【高輪ゲートウェイ】JR東日本の新駅や新商品にはカタカナを入れたがるのか?

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JR東日本は山手線と京浜東北線の品川~田町の新駅について、駅名が決定したと公表した。この新駅は2020年の東京五輪の前に開業する予定だ。

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★得票順位130位のものを使用?なぜ1位や2位と言った上位を使わないのか?

こちらによるとJR東日本は2018年6月に駅名を一般から公募。

1位=高輪

2位=芝浦

3位=芝浜

であった。JR東日本は上位3位までしか公表していないが、「高輪ゲートウェイ」で駅名公募に意味はあったのか。130位を選ぶとは」(タビリス)によれば、4位以下もしっかり掲載されていたので、4位以下も記すと

4位=新品川、泉岳寺(得票数同じのため同じ順位)

6位=新高輪

7位=港南

8位=高輪泉岳寺

9位=JR泉岳寺

10位=品田

であった。それぞれに意味があって、山手線新駅設置地区が、高輪、泉岳寺、港南と言う3つの地名があるためこれから選ぶ形だ。正式な住所は東京都港区港南である。

つまり、①これら3つの地名のどれか1つを選ぶ、②2つ以上の地名を合体させるか(北海道新幹線の新函館北斗とか北陸新幹線の上越妙高のようなパターン)、③全く新しい地名を作る・・・のいずれかである。

★「泉岳寺」と言う駅名は既に存在する



↑しかし「泉岳寺」と言う駅名は既に都営地下鉄浅草線・京急で存在する。私鉄とJRと駅名が重複しているケースは全国的にあって、私鉄側で自社の名前を付ける(例えば名鉄名古屋、京急川崎等)ケースが多い。だが近畿圏では元々私鉄の駅しかなかった地域に後になってJRが新駅を設置した際に、逆にJR側が「JR○○」と称した「JR」と言う名前を付ける事が多い。そのパターンが第9位の「JR泉岳寺」である。なお、JR西日本以外のJR旅客会社で「JR○○」と称した駅名は今の所(2019年9月現在)存在しない。

面白いと思ったのが第10位の「品田」これは単純で「品川」と「田町」の間にある駅だからと言う事だ。それぞれから頭文字を取った形である。

★2020年開業の山手線・京浜東北線の新駅名は?

それでは、JR東日本が今回決めた新駅は何か?と言うと・・・

高輪ゲートウェイ

である。駅番号は山手線が「JY26」、京浜東北線が「JK21」である。

ええ??「高輪ゲートウェイ」??

1位~10位のどこにも「高輪ゲートウェイ」と言うものはないが??

一応得票はされており、順位は下位の130位。たったの26票しか集まっていない。

それを駅名にしてしまうJR東日本のセンスはダメなのではないか?と思う今日この頃。

得票順位下位の駅名を選ぶ事自体、上記「タビリス」の記事にもあるとおり駅名案を公募する意味自体が「ない」と言える。自民党がお得意にする「民意(国民の意見)を無視したやり方」がどうもJR東日本では横行しているらしい。「多くの皆様と一緒に考えたい」とJR東日本は”表向き”では表明しているが、実際には東大卒の5世代も昔の流行が超遅く流行っている執行役員が何人か集まって会議室で考えて、”超お固い社長”の「深沢」印が押されて社内決裁されて、公表と言うのが内部の実情か?

一応”表向き”による意味合いは下記の通り。


「この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っています。
新しい街は、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点の形成を目指しており、新駅はこの地域の歴史を受け継ぎ、今後も交流拠点としての機能を担うことになります。
新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定しました。」

そういう理屈があれば、一応は納得出来るが、JR東日本としては”旧式”の「漢字2文字だけの駅名」は嫌なようだ。

仮にこれがJR東海ならば98%くらいの確率で「漢字2文字だけの駅名」で、得票上位から選択

JR西日本ならば私鉄との差別化、私鉄との競合関係から「JR○○」と称した駅名、今回ならば「JR泉岳寺」に

なっていたに違いない!と私は思うが、みなさんはどう思うだろうか?

JR東海の場合2020年に東海道線袋井~磐田に新駅が開業。「御厨」(みくりや)と言う。由来は明治~昭和にかけて当地で存在した「御厨村」から。地名をそのまま駅名にしている。これについては、ネットからも概ね好評の意見だ。

JR西日本は2019年3月に、おおさか東線が新大阪~放出で延伸開業した。この際にも新駅が設置されたが、例えば京阪線と接続する野江駅は、京阪の同駅より多少離れており区別するために、「JR野江」と「JR」の冠をしっかりと付けている。同社も基本的には地名をそのまま駅名としている。

★最近のJR東日本の傾向をしっかり反映した結果と見る!カタカナを入れた新駅名、新商品名が多い!例えば「グランクラス」とか「上野東京ライン」とか

↑東北・北海道新幹線の「はやぶさ」。この列車名が東北新幹線で登場したのは2011年3月のダイヤ改正から。前年の12月には新青森まで開業したが、しばらくの間はE2系を使った「はやて」が最速達列車であった。

2011年3月の改正から新型車両のE5系(写真は同スペックのJR北海道H5系)が登場し、日本最速の320km/hで運転する事、特急料金を値上げするため、列車名を今回のように公募。

公募上位は「はつかり」とか「みちのく」と言った列車名になったと記憶しているが、JR東日本が選択したのは「はやぶさ」。理由は鳥の中では最も速い速度で飛べることと実際の列車も同じである事である。

しかし、この「はやぶさ」と言う名前。今や東北・北海道新幹線の列車と言うイメージが定着したが、2009年までは半世紀以上にわたって東京~九州を結ぶブルートレイン(寝台特急)から実質的には”パクッた”もの。商標も当時JR九州が持っていたので、同社からJR東日本に譲ってもらった経緯もある。

すなわち、単に得票上位のものを自動的に選ぶのではなくて、時期新商品(今回の場合は新駅名)のイメージに合ったピッタリな名前を当てはめるやり方が今のJR東日本である。

↑常磐線列車は品川~東京~上野も通るようになった。正式には東海道線と東北線(宇都宮線)になるが、この間には愛称を与えることにした。それが「上野東京ライン」。”ライン”である。少なくても”LINE”でも”線”でもない。日本語にすれば「上野東京線」で良い所を、わざわざ”線”の部分だけをカタカナ交じりにしている。カタカナにする必要があるのか?と思う今日この頃であるが・・・

JR東日本にとっては、「カタカナ」とか「外来語」を商品名にしたいのが基本的な方針である。

そのため、今回も単に「高輪駅」だけでは物足りないので、高輪地区の将来的な構想や街づくりをサキドリして、「高輪ゲートウェイ」にしたのではないか?!と私は見ている。この辺も人によって意見や考えは違うので、コメントされたい。

東北・北海道新幹線では最上位の車両を連結。ヒコーキならば「ファーストクラス」に相当する。これをJR東日本は「ファーストクラス」とも「1等車」とも称していない。

「グランクラス」である。これはそもそも存在しない言葉。やはり目的とする事を複数組み合わせた造語。

言葉がなければ、”新語流行語”的に自ら開発して、世間的なブームメントを鉄道会社が作ってしまう!さすが”天下のJR東日本”!と感心。

★まとめ

まとめると、時期新商品(今回の場合は駅名、その他列車名やサービスも含む)の将来的な目的を考えた上で、それに合致した名前を付けるのが今のJR東日本のやり方。少なくてもJR東海はこのような事は死んでもやらない。”旧式”でこの方が「万人受けする」と私は思う。

今のご時世から言うと、カタカナ語、外来語が世間的に当たり前のように使っており、駅名がそうなってもおかしくない。「山手線だから漢字2文字だけの駅名でないとダメ」と言う考えは、もはや通用しないのかもしれない。


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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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