「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショー」が本当に終わってしまった
2019年3月23日(土)、STVラジオの「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショーフォーエバー」が終わってしまった。2019年4月以降は「日高晤郎」と言う冠もSTVから消えることになった。
★「日高晤郎ショー」36年の歴史に幕。本当に終わってしまった・・・
日高晤郎ショーフォエ―バー最終回は、STVホールからの公開生放送となった。本来ならば一部を除き自由席で誰でも入場できる方式であったが、改修工事と重なったため最終回は事前応募の指定席となった。席数は450に対して、実際の応募は2,000通を超えた。私はradikoで聴きながら、Youtubeライブでも視聴した。まさに会場に居るような雰囲気であった。
聴いている限り「最終回」と言う感じがしなかったのが前半。至って「普段の晤郎ショー」。それでも普段と違うのは、晤郎さんが生前に収録したステーションジングルを随所に流していた事。これは私は初めて聴いたので一瞬「?」と思ったが、「俺って誰?!」と言う決め台詞?!ですぐに晤郎さんと言う事がわかった。
正午からの「バック・トゥー・ザ・晤郎」では、2007年頃に放送した音源の再放送であったが、今回は非常に貴重で「晤郎さんがインタビューに答える」と言うもの。すごく新鮮に聞こえた。
個人的には「14時の時報で”サッポロクラシック”(ビール)の晤郎さんバージョンを流して欲しい」・・・と思ったが、まさかそのまま流れてしまった!しかも、季節ごとに5パターンあって、それを全て聴けたのも良かった。
ようへいさんの3回目の中継(千客万来)は、涙ながらも上手く笑いに変えて”湿っぽく終わらない”と言うのは「さすが晤郎ショー!」と思わず思った。そのまま”湿っぽく終わったら”間違えなく晤郎さんに怒られていただろうと思う。このような中継が出来ると言うのは、晤郎ショー聴いていれば当たり前だが、他局ではこんな中継は出来ない・・・改めて、この中継スタイルを作った晤郎さん、千客万来中継では最長の11年も務めたようへいさんはスゴイ!とただただ思うしかなかった。
そして最後は「街の灯り」。最後のホール公開になった2018年2月10日放送分の音源を流して、晤郎さんが歌い上げた後にメッセージを語る部分は、曲だけを流した。Youtubeライブを見ていると、舞台の真ん中にスポットライトが当たってそれ以外の所は暗い。スポットライトの中には誰も立ってはいないけど、私にはそこに晤郎さんが立っているように見えた。本来ならば、何らかのメッセージを語るが、今回は何も語らない。私は「晤郎さん、ありがとう・・・」と思ったのが精一杯であった。「街の灯り」を聴いて、「晤郎ショーが本当に終わってしまうんだな・・・」と痛烈に感じた。
番組が終わってから、気持ちの整理が付かない。いざブログに書いてみようと思っても、何を書いたら良いか言葉が出て来ない。後日少しずつ、言葉が出て来ると思う。その都度更新して行きたい。
1点思い出したのが、昨年9月に晤郎さんの所へお墓参りに行った。これは晤郎ショーのスポンサーである企業のご厚意により、一般向けに自由にお墓参りできるように設定したものだ。
そこでお線香を立てて、手を合わせて、姿勢を元の位置に戻すと、「ありがとう」と晤郎さんが直接私に語りかけてくれた感じがした。本当にうれしかった。同時に活力にもなってくれた。
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