【不思議】身延線金手駅と善光寺駅から中央東線が見られる?撮れる?

広告
広告
広告

【訪問日】2019年1月13日(日)

広告
広告

【列車番号】3629G(ワンマン普通甲府行き)

【時刻】市川大門12:34→金手13:17

【車両】313系3000番台V8編成

【備考】金手駅到着後は撮影→徒歩(国道411号)→善光寺駅へ

もくじ

★身延線の駅から中央東線の列車が見られる?

市川大門で「さわやかウォーキング」終了後は、3629Gで甲府市内へ。身延線の身延以北は長らく乗っていなかった。時期は正確には思い出せないが、恐らく8~9年くらいは乗っていない。甲府や山梨に来ないわけではない。来るとしたらクルマで、そもそも身延線を使う選択肢すらなかった。「クルマ社会」が当たり前の世の中はこのような人が多いが、クルマがある以上鉄道ファンであっても同じ事は言えるのだ。

「休日乗り放題きっぷ」(JR東海静岡支社管内の在来線に土日祝日1日乗り放題、2,670円、自動改札機利用不可、特急やホームライナーは別途特急券等必要)だったので、山梨県内の身延線の駅を「降り歩く」事をしたかったが、本当の目的が別にあったため今回は諦める。

↑金手(かねんて)で下車。甲府の1つ手前である。身延線ホームは1つしかなく、列車交換不可のはずであるが、写真をよ~く見ると左側に線路がもう2つ。3629Gが発車すると?

↑横を通って行ったのは中央東線の211系0番台。これでお分かりだろう。身延線と中央東線は並走しているのだ。中央東線側には駅や信号場は設置していない。どこから両線が並走するか?と言うと、身延線の善光寺駅を出て少し進んだ所からだ。距離にすれば2キロ程度であろう。

このような関係は全国的見ると他にもあって、この近くだと長野県の小海線東小諸駅としなの鉄道線が真っ先に思いつく。

身延線と中央東線では、線路を管理している会社が違うため自社の分しか手入れしていないのは言うまでもない。

↑手前からの影になっている部分が身延線、明るくなっている部分(左側2線)が中央東線である。曲線のため身延線側では脱線防止ガード(写真右側のレールの内側に並行して太いレールが別に敷かれている)があるため、違いがわかるだろう。身延線では意外と?マクラギはコンクリートになっている事が多くて、木製マクラギは本線上では見かける事がなかった。JR東海は地方路線でもマクラギのコンクリート化は推進しているので、むしろ同社管内の本線上で木製マクラギを探す事の方が大変だ。(副本線、側線では今でも木製マクラギはある)

↑金手駅のホーム自体は狭い。通路のど真ん中に黄色の点字ブロックがあるので、歩ける場所が限定的だ。駅舎と言うものはなくて、「待合室」が妥当と表現したい建物があるくらい。そろそろ中央東線では特急が通る時間帯だ。

↑松本行きの特急「スーパーあずさ15号」(E353系)が通過する。2019年3月16日のダイヤ改正では「スーパーあずさ」と言う列車名自体が消える。すでにE353系の比率は多くて、E257系を見つける事が大変だ。

↑新宿行きの特急「かいじ112号」はE257系0番台。これが中央東線で走るのは2019年3月15日(金)までとなった。

この後は徒歩で善光寺駅へ。国道411号線を道なりに1キロ弱、約20分もあれば十分着ける。

★中央東線から見える特急「ふじかわ」宣伝看板が白く剥げている善光寺駅

↑善光寺駅は高台の上(盛土の上?)にある。ホームには正式には写真の階段を昇る事になるが、これを通り過ぎて道なりに進むと登り坂になって登り切った所からホームに入る事も出来る。山梨県内の身延線は両数が短いので、この部分に止まる列車は存在しないが。

↑ホームは大きくカーブしている。列車とホームの間に隙間が開くので、乗り降りする際には足元に注意が必要だ。

↑善光寺駅からも中央東線を見る事は出来る。金手ほどハッキリとしたものではないが、身延線で言う善光寺~金手の間で中央東線と合流する格好だ。中央東線の車内から「特急ふじかわ 甲府~静岡 最速列車1時間59分 海へ山へ JR東海」と書いた大きな看板が見えてくる。甲府~名古屋・大阪に行くには、JR東海としては身延線→新幹線で使ってもらえば全額自社収入として計上できるが、JR東日本としては中央東線→塩尻→中央西線で使ってもらった方が少しでも収入が得られるので、JR東日本からすれば「挑発的な看板」なのは言うまでもない。

しかし、最近は手入れされていないのか?白く剥げている。現在の最速列車は2時間以上かかっており、平均2時間20分程度である。それならば時間の部分だけ書き換えれば・・・と思う。

なお、JR東海には身延線に「善光寺駅」、飯田線には「元善光寺駅」と類似した駅名が存在する。これは長野市にある信州善光寺が分かれた格好で、長野県下では長野の善光寺と飯田の善光寺の両方を参拝する事が良いと言われている。身延線の善光寺駅は甲斐善光寺の近くで、駅からは徒歩10分ほど。少し遠くなるが中央東線の酒折駅からも徒歩15分あれば行ける。

広告
広告
広告

KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

おすすめ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。