【花咲線尾幌・東釧路、根室本線新富士】北海道の維持困難線区を見る㊷

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【訪問日】2018年9月22日(土)

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【場所】花咲線尾幌駅、東釧路駅(B54)、根室本線新富士駅(K52)

★愛嬌たっぷりの感動的な動物の絵が描いてある尾幌駅

この日は厚岸から国道44号で釧路に向かい、レンタカーを返却しないといけない。6:30過ぎに宿を出て国道44号を道なりに釧路方面へ。少し時間があったので、釧路周辺で訪問したい駅に行く事にした。

花咲線に乗っていて気になる駅があったので、まずはここへ向かう。尾幌(おぼろ)である。国道44号から道道142号に入って少し走ると尾幌駅だ。

↑尾幌駅の手前までは舗装された道路だが、なぜか駅の敷地内は未舗装(オフロード)になっている。クルマを止める事が出来る場所はいくらでもあったので、邪魔にならない所に止めておく。

↑この駅舎の壁は、牛、ウサギ、キツネ等が楽しそうに遊んでいる。愛嬌たっぷりに描かれており、見ているだけで涙が出て来るような感動的なものだ。よくよく見ると北海道ではおなじみの車掌車を改造したタイプで、駅舎内は他の駅と大きくは変わらない。

↑すると7:24発の釧路行き5624Dが到着。2人乗った。

↑ホームは1面1線。有効長は長いが今や使われているのは2両分程度。元々は列車交換が可能だったのか?奥の草むら付近にホームがあったような?雰囲気がする。駅周辺は国道からそんなに遠くないし、コンビニもあるのに静か。人が居る気配すら感じさせない。それでも、尾幌駅を愛する地元の人がいるから、ボロボロの車掌車転用の駅舎に、こんなにも愛嬌がある動物たちが描かれている。全国いろんな駅に行くが、駅舎に描かれている絵だけでこんなにも心温まるものは他にない。尾幌駅は花咲線に乗って、時間が許されるのであれば定期的に行きたいとも思った。

★「日高晤郎ショーフォーエバー」をカーラジオからしっかり聴き、シンプルな分岐東釧路駅

尾幌からも国道44号を道なりに進む。時計を見ると8:00が近づく。毎週楽しみにしている「ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショーフォーエバー」の時間だ。普段はradikoで聴いているが、せっかく北海道で来たのでカーラジオから聴いてみる。STV釧路の周波数はAM1404kHzである。札幌本局とのCMが多少違う事に気づく。8:00の時報。

「おはようございます。吉川のりおです。ウィークエンドバラエティー日高晤郎ショーフォーエバー、今日も5時間50分お付き合いください」(プロ野球中継があるため4~9月は13:50までの放送)

「あー!いつのも晤郎ショーフォーエバーが始まった!北海道でカーラジオから聴く晤郎ショーフォーエバーは、格別に違う!」

と思った。radikoであれば全国どこでも聴く事が出来るが、カーラジオでは直接その土地に行かない聴く事が出来ない。「本当に北海道からやっているんだね」とも思った。毎週聴いていると「北海道の空気感」が伝わってくるが、やはり当地で直接聴いた方がよりリアリティー増す。

冒頭の15分ほどを聴いた所で東釧路駅に到着。この駅は花咲線と釧網本線が分岐する駅である。

↑東釧路駅の隣にあるのが「コープさっぽろ」(スーパー)である。目印としては東釧路駅よりも、コープさっぽろの方になる。まだ営業開始前らしくお客の姿は見当たらない。コープさっぽろ並みに、さぞ立派な駅と思いきや・・・

↑コープさっぽろの巨大駐車場の隅に、なんとなく古い建物があって、「これが駅か!」と思うほど存在感が薄い。一応駅前(コープさっぽろの反対側)は住宅街になっているが、ここへクルマを通してみると満足にクルマを置く事が出来る場所がなくて、結局はコープさっぽろまで戻る事になる。

↑ここも未舗装(オフロード)であった。駅舎自体はしっかりとした作りになっている。無人駅である。

↑釧網本線は東釧路駅が起点となるため、0キロポストが設置。根室本線(花咲線)は滝川起点となるため、東釧路の地点で313キロと800メートルである。

↑ホームはシンプルな1面2線。花咲線と釧網線が供用する形だ。両数が短いため、普段使われない部分はホームであっても未舗装のままだ。

↑すると8:23発の根室行き5627Dが入る。この日は「ルパン」であった。土曜日と言う事もあってか、観光客を中心に車内は混雑しており、東釧路からも数人の乗車があった。

★まさに「貨物列車の駅」新富士

最後は新富士駅(K52・北海道)とした。あえて「北海道」と記した理由は、東海道新幹線の同名駅と誤解しないため。道路的には道道559号沿いであるが、新富士駅には駐車場と言うものがない。仕方ないので、近くのコンビニにクルマを置いて急いで様子を見ることにした。

↑周囲は工業地帯、臨港地帯である。それなりに住宅地もあるが、雰囲気としては「仕事の街」である。活気も感じられる。冷たい雨がシトシトと降る中、新富士駅の入口に立って「えっ?」と思った事があった。それはこれだけの規模なのに、駅舎が全くない事。直接駅に入らないといけない。しかも急な階段で。

↑これが道路からの出入口。あっさりとしている。

↑露骨な跨線橋。尾幌とは大違いの露骨さにガッカリだ。

↑跨線橋から線路を見ると、コンテナを積んだトラックが何台も止まっていた。このトラックは数分前に着いたばかりである。コンテナの様子が見えないので、コンテナに荷物が入っているか?不明。荷物が入っていないコンテナを別の貨物駅に輸送する事も珍しくないのだ。

↑旅客駅と言うよりは、貨物駅の性格が強い。旅客列車が次に来るのは1時間以上先である。貨物列車が入線しており、コンテナを積む作業が行われていた。貨物列車の行き先等は不明である。貨物駅と旅客駅が併設(オフレールステーションは除外)されているケースは、意外にも少ないような気がする。パッと思い浮かぶだけで新富士以外には見当たらない。私が知る範囲では。むしろ、貨物のためにある駅で、旅客駅は”おまけ”みたいな感じに見えてきた。旅客列車が当分来ないのに、何分も居ると怪しまれるので、さっさとクルマに戻った。

43回目に続く。


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KH8000

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