【313系8500番台5718M恵那→春日井】海シン(JR東海神領車両区)を見る①
【訪問日】2018年10月14日(日)
【列車番号】5718M(中央西線快速名古屋行き)
【時刻】恵那(CF17)9:27→春日井(CF07)10:13
【車両】313系8500番台B204編成クモハ313-8504
JR東海は毎週土日祝日に自社の利用促進やお客の健康増進、地域振興を目的に「さわやかウォーキング」を開催している。2018年秋の開催ではさわやかウォーキングの参加者が500万人を突破。それを記念して今まで非公開としていた自社の在来線車両基地の一般公開を相次いで実施。
9月16日(日)新幹線浜松工場とJR貨物西浜松駅、10月14日(日)中央西線神領車両区(海シン)、10月21日(日)高山線美濃太田車両区(海ミオ)、10月28日(日)飯田線伊那松島運輸区(海ママ)、11月18日(日)あおなみ線の車庫(正確に言うと他社であるが関連性があるためJR東海車両も展示。また子会社のJR東海バスのバスも展示)、12月15日(土)リニモの車庫公開・・・と関連会社や私鉄も含めた展開となっている。
比重が愛知県に集中している事もポイントで、2018年10~12月にかけて愛知ディスティネーションキャンペーン(愛知DC)も開催した事も影響。どうやらこれは今の金子社長の命令らしく、「鉄道の現場を地元の人に見てもらう事で、我々(JR東海)に対する信頼や安心感を得てもらう」事が狙いとの事。
同業他社では当たり前のようにやっており、今まで完全非公開だった方がおかしい話だ。やっと「重い腰を上げた」と言う感じがするが、海シンは最近公開していなかった。一部情報では国鉄時代や民営化後当初は一般公開していたらしいが、真偽は不明。今回はさわやかウォーキングに参加して、指定の経路を歩いた後に海シンを見た。同業者(鉄道ファン)で多いのがさわやかウォーキングに参加せず、直接海シンを見て終わりと言う人が目立つ事。これだと本来の目的と反するため、このやり方は好きではない。
もくじ
★元セントラルライナー用の車両でさわやかウォーキング集合駅春日井へ

↑帰宅経路の都合で恵那から中央西線に乗る。

↑恵那駅の改札口。有人駅であるが東海交通事業管理による業務委託駅。特急も停車するので、直営駅と思っていたが意外であった。業務委託駅であってもサービスレベルに大きな変化はない。ICカードをタッチしてホームに入る。

↑いわゆる国鉄配線の2面3線。改札前のホームは名古屋行き、跨線橋を渡った島式ホームの3番のりばから中津川行きが発車。中線の2番のりばは待避線であろう。

↑恵那は第三セクターの明知鉄道線も乗り入れる。この時間帯は列車が来ていない。恵那は1線分しかない。

↑中津川行きの快速と名古屋行きの快速がスライド。中央西線は313系と211系5000番台(静岡の車両と同じ)がメイン。313系は転換クロスシートが標準搭載。混雑する路線なので中央西線こそロングシートを入れるべき!と思うのは私だけだろうか?

↑やってきたのは、ボッタクリライナーセントラルライナーの313系8500番台。今はセントラルライナーと称する有料列車がなく一般的な快速として運用。




↑転クロの313系よりも多少豪華にしている事が持ち味。キハ75系の快速みえのようにドア付近には仕切り板を設置しているため、やろうと思えば半室指定席、半室自由席も可能だ。だがお客には評判が悪く、指定席と自由席の境界がわかりにくい。座席そのものは東海道線の313系0番台と全く同じで、シートピッチも変わらない。一応は「豪華仕様」であるがリクライニングシートではないので、内装だけが多少豪華程度。乗り心地や座り心地は大して変わらない。313系8500番台は国鉄のカテゴリーに当てはめたら「急行型」か?
この先は徐々にお客が増加。恵那の時点では空席が目立ったが、瑞浪(CF14)、土岐市(CF13)、多治見(CF12)と主要駅に停車するごとにお客を増やして行き、座れないお客がドア付近に滞留し始める。さわやかウォーキング参加にしては遅い時間で5718Mに参加者は少なく、そもそも春日井で降りるお客も少なかった。
春日井駅でコースマップをもらい、それに従って歩きはじめる。
2回目に続く。
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