【夕張に次ぐ攻めの廃線?大胆な鉄道利用促進対策が必須!自ら営業マンになれ!】北海道知事に鈴木直道が就任!どうなるJR北海道問題?

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★石勝線夕張支線の廃止を要求した前夕張市長鈴木直道が北海道知事に就任!野党は所詮理屈だけで「JR北海道問題」全く知らないバカ集団!

2019年4月7日(日)に実施された北海道知事選挙で、前夕張市長の鈴木直道氏が当選した。北海道知事として仕事を始めるのは4月23日(火)からである。鈴木氏は夕張市長時代に石勝線夕張支線の存廃問題について、自らJR北海道に対して「廃止してくれ」と要請してそのまま廃止になった経緯がある。鈴木氏の狙いとしては「単なる鉄道廃止」ではなくて、「夕張市内の交通網の再編と夕張市内の活性化」を同時に行う大胆なものであった。

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私に言わせると、鈴木氏のやり方は「現実をしっかりと知った妥当なやり方」と評価している。「単なる廃線」ではなくて、プラス夕張市の交通網の再編、具体的には夕張支線以上に代替バスを使いやすいルートにする、新夕張駅での特急や夕鉄本社ターミナル前等での都市間バスとの接続を重視したダイヤにした。さらに南清水沢地区には2019年12月にバスが乗り入れる形で、複合施設が出来る。この施設は市民が集う場所である。行政コスト削減や商業施設や工場を新規で呼び寄せるために、市内3か所に人口を集約させる事にしており市民にはその3ヶ所のいずれかに引っ越すように求めている。すなわち、夕張市の街のあり方自体を大きく変えてしまったのだ。その中で鉄道の夕張支線は「市民のニーズに合う交通とは言えない」として廃止を決断したのだ。

北海道知事に就任してからも、いわゆる「JR北海道問題」については「待ったなし」。ネット上では、「鈴木が知事になったら夕張みたいにどんどん廃止されるに違いない!」と言うマイナス意見が支配的。これは表面的に夕張の事を知らない人が言う意見で、細かく見た立場から言わせると「単なる廃線」ではなく、鈴木氏が述べるように「攻めの廃線」なのだ。すなわち、単に鉄道を終了させるだけではなく、街自体を新しく作り変えてしまうのだ。私が知る限り、鉄道が廃線になった街の中で、街自体を”リセット”するように街を作り変えたと言う話は聴いた事がない。ほぼ100%「街が衰退」して「街自体が死亡」している。

一方で野党側は「JRの路線は存続が大前提」と全く異なる意見を示したが、ただ単に「JRの路線を残せ」と”文句を垂れている”だけで、具体的な利用向上策、カネの出所は示していない。私に言わせれば、「客が2人、3人しか乗らない列車が当たり前と言う事を知らない。それでも”列車本数を増やせ!”とバカげた事を言っている。採算度外視の国鉄ならばやったかもしれないが、利益重視のJRがやるわけがない!JR北海道内部ではコストカットや合理化は既に限界なのに、そういう事を知らずにさらに求めようとしている。お前らの政党はJR北海道の列車に仕事で乗る事もなければ(札幌から新千歳空港へ移動するにもクルマだったりするので)、普段から乗る事もない中で、補助金と称するカネを出す事も消極的、利用向上策を言っても現実離れし過ぎた”絵に描いた餅”過ぎる事を考えれば、野党のやりたいようにやらせればJR北海道は100%倒産する!現実も知らないくせに理屈ばっかり言うなバカ!」と思う。

★鉄道ライターはどう見るか?

「北海道の鉄道はどうなる?道知事選に与党推す鈴木直道氏当選で」(小林拓矢、Yahoo!ニュース)

↑こちらを参照されたい。

詳細については細かくは説明しない。なぜならば説明記事で終始しているから。悪く言えば「書く事で飯を食っている人が書く内容か?」と思うほど、中身が薄い、読み応えがゼロの内容と言っておく。

それでも小林氏の意図と言うか、意見は最後にある内容である。


このあたり(宗谷本線名寄以北、石北本線、釧網本線、根室本線釧路以東)を廃止にすると、それぞれのエリアの中心となる都市を結ぶ路線が廃止になるだけでなく、根室本線の釧路以東のようにその先に北方領土問題を抱えているようなエリアでは、対ロシアの関係にも影響してくる。安倍政権は、自らはロシアのプーチン大統領と親しいという感じを演出しているが、このあたりの状況がロシアにも伝わっているのか、北方領土が返ってくる気配は見られない。その中で根室本線の釧路以東を廃止するということは、外交的な判断までも必要になってくる。
 鈴木直道氏の当選により、「JR北海道をどうするのか」の議論は先に進む。しかし、荒療治といっていい状況となるのは確かだろう。

鈴木氏に対しては好意的には見ていないようだ。

私が思うには、これら路線はいくら営業成績が悪くても、国防的な問題もあるため、何が何でも維持させようとするだろう。むしろ、これら路線は「残す」方向で考えるのが自然だし、仮に「全て廃線」させた場合、距離が長すぎるためとてもではないが、バスによる輸送は現実的とは言えない。三江線の列車代替バスのように広島~島根県境は十数通りの運行系統に分割する事もありえそうだが、それは「地域交通」としてはそれでいいのかもしれんが、「広域交通」「都市間交通」で考えれば長距離運転のバスは必要。だがそれでも、高速バスよりは停車駅は多く、一般路線バスよりは停車駅は少なく、列車時代と同じ速達性の維持は必須。

「荒治療」と言えばそれまでであるが、それは「鉄道だけの視点」で見た時の事。交通は必ずしも鉄道だけではない。クルマ、バス、船、ヒコーキ、LCC・・・とありにありふれている今日この頃。ニーズに合ったものを選択するべきで、不要なものは削る。そういう交通機関の取捨選択を迫られているのが、北海道だけではなく、全国的に言える時期になっているのだと思う。

鈴木氏は「現実的なやり方」で夕張を再生してきた。この「現実的なやり方」、「身の丈の実態にあった事をレベルアップする」事が出来れば、道民の生活は向上するのではないか?と私は思っている。日本維新のようなデカいハデハデしいことは出来ない。それをやったとしても、今度は住民との温度差が大きくて、付いて行かない。北海道の人間性からして大阪のようなやり方は絶対に上手くいかないわけで、鈴木氏は北海道の人間性を上手く活用した。すなわち派手な事、大げさすぎる事、大きな変化を好まない。「今のままで良い」と言うある種”閉塞感”的な所もあるので、少しずつゆっくりと住民のニーズに合うように、行政側も住民もお互いがメリットのあるように、良い方向へ進める・・・それが北海道知事に就任した所で出来るか?がポイントだ。

★まとめ

これら路線は「鉄道こそが観光資源」だったりするので、観光客を呼び込むために、鈴木氏自らが道外で営業する事は必須。単に「来てください」だけでは力不足。鈴木氏が道外のいろんな所に足を運んで、北海道の魅力を宣伝して、道外の人々にしっかりとインパクトを付けて、後日確実に来てもらう事が必要だ。それくらいの事は前知事とは違って、やってくれるものだと思っている。

東急が2020年から豪華列車を走らせるが、東急以外の他社(ターゲットは西日本の各鉄道会社)に依頼して、似たような性格の列車を走らせる事もありだろう。豪華列車の共演を北海道でやってほしい。カネの面では問題もあるが、自社で新型の観光列車を作って、それをあえて北海道で走らせれば自社の宣伝どころかJR北海道の宣伝も出来るし、自社管内でさえもブランドイメージアップにもつながるし収益向上にも貢献出来るから、悪い点はどこにもないのだ。車両製造や運行、旅行商品の販売は1社でやらなくて良い。例えば近鉄×京阪×阪急×阪神×南海の在阪私鉄と×JR西日本も協力して、”6社のええとこどり”した車両や旅行商品を作れば、「最強商品」が出来て、お客も乗りたくてたまらなくなる!のは間違えない!プラスここにJR九州も加われば「超最強」と言えよう。「ななつ星」のノウハウを北海道で生かして欲しいとも思う。

批判する人間は、「お前の言っている事自体が現実に離れした”絵に描いた餅”だ」と言うのであろうが、これくらい大胆な事をやらないと、国民のインパクトに残らない。インパクトに残らない=集客困難・収益低迷になるのだ。インパクトに残る事をやるべきだ。

鈴木氏への要望としては、「単なる廃線」ではなくて、「夕張に次ぐ攻めの廃線」は必要だし、一方でJR北海道の鉄道利用促進のために私が申し上げたような大胆な事を、北海道庁としても積極的に推進する事を望む。

みなさんは、どのようにお考えであろうか?

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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2件のフィードバック

  1. 忍者てつ丸 より:

    以前にも書いたと思いますが、札幌へ直通しない遠回りになる夕張支線、しかも1日5往復、
    こんなの誰が利用するのか、鉄道ヲタク以外に聞いてみたいです。
    鈴木氏が鉄道を廃止し、代わりにバス路線整備に加え、夕張市民は新夕張札幌間を、特急券無しでも特急に乗れるなど、
    JR北海道から引き出したことは評価します。

    多分新知事は宗谷本線や根室本線など主要骨格路線は国防上廃止にはできない代わりに、
    路線整備の金を国から引き出させる。
    しかしながら留萌線などローカル線は、バス転換にし深川や旭川、又は札幌直通のバスを新設や増便するなど、攻めの姿勢をするかと思われます。
    私はそれで全く問題無いと思います。
    結局北海道や沿線自治体は、口を出しても金は出せないなら黙る黙らせるしかない。
    そして国が出せる分には出させるが、それも無ければ廃止しか無いのが現状としか言えません。
    この辺り高橋はるみ前知事は逃げていたとしか思えず、鈴木新知事に押し付けたとしか言えません。

    • KH8000 より:

      私も同じような考え方だ。前知事の債権放棄的なやり方は非常に不満であったりもする。
      廃止後の輸送方法はバスに特化してしまうのであるが、今後人手不足やバス運転士のなり手不足で、便数を確保出来るのか?と言った、経済的な面も含めて鈴木直道氏には頑張ってもらわないと、北海道は潰れてしまうと思う。
      とにかく北海道は経済が悪い。北海道だけが不況みたいな感じ。そこを良く(好景気)して移動需要、観光需要を喚起する事も求められるのでは?とも思う。
      そうじゃないとJR北海道の収益改善は難しいのでは?同社だけの問題ではなく、北海道全体の問題や課題で、これを解決出来る事を期待したい。

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