【常磐線651系682M富岡→いわき】東日本大震災の被災した鉄道を見る⑭
もくじ
★最後は651系の普通列車に
【訪問日】2018年1月5日(金)
【列車番号】682M(いわき行き)
【時刻】富岡17:04→いわき17:46
【車両】水カツK201編成、651系の4両、クハ650-4


↑富岡駅は新しくなっていた。東日本大震災では津波で全壊。駅周辺は新しい住宅や区画整理が行われており、目に見えてわかる街づくりとか復興が始まっていた。今の所福島原発事故で自由に立ち入れる場所の南限でもある。

↑駅名表はLED照明対応の新しいタイプ。隣の夜ノ森駅は営業していないため表示されていない。

↑ホームには既に682Mが停車中。跨線橋を渡って反対側のホームへ向かう。



↑これがウワサの651系普通列車。常磐線では特急から完全撤退したが、諸事情で同線運用が復活し、主に水戸~富岡の普通列車が仕事場だ。

↑車内はボックス席設定となっている。任意に座席を回転させる事が可能か不明であるが、今はあくまでも普通列車でしか使わないので、特急のようにリクライニングさせる必要がないと言う事か? いわゆる「乗り得列車」であるが、本数は決して多くない。整備等の都合でE531系(付属編成)になる事もあるようだ。 特に正面に列車名を表示する事はなく、車内も駅名表示は行っていない。
富岡を発車。地元利用者も少なくない。竜田は震災の被害が富岡ほど大きいものではなかったのか?以前からの状態を維持していた。 段々と暗くなってきたが、周囲の灯りは多くない。それであったのは広野付近までで、広野から先は一気に建物、人通りが増えてきて、いつしか682Mは立客も多数出る状況になった。
・・・震災で大きく姿が変わってしまったのは、街も、人も、鉄道も。中には利用低迷を理由にバスに転換した所もあるが、それでも概ね元の形を戻してきている。今回は乗車がメインになったが、「降り歩き」(途中下車を繰り返す)すると、面白い駅、面白い所が多数あった。今度はそれをやりたいと思った。
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