【4661D愛し野から乗車/秘境駅が女満別空港最寄駅?】北海道の維持困難線区を見る⑪

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【訪問日】2018年9月17日(月)

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【列車番号】4661D(普通ワンマン網走行き)

【時刻】愛し野(A62)13:51→西女満別(A66)14:24

【車両】キハ54-517+キハ40-1791

★非常用ドアコックを操作してお客を乗せる?!

↑石北線の普通列車ではキハ54とキハ40の併結になる列車が多い事に気づく。逆にキハ54で2両以上は見かけず(朝や夜間はあるかもしれないが)、キハ40で2両以上もそれなりにある。車両中心に昔ながらのサボがあるのも北海道特有だ。

↑車内はこんな感じ。キハ54-517は釧路の車両で釧網線経由で石北線運用に就いているが、この日は北海道胆振東部地震の影響で一部区間で運休中。この車両は地震前(2018年9月5日以前)に石北線に入って”取り残された車両”と言う事になる。お客の主体はやはり高校生。一部同業者(鉄道ファン)が居て、車窓動画を撮影。Youtubeに投稿するのだろうか?

↑端野駅(A63)。まとまった下車があった。

↑端野~緋牛内(A64)。北海道らしい景色が広がる。「北海道に来たんだな…」と思ってしまう。

↑緋牛内駅。読めそうで読めない駅。メモには「ひうしない(A64)→読めない」とあった。

↑美幌駅(A65)。予想通りの大量下車。高校生がざっと20~30人が下車して、かなりの座席が空いた。北見の都市圏は美幌までと考えて良く、女満別(A67)や網走(A69)だと「違う地域」となってしまうらしい。4661Dはホームギリギリの所で停車しお客を乗り降りさせる。無人駅のためドアは前の1ヶ所しか開かない。

美幌を発車・・・・・・と思いきや、「待って―!」の声がホームから聴こえてきた。4661Dにギリギリ間に合わなかったお客がホームにやってきた。駆け込み乗車と言えば駆け込み乗車であるが、石北線はそんなに本数が多くないので、1本乗り過ごすと数時間待ちも珍しくない。時刻表を開くと次発は15:33発の4663Dまで約1時間15分待ちとなる。

しかし、列車の先頭部分、正確に言うとキハ54の前半分はホームから出ていた。JR北海道のルールでは前車両の前ドアのみから乗り降りさせるので、本州でよくある前車両の後ろドアから自動でドアを開ける事が構造的に出来ない。そのためまだホームにかかっていたキハ54の後ろドアのドアコックを操作して手動でドアを開けてお客を乗せた。例外的な取り扱いではあるが、非常時(事故等)を除きこれをやる事は珍しい。

↑美幌~西女満別(A66)。これも北海道らしい景色が続く。

★実は空港連絡駅の西女満別(A66)。見た限り秘境駅だが、本当に空港が近いのか?

【場所】西女満別駅から近くの空港へ移動

↑西女満別駅は鉄道林?に囲まれた人気(ひとけ)を感じない駅。下車したのは私だけ。駅から近くの公道まではオフロード。秘境感タップリの感じもするが、実はトンデモナイ事実がある!

ナント!西女満別駅は空港最寄駅なのだ。

少なくてもJR北海道は公式にはそれを認めていないし、路線図にも✈のマークもない。

↑西女満別駅の出口にあった地図。ナント!女満別空港に近いのだ。距離にして1,6キロ。直接の空港駅は石北線にはないが、西女満別駅からは徒歩連絡で女満別空港に行けるのだ。

↑GoogleMapsで検索すると、約22分で女満別空港に着ける。つまり空港の裏が西女満別駅なのだ。実際には遠回り(地図画面左上のグレーの点線経由)して行ったので約40分程度かかった。

↑まさに北海道らしい景色に、気持ち良い気候(寒くもなく暑くもないよう陽気)に癒された。勝手に”さわやかウォーキング北海道版”とも言っておく。

★女満別空港から網走駅行き空港連絡バスの仕組みがよくわからない??結局何時何分発か?肝心な時刻が明確でない!

↑女満別空港に到着。本来ならば、展望デッキに出てヒコーキをバンバン撮りたい所であるが・・・・・・工事中のため入れず!展望デッキ以外にヒコーキが見られる場所がなくて、ヒコーキを見る事自体諦めるしかなかった。

そのため暇になったので、空港内にあったセブンーイレブンでコーヒーを買ってゆっくりと飲み干す。

↑「Yahoo!乗換案内」と称するスマホアプリで、網走駅までのバスの時刻を検索。15:30発にバスがあるはずだ。しかし、このスクリーンショットをした時刻は15:31で・・・

↑バス停に行くが、バスが来る気配がない。バス停もここからでのりばを間違えているわけでもない。「始まりました!バスが来ないシリーズ!」

↑網走バスのホームページで確認すると、赤い字の所の意味がよくわからない。要するに所定のダイヤは決まっておらず、ヒコーキの到着から10~15分後に発車する”不確定ダイヤ”・・・と解釈した。そのため、「何時何分に発車するか」全くわからないのだ。非常にわかりにくい仕組みで、いつになったら網走行きバスが来るか?不安になると同時に、イライラしてきた。

↑ヒコーキがいつ到着するか?わからず、「フライトレーダー24」を開く。このホームページは全世界のヒコーキがリアルタイムでどこを飛んでいるかすぐにわかるもの。正確な離陸時刻、飛行高度、速度、現在位置、ヒコーキの機種や機体番号、着陸時刻までわかる。これによると、名古屋(中部)からの全日空327便は女満別に15:42に着陸。これが到着便で、これに接続する形で網走駅行きのバスも発車するようだ。

↑やっと網走バスの網走駅行きバスが着く。空港内の券売機で乗車券(910円)購入済みのためそのまま乗車。自由席である。到着客が全員乗った事を確認し16:02に発車。一応乗換アプリでは15:30の次は16:05発となっていたので、早発である。かなりアバウトでわかりにくい。

バスは実質的に網走駅までの一般路線バス扱いで、大空町(おおぞらちょうと言う自治体)のキレイな作りをした中心部を通って国道39号を進む。網走~札幌は高速バスが9往復/日あって、JRよりも本数が多い。呼人駅(A68)や網走湖湖畔、「絶対に脱獄できない」事で有名な網走刑務所の前を通って、網走駅に着いたら16:30。札幌行きの特急「オホーツク4号」になんとか間に合った。

12回目に続く。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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