【超貴重!富士運輸区一般公開と373系珍しいサボ公開】2017年5月27日にさわやかウォーキング富士参加

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★373系全てのサボ回しにJR東海の制服を着用して記念撮影。鉄分豊富過ぎた富士運輸区一般公開

【訪問日】2017年5月27日(土)

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【場所】富士駅(CA08)集合のさわやかウォーキングに参加し、JR東海富士運輸区へ

【備考】列車時刻、描写等は全て当時のもの

2017年5月27日(土)は、先月の名古屋に続くJR東海の車庫を一般公開する極めて貴重な機会になった。
タイトルは、「JR東海発足30周年記念 富士のふもとの大博覧会と鉄道のお仕事紹介」。
スタート駅・ゴール駅とも富士。富士駅をスタート・ゴールに富士市内を歩くコースで、距離は約12,5km、所用時間は3時間30分である。

↑428M(富士10:01着)は313系2500番台T13編成と211系5000番台の6両。熱海行きであるが、沼津で313系側を切り離す。
車掌の制服は青いシャツであったが、これは2017年5月末まで着用していたネクタイありの旧制服だ。JR東海は2017年6月からやっとネクタイなしの新制服に移行。JRグループでは最後まで夏場でもネクタイ着用を原則としていたが、同年6月以降は他社同様にネクタイ省略となった。これは乗務中の運転士が熱中症により、乗務継続困難になる輸送障害が多発したためそれを採用する事になった。その輸送障害が発生までは、夏服着用期間は毎年6月1日~9月30日と厳格に決まっていたが、近年は4・5・10月でも暑い日があるため冬服着用期間(ブレザー+ネクタイ)は短縮傾向で、2018年の実績で夏服着用期間は5月10日頃~10月15日頃、2019年実績では4月25日から既に切り替わっている。

↑富士止まりの1427M(10:04着)も下り線の5番のりばに到着。すぐに「回送」サボに変わり、降車が完了するとドアが閉まった。そのまま西へ向かって発車。そのまま富士川(CA09、次駅)まで回送して、折り返して富士に戻る運用だ。富士駅構内で転線する事はない。

↑身延線の2番のりばには、10:13発の甲府行き特急「ふじかわ3号」が静岡から到着。行先に関係なく「ふじかわ」は必ず2番のりばに入り、スイッチバックする。静岡駅発車時点で座席が逆向きにセットされているのはこのためで、身延線に座席向きを合わせているのだ。

↑富士ではまとまった乗車。静岡、清水からの乗車は少なかったようで、身延線内のみの利用が多いのも「ふじかわ」の特徴。
古いデータになるが、JR東海管内の在来線特急では最も乗車率が良いと聞いた事がある。今もそうであろうか?
よくよく思い出してみると、「ふじかわ」には5年以上乗っていない事に気付いた。(2017年現在)

↑ 富士駅の改札口を出て、スタート場所へ。ここでコースマップをもらう。このような案内ポスターもある。
同時にJR貨物の宣伝チラシももらう。
「暮らしを支える鉄道貨物輸送」と言うタイトルのA4用紙1枚に、主要機関車、集荷してから配達するまでの流れ、何を輸送しているのかが書いてあった。
コンテナの中に入っているのは多種多様で、食料、飲料、家電製品、工業製品まで多岐にわたる。一般に貨物で輸送する荷物は個人客は相手にしていないので、あまり縁がないように感じるが、輸送している荷物を見ると生活に欠かせないモノばかりだ。
なぜ富士駅でJR貨物が宣伝していたのか?と言うと、近くに貨物駅があるからだ。なお、ここの一般公開は実施されなかった。

今回の経路等を確認する。
本来の経路に従えば、最初は0系新幹線が展示している公園や富士のふもと大博覧会会場(ふじさんめっせ)を経由して、最後に富士運輸区。
ただ、この経路で進むと富士運輸区に入るころには大混雑していると思い、先に行く事にした。富士運輸区から戻ってきたら、0系新幹線が展示している公園まで歩くと言う、「逆ルート」で進んだ。

↑富士運輸区に向かって直行する。途中、富士や富士宮で老舗の駅弁販売店「富陽軒」の前を通る。ここでは、いなりずしの販売(200円)やお茶のサービスを実施。富士や富士宮の鉄道の歴史と共に歩んできた駅弁屋で、最近では富士宮焼きそばの駅弁を発売し話題になった。だが、駅弁は地元ほど食べない。機会があれば食べたいのが本音である。

↑身延線の踏切を渡る。富士運輸区は東海道線の線路沿いで、身延線からは多少離れる。富士運輸区と身延線(富士宮方面)とは線路がつながっていないはずだ。

↑富士運輸区に到着。ここでは、富士駅でもらったコースマップを提示しないといけない。つまり、さわやかウォーキング参加者しか入れないのである。
コースマップを提示すると、「済」印が押されて、富士運輸区特製の記念入場券(実際の鉄道利用不可)と先着限定の記念バッジをもらう。
決して多くの車両が止まっているわけではなく、211系が6両(3両2編成)と373系が3両(1編成)だけ。にも関わらず中身が極めて濃すぎた。こんなにも「鉄分豊富」とは思いもしなかった。

↑富士運輸区はあくまでも一時的な車両置き場で、所属車両は存在しない。乗務員の職場としては機能しており、担当は身延線と東海道線の一部である。
211系のサボは今はない「通勤快速」となっていた。
通勤快速は2007年まで静岡~豊橋で平日に1往復だけ運行していた列車で、静岡~島田が無停車で、島田以西は各駅停車。
晩年は6両貫通の113系2000番台がもっぱら運用されていたが、2007年以降は通勤快速のスジは普通列車に変わり、速達列車はホームライナーに置き換わった格好だ。

↑211系のSS8編成の側面サボ(行先表示)は「内船」。
現行ダイヤでは内船行きがなく、211系は身延線の断面が低いトンネルの制約を受けるため、西富士宮以北の入線もない。(出来ない事はない)
「通勤快速 内船行き」と言う営業列車は、絶対にありえない面白い設定だ。
このような”面白いサボ”がこの後も展開される。

↑373系F14編成は、「幻のふじかわ」がヘッドマークとして出ていた。
これが営業列車で就いたのは、極わずかしかなく最近では2014年に実績がある。

↑行先サボは、「特急ふじかわ 新居町」。
これも珍しい。2014年に新居町までの運行実績はあるが、そもそも静岡以西で「ふじかわ」が延長運転するケースはほとんどない。

↑「快速ムーンライトながら 沼津」。
373系は2009年まで「ムーンライトながら」の営業があったが、これ以降は全てのJR東日本の185系等に変更になった。
373系の最盛期には、予備編成もない状況で日々の営業をこなしていたが、今や相当暇。静岡地区でホームライナー増発とか普通列車の間合い運用出来る余裕も全然ある。
それでも、サボの整理は定期的に行われているようで、近くにいた同業者(鉄道ファン)が、運転席にいた三ツ星氏(助役クラス・サボ表示の操作)に「(特急)東海出して」とお願いして探してもらったが、三ツ星氏は困った表情で「ない」と言う答えが返ってきた。

基本的には、出して欲しいサボのリクエストには答えてもらえた。
ところが、かなり整理が進んでいるため元々あったはずのサボが既に消えている事が多く、なかなか希望がかなわない。
すると、別の同業者が「全部出して」と言うリクエストが飛んできた。幕式なので、操作する方も簡単で全てを1回転するだけだ。
「ふじかわ 甲府」とか「ホームライナー浜松」のような定番のサボも当然見られたが、これを掲載すると面白くないので、現段階で営業列車として存在しない珍しいサボを私の厳選で公開する。

↑特急伊那路 名古屋

↑伊那路 駒ヶ根

↑下曽我(普通列車として使用する場合単に行先だけとなる)

↑山北(同上)

↑御殿場(同上)

↑快速 御殿場

↑飯田(そのほか、駒ヶ根、天竜峡等の飯田線、甲府、鰍沢口、下部温泉、身延、西富士宮等の身延線の主な駅もあり)

↑ホームライナー島田(そのほか、定番のホームライナー沼津・ホームライナー静岡・ホームライナー浜松と普段見る事が出来ないホームライナー三島もあり)

↑テントの中では、富士運輸区の業務を紹介。
単に乗務員の職場ではなく、保線、電気、工務等の技術系の職種も同居している事が特徴。
パネルの説明が詳細で、乗務員が使用する時刻表の意味も詳しく書いてあった。JR東海の在来線では15秒単位で時刻が管理されている事は、意外に初めて知った。同業他社は5秒単位や10秒単位がほとんどだ。

さらには、乗務員が持つ乗務カバンの中身を見る事や持つ事も出来た。重さは8kgもあって、この中には規則本、工具等が多数入っている。普段見ている限りでは軽そうに持っているように見えるが、8kgと言う数字を見ると、案外”重たいカバン”なのだ。
規則本は何冊もあって、これが重量アップになる原因。JR東日本では規則本は全てタブレット端末に収録する事で、カバンの重量そのものを軽くしており、一昨年(2015年)見た時にはカバン自体が相当薄かった。
私鉄では車両に直接規則本を置いている。ただ、JR東海ではそのような動きはない。

↑快速 下曽我
211系5000番台のLL4編成のクハ210-5014。

↑快速 岡崎。元々は大垣(海カキ)所属車で、名古屋地区の駅名も一部残っている。

↑快速 用宗

↑快速 東田子の浦

静岡地区でも普段使用しない駅も収録。用宗行きは営業実績が意外にも多くあって、人身事故や大雨等の輸送障害時に静岡方面から来た列車が折り返す場合に使用する。

この付近では、JR東海の白ブレザーを着用して記念撮影が可能だった。
この白ブレザーは2017年5月末まで実際に使用されていた営業制服で、373系の顔の部分にあるヘッドマークは、25種類ほどあるパターンから好きなものを選択する事が出来て、それをバックに撮影できる、なんとも素晴らしい企画だ。
そもそも、大人でも一般の人が鉄道会社の制服を着用して、記念撮影させてもらえるのは、JR東海以外では皆無に等しい。
私も実際に着用し撮影。サボは「幻のふじかわ」にした。
一般的なスーツよりもゆったりとした作りで、装備品を多数収容する割には、ポケットの面積はそれと変わらない。意外であった。
最近はJR各社制服を変更したが、「ポケットに入れる装備品をたくさん入れたい」と言う希望が多かったため、ポケットの面積自体を拡大している。
鉄道会社の制服を着用して写真撮影できると言うのは、滅多にない超貴重な機会。大人どころか子供にも制服を着させて写真撮影させてくれるのは、JR東海しかなく(私が知る限り)他社では聞いた事がない。

★まとめ

・・・富士運輸区の一般公開は、名古屋運輸区に負けないほどの中身の濃さであった。
イベント内容、職場紹介のひとつひとつが詳しく、「鉄分豊富」とも言える内容で、これは満足すぎるものであった。
このあとは、富士市内をコースマップに従って歩いたものの、0系新幹線が保存されている公園まで進むと14時頃。15時までには富士駅にゴールしないといけないため、ここでウォーキングは終了して、バスで戻った。

2019年春の「さわやかウォーキング」では、5月12日(日)にJR東海静岡運輸区と静岡鉄道長沼車庫の一般公開が予定されている。これは毎年恒例の「静岡ホビーショー」と「グランシップトレインフェスタ」の連動企画である。次回(2019年5月7日)は2018年に一般公開された静岡運輸区の様子を書く。

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KH8000

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