【函館本線近文、伊納】北海道の維持困難線区を見る⑭

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【訪問日】2018年9月18日(火)

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【場所】函館線近文駅(A27)、伊納駅(A26)

【備考】クルマ移動

★今にも崩れそうな跨線橋とホーム待合室の近文

旭川市内でレンタカーを借りて駅訪問を行う事にした。

函館線のダイヤを見ていると、特急は1時間に1~2本運転があるが、普通列車になると数時間に1本と極端に少ない。特急が停車しない旭川からそう遠くない近文駅と伊納駅を見ておきたかったので、最初はこの2つ駅へ。

↑旭川市中心部を走り住宅街に入ると近文駅。場所的にはわかりにくく、幹線道路はどこに?と思ってしまうほどの所。駅舎付近こそは舗装されているが、少し離れるとオフロードの敷地。

↑駅舎内部は新旭川と似たような構造。違いとしては自動券売機があった事。よくありがちな食券用の券売機と似たような機種だろうか?

↑ホームはカーブしている島式。保線用の側線が数線あるが一部は最近使用された気配がない。草が生い茂った線路も。JR北海道は不要な設備の使用停止を積極的に進めており、国鉄時代の産物である北海道特有の広ーい駅構内も今や単行や2両のワンマン列車が主体なので、無駄な設備と言うしかない。

ホームの待合室は縦書きで「ちかぶみ」と書かれた駅名表がこれでもか!と言うくらいある。北海道の特徴であるが、遠くから見ていても待合室が相当老朽化しており、「今にも崩れるのでは・・・」と率直に思う。

↑駅舎からホームには跨線橋で連絡。しかし足元や手すりは錆びている。歩くのが怖いくらいだ。階段も傾斜が急なので特に降りる時は慎重に歩かないと転ぶ可能性があり、やはり怖い。まだ9月なので雪はないが、雪が降ると除雪はされているのだろうが雪が降り続く天気だと除雪が追い付かないだろうから新雪状態となる。この際に近文駅の跨線橋を歩ける自信が私にはない。

↑これがホームの待合室の様子。完全な木造。ビックリするくらい古い待合室だ。”味わい”は確かにあるが、それよりも前述のように「今にも崩れそう・・・」で怖いのは、待合室の中に入って一層強まった。JR北海道も新しく更新したいのであろうが、近文駅の利用状況を考えれば「そんなカネはない!」が本音だろうか?

↑クルマに戻ろうとすると、稚内行きの特急「宗谷」が通過。近文駅に停車する特急は1本もない。当分の間停車する列車が来ないので、駅に来る人は誰も居ない。

★車掌車転用の駅舎があったが蜂の巣があって長く居る事が出来ない!謎の廃線跡もあったが?

近文からは国道12号経由で伊納へ。国道からは離れた所にあり、近文同様に「わかりにくい場所にある駅」である。満足に建物もない”ちょっとした秘境”に入りかけた所にようやく駅があった。

↑函館線でもナント!車掌車を転用した駅舎があった。逆に言うと元々から駅の規模は小さいと言う事を示す。

↑車掌車転用の駅舎の中。留萌線の礼受もそうだったが、なぜか「蜂の巣」がある事が多い。ハチにとっては住みつきやすい環境なのか?そんなに長く居れる環境ではないので、簡単に撮影だけして外に出る。

↑駅の入口は、これも錆びた階段。ホームそのものは盛土の上にある。

↑ホームの構造はコンクリートで出来た”立派な板切れ”。頑丈な作りとは思えない。線形は直線的で、函館線内では最も速度が出る駅なのであろう。特急は当分の来ないので、来ないうちに駅を後にしておく。

↑撮影したホームは札幌方面行き。旭川方面行きホームは跨線橋を渡った反対側になるが、微妙に離れている。

↑よくわからなかったのが、現在のホームの下(接続道路付近)には廃線跡が残っていた事。元々これが本線で、線形変更等により役目を終えて放置したままなのか?

今使われているのかよくわからないが、レールの錆具合からすると最近使った気配はない。JR北海道が業務目的で使うような事もなさそうに見えるが、何のために使われていた線路か?よくわからないまま次の目的地へ向かった。

15回目に続く。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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