【機内編なぜ飛ぶ?JAL503便羽田→新千歳/OneWorld特別塗装機/ヒコーキからの車窓を】日本航空の普通席試す②

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【送り込み編・静岡→横浜→羽田/JR東海バスオートマ車エアロエース/京急完乗】北海道の維持困難線区を見る①

【空港編JAL503便羽田→新千歳/OneWorld特別塗装機/どうやってヒコーキに乗る?】日本航空の普通席を試す①



★なぜヒコーキは飛ぶのか?

【搭乗日】2018年9月16日(日)

【便名】JAL(日本航空)503便の札幌新千歳行き

【時刻】東京羽田(HND)7:30→札幌新千歳(CTS)9:00

【機材】ボーイング777-346形(ボーイング777-300形機)のJA752J

【座席】普通席進行方向右の窓側53K

【備考】JA752J機はOneWorld特別塗装機

↑こんなにも大きな物体がなぜ空を飛ぶ事が出来るのか? これが疑問で疑問で仕方ない。

私が知っている理屈としては以下の通り。
「離陸時に巨大なジェットエンジンを起動。その際に大きな力を得る。滑走路に移動。離陸するときには一気に250~300km/hまでスピードを出して、”揚力”を得ると浮き上がる事が出来る」

”揚力”と言うのがどうもピン!と来ない。250~300km/hであれば、新幹線も出す事が出来るスピードで、やろうと思えば新幹線も飛べるのか?!

こんな疑問もある。 「なぜ上空では800~900km/h(またはそれ以上の速度)出せるのか?」

これについての答えはこうだ。 「35000フィート(約上空1万メートル)付近では重力が少ないため、小さい力でも速いスピードになりやすい。ヒコーキが800~900km/hの時は地上では250~300km/hに相当する」

と言う事だ。やはりピン!と来ない。なぜヒコーキが飛べるのか不思議で不思議で仕方がない。 ヒコーキは、線路も道路もない上空を決まった経路で飛んで行くが、どうやって目的地まで進む事が出来るのか?

今やヒコーキは「オートパイロット」が当たり前なので、経路や緯度等を事前に入力すれば、離陸こそは人間による操作が必要だが、水平飛行から着陸までは完全に自動でヒコーキを飛ばす事も可能で、多くの旅客機がそうしているようだ。ただ実際には着陸時はオートパイロットを切って(手動にして)操作するとの事。これは乗り心地やその時の空港の状況に応じた細かな操作が必要なためか?

★長い誘導路を通って離陸。上空は美しい青空。座席は思ったよりも広いが座面が固めなので長時間の着席には向かない

・・・こんな素朴な疑問を思いながらもメモをしていると、7:00を過ぎた。JAL503便の搭乗開始は7:10から。待合室を見てみると、空席がかなり目立つ。明らかにお客は少ない。これは偶然なのか? 私としては9月の3連休の中日で、それなりに東京から札幌へのお客も居そうな時間帯なのにそんなに集まらないのは、地震の影響で直前でキャンセルした人が多いのでは?と見えた。

↑搭乗口では7:10になって搭乗開始。まずは体の不自由なお客から。続いて”お得意様”。そして普通席の後ろ側のお客、同前側のお客やクラスJ・・・となる。 今回は後ろ側の座席であったため、”お得意様”の後に搭乗口を通る事が出来た。鉄道の自動改札と同じで、QRコードを読み取ると通過する事が可能だ。

↑普通席の座席。黒い革製でマクラ部分が赤くなっている。マクラは可動式ではないため、これは単にマクラカバーに過ぎない。

写真を見る限りでは、窓側が2列、中央が4列で、横1列だと合計8人着席可能だ。1部区画では窓側3列と言う所もあった。

ボーイング777形機は大型機であるため、縦10列分程度の間隔で簡易な仕切りがある。仕切りより手前であれば前の様子を見る事が出来るが、仕切りより奥にある隣区画の普通席、その先のクラスJやファーストクラスになれば、見る事が出来ない。

座席は肩幅が広い。座面は固い。長時間座るのには適さないとも思った。前席との間隔は狭いと感じないほどのちょうど良い長さ。

国内線なので搭乗していてもせいぜい1~2時間ならば「こんなもので十分か」程度のスペースだ。 これが10数時間も飛ぶ国際線だとかなりしんどいようにも感じたが、国際線用機材のエコノミー(普通席)の座席のスペースは国内線機材とそんなに変わらないのだろうか? 快適性も機材や航空会社によってバラバラだと思うが、どうなのであろうか?と思った。

なぜか座席にはイヤホンが置いてあった。座席にテレビ画面が内蔵されているわけではない。肘掛けに音量ボタンもあったが、これは音楽でも聴けるのか?

↑「安全のしおり」にも簡単に目を通しておく。JALの場合、非常時の説明についてはこれだけで、近くの天井にテレビ画面があったが何も映っていなかった。本来は離陸前に非常時の説明動画が流れるはずだが?

↑離陸前に窓の外を見ると、JALの他のヒコーキが何機も止まっている。コンテナ室に搭載する荷物も多数見られる。 7:30にドアが閉まった。ヒコーキはドアが閉まる=発車とみなされるので、定刻である。

私の隣の席は空き。窓に面していない中央の座席についてはほとんどが空いていた。なんとか窓側が埋まる程度の客数しかいない。 ヒコーキでは、これくらいの利用状況だと「少ない」と判断するのが一般的。前の方の座席がどれくらい埋まっていたか?不明であるが、私が見える範囲に限って言ってしまえば4~5割程度の座席しか埋まっていない。

7:34に後退開始。ヒコーキは自力で後退(バック)する事が出来ない。誘導者に引っ張られる形で誘導へ押し出される。そこから先は自力で前に進む事が出来る。細かな指示は管制塔からによる。

とにかく滑走路まで長い。誘導路を通る間にもいろんなヒコーキを見る事が出来た。大きな格納庫=車庫もあったが、ここで検査を受けているのであろうか? そもそもどこにヒコーキの車庫があるのか?わからない。クルマで言う車検もヒコーキにはあるはずだが、それを受ける工場はどこにあるのか?どれくらいの周期で?等々疑問だらけである。

↑離陸直後から上空に入るまでの様子。猛スピードで滑走路を進んで離陸。この時に”揚力”を得られるようだ。その後は右旋回で高度を稼いでゆく。私が乗った便では左旋回で高度を稼ぐ事はなかったが、左旋回もあるのだろうか?

雲の中に入ると何も見えない。雲の中で気流が悪い事もあってその際は横揺れが発生する。むしろ雲の中に入って揺れが全くない事はありえないとも思ったほどだ。

↑水平飛行になって、シートベルト着用サインが消えた。だがそれでも急に揺れる事があるので飛行中はずっと着用していた方が安全だ。

↑機内サービスは普通席のお客であっても受ける事が出来る。基本的には飲み物だけである。ホットコーヒーをいただく。 これがLCC(格安航空会社)機内サービスは全て有料。新幹線でも同じ事。私としてはこれが慣れているので、無料でもらえる事の方が抵抗感ある。

↑機内Wi-Fiを見ていると、飛行位置を確認する事が出来る。ネットをやるには要会員登録のようで(具体的には不明)、面倒なので特にやらない。残り54分とも表示されているが、これは新千歳までの飛行時間の事か? 時刻表では羽田→新千歳は90分になっているが、実際に飛行しているのは70分程度で、残りの20分は搭乗口から滑走路までの移動時間やその他待ち時間である。

8:14頃に機長から放送が入り、「山形市の上空11000メートルを飛行しており、新千歳には8:55頃着陸予定、天気は曇りで気温は21度、上空の風により多少の横揺れがあるかもしれないが安全上は問題なし」と案内される。

↑トイレに行っていたときに見つけたのがドアの操作レバー。右側のオートマチックと言うのはドアにカギがかかっている状況。左側のマニュアルに操作すればドアはカギがかかっていない事になる。上空でドアを開ける事は風圧の関係で出来ないだろう。

↑ギャレー。車内販売準備室である。機内サービスの飲み物や食事、その他細かい道具はここに内蔵されている。狭いスペースを効率的に使えるように工夫されている。

↑8:38に着陸態勢に入った。北海道の陸地も見えてきた。上空5000メートル前後から雲が急に増えてくる。10000メートルにもなれば雲の影響は受けにくい。これも初めて知った事だ。

↑地震で土砂崩れが起きた山がヒコーキからはハッキリと見る事が出来る。後で場所のデータを見てみると、やはり厚真町であった。見るだけで被害が激しい事がわかる。

↑厚い雲の中に入る。この時にヒコーキは揺れやすい。

↑厚い雲中を抜けると千歳市内の様子がハッキリと見えてきた。

↑あっさりと着陸。8:55であった。新千歳空港も規模は大きい。誘導路を移動する距離が長く、10番搭乗口に着いたのは9:02である。そこから諸準備があってドアが開いたのは9:05であった。 折り返しは10:00発の羽田行きのJAL504便であったが、ルフトハンザドイツ航空等の海外の会社が数社加わったコードシェア(共同運航便)であった。国内線にも海外の会社のヒコーキが飛ぶとはビックリだ。

この先は千歳線の快速エアポートに乗る。続く。

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KH8000

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