【釧網本線原生花園、浜小清水】北海道の維持困難線区を見る㉘

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【訪問日】2018年9月20日(木)

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【場所】釧網本線の原生花園駅(B75)、浜小清水駅(B74)

【備考】北海道胆振東部地震の影響でこの日は摩周~網走で運休。

★実質的には常設駅?!展望台からは絶景!駐車場に土産物店や飲食店もある充実した原生花園駅

原生花園駅は臨時駅として有名。それでも実質的には常設に近く、5月1日~11月30日に限り列車が停車する。冬季は停車しないので、「冬季休止駅」と言うのが正しい。最近はJR東日本管内でこのような駅が増えているが、こちらは常設駅扱いで臨時駅とはなっていない。

↑原生花園駅も国道244号沿い。駅と一緒にクルマを止める事が出来る駐車場も完備。単なる駐車場ではなくて、土産物店や飲食店(そば、うどんが食べられる)もあって、実質的には道の駅に近い設備だ。ここにもバス停が設置されているが、藻琴駅や北浜駅と同じ路線が通っており、本数は少ない。

↑原生花園駅の入口はキレイに整備されている。

↑駅舎とホームの前に踏切。踏切+警報機なしの4種踏切であるが、冬季(毎年12月7日~4月5日)は車両通行が出来ないと看板が立っている。

↑臨時駅とは思えないほど、立派な作り。先ほど訪問した藻琴駅や北浜駅よりも新しく、良い意味でも悪い意味でもストレスを感じない駅。単に「臨時駅」と聴くと、設備が脆弱(ぜいじゃく)で、北海道だと”板切れ”だけの本当に乗る設備しかない最小限のものと感じてしまうが、原生花園駅は正反対。常設駅でない事が不思議である。

時刻表には「運休」の事が書いてあるが、元々は9月23日までダメだったのが、9月22日までと1日短縮となったため、マジックで書き換えられていた。

↑原生花園駅のホームの裏側にある小高い丘から撮影。展望台となっており、トウフツ湖と言われるラムサール条約に登録された湿原、知床、オホーツク海を見る事が出来る絶景ポイント!

これが本当に良くて、しばらくボーっとしてしまう。一応何時に出発すると言う時刻を決めいていたが、それを超過した。「まぁ、あとで何とかこの遅れは取り戻せるだろう」と。甘い考えではあるが、果たしてこの先どうなる?

↑国道244号を渡って湿原へ。少しだけ木造の遊歩道が整備されていて、ここを歩く。湿原も奥までは入り込んでいない。途中で広いスペースになって、立入可能場所はこれで終わり。距離にして国道から200~300メートル程度と短い。沼のドロドロとした地盤・・・と言うイメージが私の中における湿原であるが、決してそんな事はなく、実際にはこの逆で、草が生え茂っている所に歩きやすいように遊歩道を設置しているものであった。

★道の駅とコンビニが併設する浜小清水駅

浜小清水も国道244号沿い。釧網本線に沿って行く場合、ここで国道244号と分岐する事になる。浜小清水は道の駅と併設となっているため、目印としてもわかりやすい。さらにコンビニ(セイコーマート)も併設なので、余計わかりやすい。

↑駐車場も広い。道の駅本体に駅のホームと併設の格好で、コンビニは同じ敷地内の別の建物と言った格好だ。

↑駅舎として利用出来る場所は意外と狭い。ほとんどが道の駅となるため、実質的に列車を待つ際は道の駅で行う事になる。

↑網走地区の釧網本線では数少ない、列車交換が可能な構造。藻琴や北浜も昔は交換出来た?ように見えるが、設備そのものも減らしており、あくまでもそれは列車の本数とか需要に見合ったものにする事によって「適正な設備」としている。

「鉄道ジャーナル」の写真を見ていたら、浜小清水付近の鉄橋がかなり老朽化している事がわかった。北海道では主要幹線であっても100年前に作られた設備を今でも修理しながら使っており、本来ならば新しく更新するべきところを、お金がないのでそれが出来ていない。

それでも釧網本線は北海道の他の維持困難線区と比べれば、設備面ではまだ良い方で、浜小清水駅の交換設備も長い両数に対応している。今ややって来る列車は最大でも2両なのが寂しい。

29回目に続く。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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