【久しぶりの名古屋車両区一般公開】2017年4月23日さわやかウォーキング名古屋に参加①
もくじ
★名古屋車両区所属の気動車勢揃い
【訪問日】2017年4月23日(日)
【場所】名古屋駅(CA68)集合のさわやかウォーキングに参加し、コースマップに従い名古屋運輸区へ
2017年4月23日(日)は、極めて珍しいJR東海の在来線車両基地の一般公開に参加した。
さわやかウォーキングと連動した企画で、「みんな集まれ 列車とバスの夢の競演ウォーキング」と言うタイトル。
距離としては約5kmと短いが、中身が非常に濃い。
単なるさわやかウォーキングでもないし、単なる車両基地公開でもない。
JR東海の総力を結集した内容であった。

↑豊橋(CA42)から名古屋(CA68)までは東海道線新快速で向かう。

↑名古屋駅の通路には、JR東海発足30年を記念したポスター。これはJR東海管内の駅ならばどこでも見られるが、今年春に会社発足30年イベントを積極的に行っているのは東海と東日本くらいで、それ以外の社は積極的にやっていない。JR西日本の場合「祝っているような状況ではない」と言うのが社内の様子だと言う。
今回のスタートは新幹線改札側の太閤口。ここは名古屋駅で最も人通りが多い所で、名古屋駅の待ち合わせ場所としても有名。
この一帯に大勢の駅員、背広氏がさわやかウォーキングのコースマップを配布。

↑参加者も極めて多く、名古屋駅前の信号が赤から青に変わると、30人以上が一斉にウォーキングを開始。少し進むとバラバラに分かれてきた。
これより前に開催された静岡地区のさわやかウォーキングにも参加したが、参加者の数がまるっきり違った。
さわやかウォーキングでは、開始時にコースマップがもらえるが、これと”にらめっこ”しながら進む必要はなく、一緒に歩く参加者に付いて行くか

↑進行方向を示した看板が各所に出ているので、これに従って歩くだけだ。余程の方向音痴でない限り、道に迷う事はないはずだ。


↑次の立ちよりポイントは、水野社。京都の伏見稲荷に模した鳥居。ここに参拝する人は多く、本殿にはお参りする人で行列が出来ていた。

↑大通りに出て、歩道にはさわやかウォーキング参加者の長い列。名古屋市営地下鉄の中村区役所前駅を通過。

↑米野公園を突っ切る

↑住宅地の狭い道に通される。すると注意書き。名古屋車両区の中が混雑している場合は入場制限するので、その時は係員の指示に従えと言う内容。この看板を見るだけで、混雑する事が予想できる。

↑左折すると二手に分かれた。左側は名古屋車両区に入る行列、右側は入らずにそのままウォーキングを続ける通路になっていた。ほとんどの人が前者で、私もその行列に並ぶ。
だが、この行列が出来ているのは結構意外な理由であった。
名古屋車両区の手前には踏切があって、ここにある線路はJR東海ではなく近鉄名古屋線。近鉄の線路を渡らないと名古屋車両区の中には入れないのだ。しかも、近鉄の本数が多いので「開かずの踏切」状態。
本来ならば踏切を管理する近鉄の関係者が誘導していてもおかしくないが、誰もいない。全てJR東海の営業制服を着用した人で、助役クラスの「★★★」が左腕に付いた管理職も少なくなかった。
それでも、10分ほど並べば名古屋車両区の中に入る事が出来た。

↑名古屋車両区の出入口付近。あくまでもこの踏切は近鉄が管理するもので、JR東海の過失で近鉄の運行を止めないようにするために、細心の注意を払ったお客の誘導が展開。
名古屋車両区の中に入ると、物販スペースが多い事。子供向けの東海道新幹線関連の玩具が主体で、2017年5月末まで使用していた旧営業制服を着用して記念撮影する事も出来た。この時は大人を対象にしたそれはなかったが、翌月私もそれを着用する事になる。
この辺の事は、浜松工場で毎年恒例の「新幹線なるほど発見デー」でもよくやっている内容で、これと言った目新しさはない。

↑軽油等が入ったタンクやパイプが複雑に密集。名古屋車両区は気動車が配置車両のメインなので、こうなっていても当然だ。この付近は近鉄名古屋線の線路と面しており、写真のように近鉄特急が行き交う。
近鉄の本数は上記のように多くて、2~3分に1本程度の間隔で何らかの列車が通る超過密ぶりだ。
物販会場周辺等を少しの間散策していると、SV(しまかぜ)が通過したことを確認。名古屋へ車庫から回送で送り込み、10:25発の7011レ賢島行きになるので、これを狙って写真撮影する予定を組む。





↑名古屋車両区所属の配置車両の説明。JR東海の気動車車両はほとんどがここの所属で、逆に電車(313系)を見かける事が珍しい。
今や伊勢車両区が廃止されて名古屋車両区に併合されているので、三重県内でないと見る事が出来ない車両(キハ11やキハ25系1500番台)も当たり前のようにある。名古屋車両区への送り込みは営業扱いする事はなく、全て回送である。

↑屋根つきの車庫には名古屋車両区所属の気動車が勢揃い。
左から、キハ85、キハ11-304、キハ25系1500番台M114編成、キヤ97、キヤ95の順番。
こうやって車両展示する事はJR東海では超貴重だ。
今まで在来線ではこんな事やっていなかったので、人気が殺到するのは言うまでもなく、多くの人垣をかき分けて、なんとか最前列から撮影できた。
来年以降も続くか?
キヤ95の右側はJR東海発足30年記念のロゴマークが描かれており、車両は見えなかったが、当記事作成するのにあたり検索で調査すると、この部分にはキハ75も止まっていたらしい。

↑キハ85は車内見学?出来たらしく、参加者が集まっていた。どうすれば車内見学で来たのか不明である。何らかの整理券を配布していたと言う話も聞いたが?
サボは今や運行する事のない「ホームライナー」であった。
2回目に続く。
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