【そんなバカな事があるか!】「北海道フリーパス」JR東海では販売していない!本当か?

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★「北海道フリーパスは、JR東海で販売していない」と言われた!本当か??


2018年9月にJR北海道各線を乗り歩くため、早い時期に必要なきっぷを購入する事にした。利用するきっぷの商品名は「北海道フリーパス」(7日間有効、26,230円、JR北海道在来線全線全列車乗り放題、全国のJRみどりの窓口で販売・・・のはず)。

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JR東海の直営駅である静岡駅。有人窓口で・・・

私:「9月16日から使用出来る”北海道フリーパス”が欲しいのですが・・・」


窓口氏:マルス端末(JRのきっぷを発行する機械)を操作↓何ページが閲覧↓
見つからない(マルスの標準的な場所に”北海道フリーパス”が収録されていないらしい)


「少しお時間いただいて良いですか?」→別室へ→約2分して戻る

「”北海道フリーパス”はJR東海では販売していません。北海道で買ってください」


私:「えっ?!東海さんじゃぁ売っていないの??わかりました」


・・・一応は、引き下がった私。

ここで「売っていないと言う事はありえない!絶対にマルスに入っている!頑張って探してくれ!」

と押し問答しても意味がないので、ここでは素直に言われたとおりにしたが、

どうも納得出来ない。それにはちゃんとした根拠があった!

↑写真は、2016年に使用した「北海道フリーパス」である。これを見ると、明確にJR東海で購入(発売)した事があからさまにわかるのだ。

赤い丸=「3」→JR東海で購入(発売)したと言う意味

緑の丸=商品番号

ムラサキの丸=商品名(北海道フリーパス)

※ワードプレスではムラサキが表現出来ないため、青とする。

赤い丸の部分。これはどこの旅客鉄道会社で購入(発売)したか?示す。

1=JR北海道

2=JR東日本

3=JR東海

4=JR西日本

5=JR四国

6=JR九州


具体的な駅名やマルス端末の番号は左下に書いてあり、これは誰が見てもわかるようになっている。

緑の丸の部分。「商品番号」(品番)である。

変な話、具体的な商品名は不明でも、「商品番号」をマルスに打ち込めば、企画きっぷが購入(発売)出来ると言うわけだ。2016年にJR東海の駅で購入した際に、最初窓口氏が「北海道フリーパス」の発券方法がわからず、”ぶ厚いマニュアル”を書棚から出して、そこに記されていた「商品番号」をマルスに入力すると、あっさり発券出来た。

なお、今回静岡駅で”ぶ厚いマニュアル”を書棚から出して確認する事はなかった。

ムラサキの丸は言うまでもなく、「商品名」。

これは説明する必要がなかろう。なお、きっぷの面積の関係で詳しい使用方法等については、別紙になる事がほとんどだ。

★「北海道フリーパス」はマルス端末の操作がそんなに難しいのか??

最初に断わっておくと、JR東海管内ではそもそも「北海道フリーパス」自体オーダーが少ない(売れない)。それは百も承知なのであるが、JR北海道、JR東日本の両社とWikipediaの「北海道フリーパス」のページを見てみると、発売箇所は「全国のJRの主な駅の窓口」となっている。


「北海道フリーパス/お得なきっぷ詳細情報」(JR東海ホームページ)

Yahoo!検索で「北海道フリーパス 発売箇所」と入力すると、検索結果第4位の所にJR東海のホームページが出て来た。

すなわち、ホームページに商品情報を出しており、「販売終了」とか「販売していない」等の旨も記されていなかったので、JR東海が販売していないと言う事はありえないのだ。必ず販売している!のだ。

もし仮に本当に「北海道フリーパス」を販売していないのであれば、JR東海に「事実と違う。ホームページから”北海道フリーパス”の項目を削除せよ」と苦情を出すべきで、消費者庁辺りに苦情を出しても良い。


私が思うには、「マルス端末の操作はそんなに大変なのか?」と言う事。

経路が複雑になるような乗車券(例えば、やたらと経路が長い・複数ある、私鉄が絡む経路等)、特殊な車両位置の指定席券(例えば、御殿場線~小田急直通の”ふじさん”、373系で運行する連結部ボックス席、JR九州の”あそぼーい”の”白いくろちゃんシート”等)を求めているわけではない。

「北海道フリーパス」の場合は、単に「商品名」さえ見つける事が出来れば、購入(発売)可能なのである。

これは余談だが、前述の「ふじさん」は座席管理権が小田急にあるので小田急にいちいち問い合わせが必要、JR側では発売制限がある事、373系のボックス席は通常の指定席のボタン(口座)にはなくて別の所に収録(どこかは失念)されている事、「白いくろちゃんシート」は発券が難しい事で有名(詳細は不明)である。

もう少し細かく言うと(ここが重要!)、マルス端末のトップ画面に「企画券」とか「特企券」(特別企画券の略)から入って行き、「北海道フリーパス」を探す事になるが、全国のJRで販売しているので、この中に収録されていない場合は「商品番号」を入力して検索すれば、出て来るはずだ。

また(これも重要!)、窓口氏の”技量”や”知識”の量が左右されるのは言うまでもない。知っている窓口氏ならば、あまりオーダーが少ないきっぷもあっさり発券出来るが、JR東海のようにお客の8~9割が東海道新幹線や一般的な乗車券・定期券関連のきっぷで、「北海道フリーパス」のような”マニアックなきっぷ”は、それを出すための”マルス端末の操作方法自体わからない”のだ。知っている窓口氏、そうでない窓口氏、それは購入に来た時の運次第である。

そうでない窓口氏の場合は、経験上、今回のように「販売していない」等の適当な言い訳(つまり、ウソ)を言われて、販売してもらえない事が多々ある。

★では、「北海道フリーパス」をどこで買えば良いのか?


と言う事になる。結論から言えば、静岡駅の窓口氏の意見に従い、北海道に着いたら買えば良い事になる。

だが、JR北海道、JR東日本の指定席自動券売機(MV)では、当たり前のように「おトクなきっぷ」と言う口座の中に、「北海道フリーパス」は収録されている。

6回分の指定席券についてはMVでは出来ないため、そこについてはみどりの窓口でやってもらう事になる。

なお、JR東海のMV(在来線のきっぷはほとんど売っていないが)には「北海道フリーパス」は収録されていない。


JR西日本、JR四国の各社ではMVに収録されているか?不明。JR九州は収録されていない(実際に小倉駅のMVを操作した事があるが、ほとんどが自社の企画券)。MVに収録されていない場合は、みどりの窓口で買うしかない。だが、それでもオーダーは少ないだろうから、発券に手間取る可能性があったり、発券方法がわからないので今回みたいに「販売していない」等のウソの事を言われる事はあるだろう。

ならば、同じJR東海でも直営駅ではなくて、業務委託駅に行けば良いと言う事になる。JR東海の場合、「東海交通事業」(TKJ)と言う会社が親会社から受託されて駅の運営を実施。むしろ、直営駅よりも業務委託駅の方が多く、みどりの窓口(JR東海の場合は「JR全線きっぷうりば」と称するが)もあるし、クレジットカード払いも可能だ。

★JR東海の業務委託駅で「北海道フリーパス」を求めると?・・・

(その時の状況)
・・・と言うわけで向かったのは西焼津駅。私の中では、過去にも直営駅では発券が難しいとされる”マニアックなきっぷ”を多数あっさり発券出来ている”実績十分”の駅である。なお、静岡地区でTKJが受託する駅は多く、静岡周辺で限れば、静岡駅の在来線改札業務の一部、興津、東静岡、安倍川、用宗、西焼津、六合である。

私:「”北海道フリーパス”って買えますか?商品番号が212-10なんですけど・・・」

窓口氏:「”北海道フリーパス”?」→すぐに書棚へ

取り出したのは、「旅客営業規準書 平成30年4月1日発行 特別企画乗車券編」と言う”ぶ厚いマニュアル”。

”ぶ厚いマニュアル”を開き、すぐに「北海道フリーパス」の場所を見つけた→内容を少し読み込むと・・・

窓口氏:「発券出来ますよ」

これで、やっと買えた!やはりJR東海でも「北海道フリーパス」は販売している!のだ。

↑これが購入出来た「北海道フリーパス」。本券とは別に指定席も数列車予約したが、普段発券する事が少ないきっぷのため、0円の指定席発券は”ぶ厚いマニュアル”をじっくり読みながら慎重な発券となった。それでもスムーズに「北海道フリーパス」を購入する事が出来た。

★「北海道フリーパス」の分配割合は?JR北海道には何円入るのか?

JR他社で販売したきっぷについては、自社の売り上げにならず、むしろ販売した他社に「販売手数料」(概ね額面の5%と言われているが)を払う事になっている。普通に考えれば、JR東日本で買った「北海道フリーパス」は全額JR東日本の収入で、JR北海道には1円も収入が入らないどころか、上記「販売手数料」をJR東日本に払う事になる。


・・・↑これは、一般的な乗車券、特急券の場合であるが、JR北海道だけ使える特別企画乗車券については、26,230円と言う金額のうち、何円がJR北海道の収入になるのだろうか?


「青春18きっぷ」のようにJR旅客全社で使えるきっぷは、ある一定の法則(一般には非公表のため詳細は不明なので憶測になる)で、各社ごと分配する事になっている。

私の予想であるが、ほとんどがJR北海道の収入になる・・・と見ている。

なぜならば、JR北海道以外の他社では使えないきっぷ。他社としては「代わりに販売しているだけ」なので、他社は額面に対して数%の手数料をもらうだけで良くて、残りの90%以上の金額がJR北海道の収入にならないと、そもそもJR旅客全社で販売するメリットがないのだ。わかる人は少ないと思うが、ご存じであれば教えてほしい。

★まとめ

「北海道フリーパス」が発券出来る・出来ないは、駅の規模、窓口氏個人の”技量や知識”によって左右されるのかもしれない。

大きな駅(今回の場合直営駅)では、常に行列が出来るほどお客が多い等あるので、こういう”マニアックなきっぷ”とか”面倒くさいオーダー”は全部聴こうとはしない。対応を見ればわかるが、”ぶ厚いマニュアル”どころか、時刻表すら開かなかった。

小さな駅(今回の場合業務委託駅)は、お客が少なく、少しでも収入に直結させたい事、窓口氏1人で「北海道フリーパス」よりも難しいきっぷのオーダーをするお客もいて、同僚に質問できる状況でもなかったりするので、結果として”技量や知識”が高いと言える。

これは、静岡がとか、JR東海がとか、ではなくて全国的に言えるのではないか?

最後に、みなさんのご意見・ご感想をお聞きしたい。必ず全てのコメントにお答えするわけではないが、特にJR東海、西日本、四国、九州の各社で最近(2018年)「北海道フリーパス」を購入された人がいれば、この時どんな感じで窓口氏が対応したのか?マルス端末の操作がスムーズだったのか?教えてほしいと思う。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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