚い雪の塊」となっている所は今は更地なっているが、1987年までは三菱大夕張鉄道の駅であった。さらに2004年までは列車交換も可能であったため、余計使用されていないスペースが広いのもこの駅の特徴だ。

↑駅名表。写真ではわかりにくいと思うが、私の膝くらいまで雪が積もっている。

↑ホームには除雪道具と積雪表あって、約80~90センチある事を示している。気象庁(鹿ノ谷に観測地点がある)のデータでは78センチあったのでこれよりも高い。

↑線路上はキレイに除雪されている。

↑駅舎を向けて通路を歩く。通路の前後はやはり「ぶ厚い雪の塊」。

↑駅舎付近からホームを見ると「雪原」となっている。

↑駅舎に入る前の様子。木の板で塞がっているがこれは元々からあるのだろう。2004年までは列車交換が出来たが、信号の操作は駅で行っていた。信号室がこの辺りにあったのであろうか?

↑駅舎の中も撮影する。同業者や地元の人が何人も居た。特に列車を待っているような雰囲気はなくて、清水沢駅が廃駅になるためそれを名残惜しむ人がほとんどであった。最後の最後まで思い出の駅に居たいと言う事が伝わってきた。

↑清水沢駅前の駐車場は「雪捨て場」になっていた。当然クルマを止める事は出来ない。

↑駅舎の前には、先ほどの人たちが何人も居た。子供たちは駅の前で遊んでいる。

↑駅前のバス停は上から「清水沢駅前」と表示。この下には「清水沢三丁目」と表示しており、これは4月1日(月)からの新バス停名。基本的には夕張支線廃止後の列車代替バスのバス停名は駅名と同じであるが、清水沢と鹿ノ谷(鹿ノ谷一丁目)は変更となっている。

★幸せの駅夕張

【便名】夕張鉄道バス社光行き

【時刻】清水沢駅前17:43→レースイリゾート前17:59

【車両】日野ブルーリボン(札幌200か5059)

↑夕張鉄道バスで夕張駅(Y25)へ。夕張鉄道バスは古い車両が今でも主力であるが、夕張支線廃止により代替輸送を担う事になったため、JR北海道等から新型車両購入や運行経費の補助を受ける事が出来て、このたび新型車両3台が入った。主に夕張市内の各線で使用。

↑車内の様子。長距離乗車を前提とした仕様で、北海道では比較的よく見かける事が出来る形状。夕張鉄道バスの場合、夕張市内から江別経由で札幌市内へ行く路線は2時間近くかかるので、その運用に就くのであれば、これくらいのスペックは欲しい。交通系ICカード(Kitaca等)は使えないので、現金で必要な運賃を下車時に支払う。同業者は1人しかいない。夕張市内に宿泊する事が前提か?最終の19:28発9278D乗車?だろうか。

↑夕張駅に到着。18時過ぎで日没となった。昼間あれだけ居た同業者も消えてしまった。いつもの静かな夕張駅が戻りつつあった。レースイホテル前ではテントの中にある物販スペースが営業中。この中をチェックしてみると夕張支線関連のグッズ等が販売。その中で「お見送りセット」なるものが販売していたので、お店の方にどんなものか?訪ねた上で購入。1,500円。この手のものとしては少々高い。宿に入り中身を見てみると大満足の内容!

↑入っていたのは、ペンライト、ゆうばりまち歩きマップ、ラストラン応援記念カード、黄色いハンカチ、沼ノ沢、南清水沢、清水沢、鹿ノ谷の各駅の入場券付。翌日(3月31日)は夕張市内を少し歩く予定であったため、このようなマップは大変貴重な情報源。黄色いハンカチを持って消えてしまう夕張支線の列車に(列車から)手を振る・・・夕張らしいではないか!

そして入場券。もちろん本物。入場券が含まれているので、その分高くなっても当然で、まさか入っているとは思いもしなかった。

↑夕張駅は「黄色い光」に包まれていた。それは夕張を象徴する事に加えて、「幸せな事」を訪問した誰に対してもお福分けしているような感じであった。やはりこれは何回来ても気持ち良くなる。意外とこれを知っている同業者や地元の人は少ないのかもしれない。日没後に夕張駅の写真を撮影しているのは私しかいない。「幸せな駅夕張」。そして最終日前日もゆっくりと終わって行こうとしていた。

続く。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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