【日本の宿命・高速道路リニューアル工事】東名・中央道等で大掛かりな老朽化対策工事を段階的に実施

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NEXCO中日本は、2016年5月~7月にかけて大規模な老朽化対策工事に着手した。

「東名リニューアル工事」(NEXCO中日本ホームページ)

↑「東名リニューアル工事」と称しているが、よくここまで”上手いウソ”が付けるな・・・と思う次第。
正確には、「老朽化対策工事」である。

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★2016年に実施した東名リニューアル工事の概要

E1東名の静岡インターと焼津インターで新幹線と東海道線をオーバークロス。
その部分の高架橋の鉄筋コンクリートの床版が、素人目で見てもわかるほど激しく錆びている。
これは、並走する国道150号線からもよく見える。
「事故の危険性があるのでは?」と以前から思っていたが、やっと新しいものに置き換える事になった。
仮の車線を作り、工事中はここにクルマを通す。元々の車線に対して「老朽化対策工事」を実施。終了したら、元の車線に戻すのである。

この区間の東名は、東京方面に向かう上り線が3車線に対して、名古屋方面に向かう下り線は2車線。
工事対象は下り線の2車線となる。下り線は通行不可能になるため、上り線の3車線を活用。
まず、上り線は路肩を完全になくして、幅員も狭くしたうえで片側2車線で運用。残ったスペースで下り線用の2車線を作り、そこも幅員を狭くしたうえで下り線を通している。

この先にある「日本坂トンネル」は変則的な運用となる。
上り線は「左ルート」「右ルート」がそれぞれ2車線ずつに対して、下り線は片側3車線の1本のトンネル。
工事期間中は、上り線の「右ルート」トンネルを閉鎖。工事車両等の待機場所となっているようだ。
「右ルート」の静岡側出口のギリギリまでを下り線が”逆走”し、そこから本来の下り線トンネルに急曲線で転線(合流)する形だ。
上り線は「左ルート」のみとなっており、焼津側入口にある日本坂パーキングエリア付近から車線が少しずつ減少している。
いずれにせよ、通常より車線数減少、幅員が狭いため速度を落として走行されたい。

集中工事のように短期間では終了しない。
予定では、7月上旬までと2か月かかるため、大掛かりな工事となる。

★老朽化したインフラの対策工事が今後本格化

日本のさまざまなインフラは、1960~1970年代の高度経済成長期に作られた。それが40~50年経過した今も現役バリバリだ。
一応、定期的な修繕は実施しているが、老朽化による故障やトラブルが多発している。大きくは報道されていなくても。
結果的には、いつか「新しいものに置き換える」必要が出るのは目に見えている。
将来的に安全に使用するならば、工事期間中の不便(車線変更・通行止め・渋滞等)が生じても仕方がない。
それをなしに大掛かりな工事は出来ないと考えないとならない。こういう時は、我慢と納得が必要だ。
東名は新東名に交通をシフトが可能な事、今回の部分に関係なく

東名自体50年近く継続使用しているので、今後も他の区間で同様の大掛かりな工事を実施するのは間違えない。

2018年や2019年にも東名リニューアル工事(裾野~清水)で実施しているほか、NEXCO中日本管内では中央道や北陸道でも実施している。他社管内も同様で老朽化した設備を新しく取り換える工事が段階的に行われる。大規模な規制となるため、事前に広く告知される事になっている。

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KH8000

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