大雪で間合い運転・改札止め(入場制限)は妥当!雪の日は仕事等は臨時休業するべきではないか?

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東京などの普段雪が降らない地域で、少しでも雪が積もると北海道や東北とは違い、社会機能がマヒする。

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↑(写真はイメージ)
例えば東京で雪が降ると以下のような輸送障害が発生する。

東急電鉄では、東横線・大井町線で急行等の速達列車、東京メトロとの直通運転を中止。
これら路線では全て各停(普通列車)にしたが、通常よりも本数が少ない「間引き運転」を実施。
これにより、各駅には積み残しが大量発生。乗車希望客が殺到したため、事故防止のため改札止め(入場制限)を東急の半数の駅で実施。
その結果、長い行列が出来て何時間も待たされた。なんとか改札口を通過できても、ホームも列車も大混雑。余計に混乱したのである。
全く同じ事は、他の私鉄でも発生。
特にひどかったのが京王電鉄。
京王線の車庫付近では、大雪の影響で架線断線や倒木が発生。
車庫から列車を出庫させる事が出来ず、残った車両で動かすしかなかった。通常の3割程度の本数で運行したため、千歳烏山駅では乗車希望客が約500mの行列が出来た。

★大雪の際の輸送をどう確保するか?

国交省は、「間引き運転」を積極的にやるように指示している。

雪に慣れない東京等の都市では、車輪空転で前に進む事が出来なかったり、停止位置不良(オーバーラン)等が発生しやすい。
1本でもこういうトラブルがあると一気に後続や全線に波及する。

そうなれば、駅間で列車が立ち往生し、最悪は停電が発生して寒い中何時間も車内で待たされることもありうる。
特に東京では1時間も車内で缶詰め状態になれば、大問題になるようになった。
動かしたいのが鉄道側の本音だが、安全の確保が出来なかったり、列車が何本も詰まる事があると最寄りの駅に進入すら出来ない。
余計に混乱・混雑するだけなので、それを防止するために意図的に本数を減らす。これは台風の時も同じだ。

私はこれが、安全確保のために最も無難なやり方だと思う。
むしろ、前述したように東京で雪が積もる日は実質的に社会機能が空転(マヒ)するわけだから、学校や職場を臨時的に休みにしてしまえば良い。

つまり、「ずっと家にいろ」と。

外国では、そういう文化だが日本では「何が何でも学校や仕事に行く」。
「どうしても行かないといけない重要な仕事がある」と言う事もあるが、別の日に変更するほどの”余裕”が今の日本社会にはない。
「大雪であっても遅延しないで定刻通り通常の本数で動くのが当たり前」と言う理屈は、東北や北陸等の雪国で通用するもの。それは日頃からの雪の備えがあるからだ。それが不十分な東京等の暖地では通用しない。

中には、「東京も大雪対策せよ」と言う人は必ずいる。
ただ、年に1回、あっても2回や3回しかない雪の日のために莫大のコストをかけて、通常通り列車を動かす、社会機能を維持すると言う費用対効果の面では大いに疑問だ。

つまり、莫大のカネをかけた所で、そもそもそこに住む人が基本的に雪に慣れていないと意味をなさなくなる。雪道を歩いて転んでけがするようでは効果が薄い。
そこにカネをかけるならば、地震や津波、大雨対策にかける方が効果的と考える。

従って、鉄道側の対応としては十分良かったものだと思う。
間引き運転をして、お客が殺到しそうになったら改札止めを実施。妥当な対応だ。
無理に通常通り動かす方が事故のリスクが高くなる。現に2014年東急東横線で雪でスリップして止まりきれず、前方列車に衝突する事故を起こしている。
「日本的当たり前のシステム」を変える事が大切である。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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