【札沼線新十津川駅・下徳富駅・南下徳富駅を現地調査/コスモスが咲き乱れる美しい駅/板切れホームが特徴的】北海道乗り鉄大作戦⑰
2018年9月に札沼線(学園都市線)の新十津川駅・下徳富駅・南下徳富駅を現地調査する。留萌本線の峠下駅から新十津川駅までクルマだと意外に簡単にアクセスできる。新十津川駅はコスモスが咲き乱れる美しい駅。下徳富駅は農業倉庫の中に駅舎があり懐かしいJR特急ヘッドマークがあった。南下徳富駅は田んぼのど真ん中にある板切れホームが特徴的

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【2018年9月現地調査/崩れ落ちそうなホーム待合室の近文駅/ホームの真下に廃線跡?がある伊納駅】北海道乗り鉄大作戦⑭ (railway-topic-kh8000show.net)
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【日付】2018年9月18日(火)
【場所】札沼線(学園都市線)新十津川駅、下徳富駅、南下徳富駅
【備考】クルマ移動。留萌本線峠下駅からは国道233号→国道275号経由で約45キロ約45分。札沼線非電化区間は北海道胆振東部地震の影響によりこの日は運休。描写・内容は全てこの当時。
【その他】これら駅は2020年5月7日に廃止😭
もくじ
★2018年9月に新十津川駅を現地調査🥳クルマで留萌本線峠下駅から思ったよりも遠くない😳コスモスが咲き乱れる美しい駅🥳
2018年9月に札沼線(学園都市線)の主な駅を現地調査する😆
留萌本線峠下駅の様子を見てクルマに戻ると正午😅慌ててエンジンを回しSTVにラジオを合わせる😳普段はradikoで聴いているラジオも北海道に来てカーラジオで直接STVを聴くのは格別😳カーラジオから聴こえてきた「洋二と明石の無口な二人」(平日12時00分~12時15分・2021年9月末で終了😞)は「本当にやっている!」と半ば感動であった🥺それは次の土曜日(9月22日)の「日高晤郎ショーフォーエバー」(8時~17時・2019年3月末で終了😭)でも同様だった🥺
【クルマで峠下駅から新十津川駅は近かった😲】
国道233号を道なりに国道275号と合流する所まで進む😆国道233号はどこまでも続く北海道らしい農地に直線的な線形😆いわゆるバイパスではなくて、一般的な国道なのであるが北海道は都市部から離れれば離れるほど、交通量が少ない+線形が良いのでスピードが出しやすい😆逆に言えば北海道では交通事故の原因はスピードオーバーが多くを占めるのであるが、天気や風景も相まって「開放的な感じ」になってつい普段よりもスピードが出る😆クルマの流れも速い。平均車速は70km/h程度で、これが”道の流れ”であったりもした😆
碧水(へきすい)から国道275号に入る😆当別町から沼田町にかけては札沼線が並行していたが、新十津川~石狩沼田については1972年に廃止済み😞残りの区間は電化区間と非電化区間では大きく性格が異なる形となっており、前者は電車による運転で運行本数が多く両数も長くJR北海道の屋台骨を支える所もあったりする😆
一方で非電化区間は対象的に”スーパーローカル線”で最も多い所で1日に6本(片道あたり)だけで、末端部の浦臼~新十津川に至っては1日にたったの1本(同)と「廃止寸前レベル」になっている😞
JR北海道は廃止したい方針で、沿線の新十津川町や浦臼町は札沼線の北海道医療大学~新十津川の廃止を認めた。実際には2020年5月7日に廃止された😭それまでに非電化区間の駅を1つでも多く訪問しておきたい🥳
だが、列車は1日にたったの1本😥特に下徳富駅、南下徳富駅、鶴沼駅に関しては列車以外の方法で訪問する事が絶対条件になる😥そのためクルマを使ったこの日これら駅を全て訪問する事にした😳この日(9月18日)は北海道胆振東部地震の影響で非電化区間は運休中であった😩
【新十津川駅を現地調査する😆コスモスが咲き乱れる美しい駅😆】


↑まず到着したのは新十津川駅😆現地調査する😆
新十津川町の中心部にあって、国道275号の交通量も多い😆駅舎前にクルマを止めるが、横には西日本方面からのクルマが何台か😲ここは北海道である😲道外のクルマもそれなりに見るがそれは東日本が主体で、西日本となるとかなり珍しいものとなる。いうまでもなく同業者(鉄道ファン)である😅
「日本一早い最終列車が出発する終着駅 札沼線終着駅しんとつかわ」
と自虐めいた看板がお客を迎える。2016年に来た時にはこの看板がなかったが、最近になって新設されたのであろう😆
札沼線を乗り歩くと必ず来るのが新十津川駅。函館本線の滝川駅とそんなに離れていない😅約4キロ徒歩60分程度で、北海道中央バスの路線バスも1時間に1本程度ある😅



↑コスモスが駅全体に咲いていた😆心地良い風も吹いていて、居るだけで見ているだけで気持ち良い😆美しい駅だ😆

↑新十津川駅の駅舎は観光案内所が入居😆9時00分~16時00分で営業。

↑新十津川に列車が来ていた同じ時期の頃の写真(2016年9月23日撮影)😆
列車は1日に1本9時30分~10時00分頃までしかいない😰この時に同業者(鉄道ファン)はもちろん、地元の人もたくさん集まって列車を見送る😆
利用者は少ないが、新十津川町にとって札沼線列車は大切なもの😆これが消えてしまう事がほぼ確定的となった今は、残りわずかな期間となった札沼線の記録を残し新十津川と言う街を楽しんで帰りたいとも思った😆
★下徳富駅を現地調査する😆農業倉庫の中にある駅舎😆懐かしいJR特急ヘッドマークがあった😳
次の下徳富(しもとっぷ)までは約5キロ。歩けば1時間以上もかかるがクルマならばたったの7分であった😏新十津川駅近くからの町道?を道なりに進むだけだ😆
【下徳富駅前に農業倉庫がある🙄】

↑下徳富駅に到着😆現地調査する😆駅前は片側1車線の道路。民家が点在するが基本的には農地で🙄


↑農業倉庫が多い😲機械を稼働しているのか?「ブーン」と言う音が鳴り響く😲だが誰かが作業しているような気配がない。人の気配もない。自動でやっているのだろうか?🙄
【懐かしいJR特急ヘッドマークが残っていた😳】

↑立派な大きな木の下にあるのが下徳富駅だ😆札沼線非電化区間しては比較的大きな立派な駅舎だ😆

↑下徳富駅の駅舎の中😆
いろんなポスターが貼られてあるが、ほとんどが札沼線やJR北海道の促進関連のもの😆「日本をつなぐ、ブランドです」のキャッチコピーは全国のJR特急のヘッドマークが写っている😆今(2018年)時点で消滅した特急もあり、ラインナップからすると今から15年前(2000年代前半)に作られたものだろうか?🙄
他にも下徳富駅を宣伝するポスターや札沼線を宣伝するポスターも😆ローカル線の駅をピンポイントで描くのは珍しい😆あくまでも下徳富駅の宣伝用ポスターは下徳富駅だけでしか見られないようで、札幌市内等の都市部で見られないのが残念だ😞そこに貼るだけで集客効果は多少なりともあると思う🥳
【ホームから直接田んぼを見る事が出来る下徳富駅😆】


↑ホームは駅舎よりも高い所にある。ホームは砂利で高くあげられた構造で(盛土?)小さな階段でホームに登る😆


↑ホームに上がってみた。稲穂の実った田んぼ。心地よい風を浴びて本当に気持ち良い😆
元々はもう1線あったような?構造にも見えた🙄田んぼの横に駅を横付けしたような作り😆この駅も1日に1人いない駅だ😞やはり駅がなくなるよりも路線がなくなるため、最後まで残ってくれるだろう😆
★南下徳富駅を現地調査する😆田んぼのど真ん中にある最強の板切れ駅😆
南下徳富駅を現地調査する😆下徳富駅からクルマでたったの4分で着く😆


↑南下徳富駅に到着。目の前に見えたのは田んぼの稲穂だけ。建物がない😳
【田んぼのど真ん中にホームがある南下徳富駅😆】

↑南下徳富駅は田んぼのど真ん中にある😆
全国どこでもあるがその中で最も強烈な印象なのが南下徳富駅だ😆「今度札沼線に行ったら絶対に行きたい駅」と思っていたので、クルマではあるが今回行く事が出来た😆とにかく「本当に何もない」😆人工物が鉄道と道路以外何もなく、自然のまま😳
でも秘境駅としては言い難く、国道275号から1キロ以内だしそれよりも札沼線側にある町道?農道?は片側1車線で開けた地形のため走りやすい道😅周囲には民家と言う民家もなければ、農業関係の建物さえもない😫
「誰が使うの?」
と思う所に駅がある代表格と言える😫留萌本線の「板切れ駅」には最小限の駅舎、それも屋根つきの待合室程度はあったが、南下徳富駅にはそれも何にもない😫完全に吹きさらし。風も抜けるので天気が悪ければ列車を待つ事自体がしんどい🥶
【南下徳富駅は板切れ駅😆時刻表・運賃表の掲示物の設置方法も特徴的😆】


↑やって来る列車は1日に1本😆駅の掲示物はこれだけ😆隣の下徳富みたいに当駅を宣伝するようなポスターが掲示できるような場所がない😫






↑ホームから南下徳富駅周辺を見てみる。本当に素晴らしい駅😆何もない😆何もないのが良い😆いろいろあり過ぎる駅もそれで味があるが、何もない駅の方がボーっと出来て、ここに気持ちい涼しい風が吹けばなお良い😆ちょうどこのような天候であった。こんなにも簡素な駅は日本一なのでは?!レールを見ると列車が何日も通っていないため、錆びはじめていた😞
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【札沼線於札内駅・浦臼駅、札的駅を現地調査/クルマが入れない駅から公共施設の趣がありうっそうとした森の中にある駅まで】北海道乗り鉄大作戦⑱ (railway-topic-kh8000show.net)
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